ロードバイクのチェーンやフレームの寿命について

ロードバイクのチェーンの寿命は、どのくらいなのでしょうか。

また、寿命が来たチェーンは交換が必要になるのですが、どのように交換すれば良いのでしょうか。

また、チェーンだけでなく、フレームにも寿命はあるのでしょうか。

今回は、ロードバイクのチェーンやフレームの寿命についてご紹介します。

ロードバイクのチェーンの寿命

ロードバイクに乗り続けていると、当然ですが使用しているパーツはどんどん消耗していきます。
費用を抑えようと無理をして同じパーツを使っていると、やがてトラブルを引き起こす可能性があります。

新品のものと取り替えるタイミングはパーツや使い方にもよりますが、どんなものでもいずれ寿命を迎えるため、交換する目安を見極められるようにすると良いでしょう。
例えば、チェーンなら張りがなくなってきます。

メンテナンスが足りなかったり、落車した場合でも使えなくなりますが、普通は伸びてしまうか錆び付いてしまうかのどちらかが原因かと思われます。

チェーンは3,000~5,000kmほど乗ったら取り替えるべきだと言われています。
チェーンインジケーターで測定した時、0.75~1.0%くらい増えていたら交換します。

チェーンが伸びると変速が上手くいかなくなるので、怪しいと感じたらゲージで計測してみましょう。
肉眼で確認出来る錆や歪みはすぐ交換して下さい。
長持ちさせるコツは、洗車とオイルの塗り直しの2つとなります。

ロードバイクのチェーンを交換しよう

ロードバイクのチェーンが寿命を迎えたら交換する必要があります。
用意するものは「新品のチェーン」「チェーンカッター」「軍手」「ウエス(いらない布切れ)」「敷物(ビニールシートやダンボールなど)」です。

取り替える前にやっておきたいことがひとつあります。
それは新しいチェーンの洗浄です。

新品には、販売中に錆び付いてしまうことを阻止する目的で、粘り気の強いオイルが塗られています。
このまま取り付けても構いませんが、粘度のせいでゴミが付着しやすくなるのです。
これでは掃除が手間取ります。

そこでパーツクリーナーなどを使い、チェーンのオイルを落としてしまいましょう。
ドライタイプのオイルは、どのみち取り除かなければならないので、この方法が最も有効だと言えます。

具体的なやり方としては、洗浄液を大きめの袋に満たし、チェーンをその中に入れて、揉み洗いをしましょう。
ディグリーザーは洗浄機に付いているもので十分です。
液が漏れないように気を付けて下さい。

後は5分ほど放置して、洗浄液を馴染ませます。
時間が経ったらチェーンを取り出し、ウエスで拭き取ればオーケーです。

チェーンの交換方法Part1

ロードバイクのチェーンは寿命が来たらすぐに取り替えましょう。
必要な道具を揃えたら、さっそく作業に取り掛かります。

まずは、床が汚れないようにビニールシートやダンボールなどを敷き、ロードバイクをスタンドに固定して下さい。
それが出来たらチェーンカッターをピンに当てて、ハンドルを回していきます。

チェーンが外れるとフレームが汚れるので、フロントギアに布切れを挟んでおくと良いでしょう。
ハンドルを回しながら、チェーンを繋ぐピンを押し出して切り離します。
このピンは、もう使えないので捨ててしまいましょう。
新しいピン、は新品のチェーンに付属しているので、何も問題はありません。

古いチェーンにはテンションが掛かっているため、手を離してしまうと勢いが付いてしまいます。
こうなると汚れが飛び散ってしまうので、手を離さないように気を付けて下さい。

新しいチェーンを取り付ける前に、古いチェーンと長さを比較しましょう。
ほとんどの場合は、新しいチェーンの方が長いため、チェーンカッターで調整してやる必要があります。
インナー同士は、繋げられないので注意しましょう。

