自転車の予備ホイールの保管、どうしてる?

オフシーズンになったり、換えを持っているなどで、使わないホイールをどのように保管してますか?
都会などでは、自転車本体の置き方でも悩んでしまいますよね。

今回は、ホイールの収納の仕方や注意点にスポットをあてて、お話をしていきましょう。

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自転車の予備ホイールの保管方法①

『はがせる粘着フックとクロスフックを使う方法』

ホイールの数が1~2個と少数であれば、一番手軽にできる方法でしょう。
きれいにはがせる粘着フックを壁に貼って、そこにクロスフックを掛けて、ホイールを吊り下げるだけです。

ね?簡単でしょう。
後述するS字フックの保管方法もそうですが、ホイールと直接触れるフック部分には、何か保護できる布などを巻きましょう。

そのまま接触すると、ホイールに傷が入りやすくなります。
包帯のような、優しい素材が良いですね。

《メリット》
取り付け作業も簡単で価格も安くあがります。
だいたい600円前後で済みます。
貼るだけなので壁に穴を開けずに、かつキレイに剥がせるので跡も残りません。

《デメリット》
粘着タイプなので、いつかは限界が来て、ある日突然落ちてしまうことです。

自転車の予備ホイールの保管②

『突っ張り棒(横)を使う方法』

この方法は、ホイールを多く掛けられる方法では安く済みますが、実は多く掛けられるだけで、あまりおすすめはできません。

壁と壁間を突っ張る横タイプの突っ張り棒を、使ったことがある人なら想像できるでしょうが、いつか必ず落下します。

洗濯物を干す場合には便利な突っ張り棒ですが、これにホイールを掛けていて、落下となると、ほぼ間違いなくホイールにダメージがいきます。

しかも、大量に吊るすほど落下率は上がるので、あまり良い手段とは思えません。
たまに見かけたりするので、「一応」ご紹介しました。

自転車の予備ホイールの保管③

『メッシュパーテーションを使う方法』

ここでご紹介する方法は、本当におすすめします。
その理由は横ではなく、床と天井に突っ張るタイプの突っ張り棒の構造だからです。

同じ突っ張り棒でも、縦方向と横方向は、まるで別物だと思っていただいても良いでしょう。

本当に別物です。

横タイプの突っ張り棒は、吊るした物の重みで徐々に緩くなっていき、重みも下に掛かるので、いつか落下してしまう可能性があります。

ですが縦は重みが下、つまり床へ逃げるので、たわむことがなく、緩みにくいのです。
縦の突っ張り棒は僕も使っていますが、今まで倒れたことは一度もありません。

また、いきなり倒れるのではなく、倒れる前に傾くという予兆があるので、仮に傾いてきたらホイールを逃がすことができます。
これは助かります。

そして逃がし終わってから、傾きを直せば再度、長い間倒れることなく使えるのです。

縦タイプの突っ張り棒をまだ使われてない人は、一度お試しされると良いでしょう。
本当に倒れません。

メッシュパーテーションは2本の縦突っ張り柱にネットを設置して、ここにS字フックを引っ掛けて、そこにホイールを吊るすだけで出来上がりです。

自転車の予備ホイールの保管④

『ベランダ用突っ張り物干し竿受けを使う方法』

この方法は、縦タイプの突っ張り柱を使ったものに変わりはありませんが、メッシュパーテーションではなく、突っ張り柱に物干し竿が掛けれるようになっています。

そして、そこにS字フックを引っ掛けて、ホイールを吊るせるようにします。

ベランダ用の突っ張り柱なので、説明書には「室内では使用しないでください」的なことが書いてましたが使っても問題ないですね。

数年以上経っても十分に対応でき、全く問題ないですし、倒れませんのでオススメです。
また、保管できるホイールの数は、この方法が一番多く保管できるでしょう。

ただ、天井の強度が弱いと、天井を突き抜けてしまうかもしれません。

自転車の予備ホイールの保管中の注意①

お次は、保管中のホイールの状態についてです。

週末ライダーの人や、オフシーズンでロードバイクを長い間乗らない期間が発生する場合、タイヤの空気圧はどのようにしておくのが正しいのかご存知でしょうか。

空気を抜く?それとも、空気を入れっぱなしにする?
どっちでしょうか?
結論は「空気を入れっぱなしにする」が正解です。

空気を抜くのは、間違いなんです。
まれに「空気を抜いて保管したほうが良い」というのを見かけますが、それは間違いなんです。

特に、内部のチューブに空気を入れるクリンチャータイプのタイヤは、空気を抜いての保管はやめましょう。

このルールはロードバイクに限らず、特にチューブに空気を入れるタイプの(クロスバイク・マウンテンバイク・ママチャリ含む)全ての自転車に共通しています。

では、なぜ、タイヤの空気を抜かない方が良いのかということを、以下の2つ理由で説明していきましょう。

自転車の予備ホイールの保管中の注意②

特にクリンチャータイプのタイヤに言えることですが、タイヤの空気を抜くということは、内部のチューブがしぼんだ状態になるということです。

チューブがしぼんだ、この状態で長時間放置しておくと、ゴムの繊維が委縮した状態で、保管されることになってしまいます。

さぁ、その状態で、いざライドする際に空気を一気に入れると、どうなるでしょうか?
この委縮した状態から一気に膨張しようとすると、そのタイミングでゴムにひび割れや、亀裂が生じやすくなってしまうのです。

変な例えかもしれませんが、人体に置き換えてみましょう。
ヒザにできた傷のかさぶたを想像してみてください。

治りかけのかさぶたに対して膨張させる力、つまり急に横に引っ張ったり膝を曲げたりすると、かさぶたがパックリ割れたりした経験はありませんか?

空気を抜いて保管すると、このかさぶたのパックリ現象と似たような状態が発生してしまうのです。
空気を入れる際に無理な力が加わらないよう、チューブ内の空気は入れたままにというのを、忘れないでくださいね。

自転車の予備ホイールの保管中の注意③

さらに空気を抜いた状態での保管ですと、内部のチューブも表面のタイヤも「ヘニャ」となり、つぶれた状態となっています。

クリンチャータイヤは空気を入れることで、リムとタイヤを密着させ、チューブを内部に留まらせ、固定させる仕組みになっています。

この空気が抜けている状態だと、うまくタイヤ内にチューブが固定できず、タイヤとリムの間にチューブが挟まる現象が発生してしまいます。

さらに、この空気が抜けた状態かつ、タイヤが地面に接した状態保管していると、リムとタイヤに挟まれ、チューブが傷つきやすくなります。

その結果、リム打ちパンクが発生しやくなってしまうのです。

通常のリム打ちパンクとは、空気圧の低い状態のタイヤで走行して、段差などに引っかかることにより、タイヤとリムの間にチューブが挟まって、チューブが摩耗しパンクする現象のことを言います。

それが保管時の段階で起こってしまっては、残念でなりませんね。
保管の意味は、なんなのでしょうかと思ってしまいます。

主に上記2つの理由から、ロードバイクの長期保管時のタイヤの空気は抜かないほうが断然いいです。

加えて、タイヤの適正空気圧を入れた状態で保管してください。

また、本当に長期保管する場合は、通常より少し高圧で空気を入れておいても問題ないです。

もちろん、長期保管から抜け、久々にロードバイクを走らせるときは、安全のために走行前の空気圧チェックと、空気入れを忘れずに行ってくださいね。