チェーンの交換方法Part2

ロードバイクのチェーンは、寿命が近付いてきたら早めに新品のチェーンを用意しましょう。
取り付ける時は、古いものと新しいものの長さをきちんと揃えて下さい。

長さの調整が済んだら、リアディレイラーの方からチェーンを通していきます。
この時、チェーンがゲージの内側を通るようにして下さい。

内側に通したら、今度はプーリーを指で押してやり、Sの字を描くように通しましょう。
そして、チェーンの両端にあるクリップの穴を重ね、アンプルピンを差し込んでおきます。
チェーンの向きがインナーリンクになっていることを確認してから、次の作業に移ります。

アンプルピンにチェーンカッターを取り付けたら、コネクティングピンのてっぺんがアウターリンクと合わさるまでハンドルを回して下さい。

段差に引っ掛かった時に一度だけ止まりますが、そのまま力を入れるのをやめないで、どんどん押し込んでいきましょう。

限界まで押し込むとコネクティングピンがはみ出ます。
その部分は折ってしまって構いません。

ペンチが2本あるなら、1本でピンを押さえ、もう1本で折りましょう。
最後にピンを馴染ませるため、曲げてみたり、押してやったりして滑らかに動くようにします。

これで交換終了となります。
外れないことを確かめるために、軽く走ってみると良いでしょう。

ロードバイクのフレームの寿命Part1

ロードバイクは、チェーンなどのパーツはもちろん、フレームにも寿命が来ます。
特にアルミ製のフレームは、数年もするとへたってきて、使えなくなると言われています。

「へたる」とは剛性が落ちるせいで、坂道を上りにくくなったり、スピードが出なくなることを指しています。
ですが、普通に使っていれば、数年くらいではアルミの耐久力が弱まることはないと、一般的には認識されています。

とはいえ、乗り続けていると確かにへたってきたような感覚を覚えることはあります。
しかしこの場合は、乗り手の脚力が付いてきたのでペダルを漕ぎやすくなったか、ベアリングやハブなどのグリスが減ってきたということが多いようです。

アルミはもともと剛性が高く、値段もそこまで高額ではありません。
そのため、メンテナンスの頻度が足りず、パーツに掛かる負担が大きくなるというのも理由のひとつです。

ちなみに、年間で10,000kmを超える距離を乗っている人なら、数年ほどで乗れなくなる可能性があります。
アルミは、へたることよりも、疲労限界を迎えてしまって、折れるパターンがほとんどです。

限界が近付くと塗装が剥がれてきたり、ひび割れなどが現れるので、すぐに分かるでしょう。
異常を早く発見するためにも、フレームのメンテナンスは、普段からこまめに行うことをおすすめします。

ロードバイクのフレームの寿命Part2

ロードバイクのチェーンやワイヤーなどのパーツが寿命を迎えた場合、修理や交換をする必要があります。
これはフレームも同様です。

フレームの素材は様々ですが、カーボンは比較的弱いと言われていたようです。
この評価は正しくもあり、間違ってもいます。

正確には「強度はあるけれど、衝撃に弱い」のです。
カーボンは、素材の中ではトップクラスの軽さを誇ります。
そして強度に関しても、飛行機などにも使われるくらいの耐久性を秘めています。
ですが、事故などによる外部からの衝撃には極端な脆さを見せます。

カーボンというのは、炭素の糸を織り込んだシートを、樹脂で固めたもののことを指しています。
防犯用に、ワイヤーが仕込まれたガラスのようなものと表現すれば、分かりやすいかもしれません。

割れやすいガラスも、ワイヤーのおかげである程度の強さを持つことが出来ます。
しかし、金槌で叩けば、あっという間に粉々になるでしょう。
これと同じことが、カーボンでも起こり得るのです。

大きな衝撃を受けると、カーボンを包み込んでいる樹脂だけが割れるため、一気に強度が下がります。
するとカーボンも耐えられなくなり、折れてしまうのです。
カーボンフレームを使うのなら、くれぐれも転倒などには気を付けて下さい。

定期的なメンテナンスを

いかがでしたか?
ロードバイクに限らず、自転車は各パーツごとに寿命や交換時期が異なります。

不調を感じたら、すぐにメンテナンスや交換を行うことが、ロードバイクそのものの延命に繋がります。

面倒くさがらずに、しっかりとメンテナンスを行いましょう。