自転車のアルミフレームは寿命が短い!?

乗ったことのある自転車で、フレーム素材がアルミだったという人は、多いのではないでしょうか。
一般的に乗られている自転車で扱われているので、最も普及している素材ともいえます。

そんなアルミフレームにも、寿命はあります。
その寿命は、どのくらいなのでしょうか。

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アルミフレームの特徴は?①

アルミ製のフレームの寿命を理解する前に、まずは詳しい特徴について知っておくといいですよ。

アルミの利点は値段が安く済み、軽くて丈夫な上に、反応も良くて滅多に錆びません(完全に錆びないわけではありません)。

その反面、乗り心地はそんなに褒められず、疲れに関する限界がありません。

自転車1台分の比重は鉄が7.9、チタンが4.5、アルミが2.7となっています。

もし、寸分違わぬフレームをアルミで作ると、重さは鉄の3分の1、チタンの半分にまで減るのです。

続いて、アルミには欠かせない大口径パイプについてです。

直径が小さくて厚いパイプと、直径が大きくて薄いパイプ。
どちらも重さは一緒だとしたら、剛性も変わらなさそうに思えますよね。

実は後者の方が剛性は高いのです。
これはパイプ径が大きいほど、剛性が高くなるという性質を持つからです。

クロモリのパイプは、その細さを褒められますが、見た目を重視しているのではなく、鉄が重いので太くすると、へこみやすくなってしまうという理由があるのです。

一方、アルミなら軽いので、太くてもへこまないパイプが作れます。
だからこそ、長所となり得るのです。

アルミフレームの特徴は?②

アルミ製のフレームのデメリットは、伸びが少ないことです。

伸びとは、材料が壊れるまでに、どれくらい伸びたかを表す数値です。

基本はチタンが20~30%、クロモリが10~15%、アルミが6~12%となっています。
また、レース用に調整されたものは、この限りではありません。

伸びが少ないということは、前触れもなく、壊れてしまうという意味になります。

チタンやクロモリなら、乗っているときに何らかの違和感を覚えるため、異変にすぐ気が付けます。
これなら乗るのをやめて、すぐさまメンテナンスや修理に移れます。

また、スチールやチタンには疲労限度というものがありますが、アルミとマグネシウムにはそれがありません。
とはいえ、製作側もそれは理解しているため、色々な対策を取っているところも多くみられます。

例えば、割れやすい部分を厚くして、それ以外はアルミ以外の素材を使ったり、極力薄く作るなどの工夫を凝らしています。
これも、少しでも寿命を延ばしたいという会社側の想いなのです。

ですが、人によってこだわるポイントは異なりますし、どの素材にも良いところと悪いところがあるので、最も優れているものがどれなのかと言い切ることはできません。

ロードバイクは高いので、納得のいく買い物をするようにしてくださいね。

アルミフレームは寿命が短い?

ロードバイクのフレームに使われるのはカーボン、クロモリ、アルミが基本ですが、稀にマグネシウムやチタン、竹なども用いられます。

カーボンは値段が高く、ショックに弱いため取り扱いが大変ですが、軽くて衝撃を和らげやすく、剛性もあるので最も人気のある素材でもあります。

クロモリは重くて錆びやすいですが、快適に長距離を走れます。
見た目が綺麗なのも良いですね。

アルミは安くて丈夫なうえ、わりと軽めで剛性も高い方です。
唯一の難点は、衝撃にあまり強くないことです。

基本的にアルミは頑丈だと思われていますが、一部の高級品はカーボンよりも寿命が短いのです。
長く見積もっても、2年保てば良い方に入ると言われるくらいなので、相当なものなのでしょう。

専門家曰く、レース向けのフレームは軽さと引き替えに強度を落としているらしく、一番軽いものになると、1~2年程度で割れてしまうそうです。

傷が小さいものだと気のせいと思うこともありますし、特に裏側はあまり確認しない場所です。
良い機会なので、洗車のときにでも、じっくり調べてみることをおすすめします。

アルミフレーム以外の素材の寿命は?①

アルミ製のフレームは、安くて軽く、高い剛性を秘めているのでコストに関してはお得です。

しかし寿命はそこまで長くなく、5,000kmも走れば動きが鈍くなります。
20,000km辺りまでいくと、全然進まなくなるようです。

短い間だけ綺麗に咲き誇り、あっという間に散ってしまう。
それがアルミという素材です。

ですが、大抵の人はこれを承知で乗っています。

素材には「疲労限度」という数値があり、例えば、クロモリならその数値未満の力なら、どれだけ負荷を掛けても自然に止まってくれます。
しかし、数値以上の力を入れると割れてしまいます。

アルミには、この数値がありません。
つまり、どれだけ注意していても、ちょっとしたショックで、あっさり乗れなくなります。

イメージしやすいように、RPG風に例えてみましょう。

まずは両方のHPが100あるとします。
クロモリは20までのダメージなら無効化できますが、アルミはできません。

ここで、それぞれに50、10、7、3のダメージが入ったとしましょう。

クロモリは、20までのダメージを無効化する効果があるので、受けるダメージは50のみで、残りHPは50です。
しかし、アルミは全て受けてしまうので、30しか残りません。

ここから、1ダメージを30回連続で食らったとします。
クロモリのHPは無効化のおかげで変わりませんが、アルミはじわじわと削られていき、最終的にはHPがなくなります。

アルミフレーム以外の素材の寿命は?②

ロードバイクのフレーム素材にアルミを使うよりもクロモリを使ったほうが、寿命も長く一生変えなくて済むと言われています。

それは、なるべく強い衝撃を与えないようにしつつ、錆びないように気を付ければ、まず壊れることはないからなのでしょう。

アルミも、決して悪いものではありません。
しかし、できるだけ同じロードバイクを使い続けたいという人には向いていません。

性能が低下するのはもちろんですが、危ないのは少しずつ加えられた力が溜まっていき、限界が来た途端に、何の前触れもなく壊れてしまうという困った性質にあります。

そのため、できれば2~3年ほどで買い換えることをおすすめします。

クロモリならそのような心配はありませんが、強すぎる圧力が掛かれば割れてしまいます。
さらに気が付かないうちに中が錆びて、いきなり折れてしまうかもしれません。

錆びないようにするには、一旦全て分解した後、元に戻せるだけの腕前が必要です。
一見するとクロモリの方が優れているようにも思えますが、実際はどんなものにもメリットとデメリットがあります。

頻繁にフレームを取り替えるのならいいですが、1台だけをずっと使おうと考えている場合はどの素材にするのか、しっかりと吟味してください。

アルミフレームは折れるの?

折り畳み自転車と小径車について、鉄製とアルミ製のフレームの耐振性や疲労限度のテストを始め、あらゆる道や段差での走行、急な動きに対する反応などを比べたデータが存在します。

テストの内容によって多少の差は見られるものの、鉄は500万回行っても壊れないのに対し、アルミは100万回以下で壊れてしまうことが多いようでした。

また、乗った人の体重次第で掛かる負荷も変わり、65kgに対して75kgでは1.5倍の、100kgなら5倍以上となりました。

そして、フレームへのダメージが最も少ないのは、平たい地面で、砂や小石、段差などの障害物がある場所を走ることや、急ブレーキなどは、なるべくしない方が良いというのも分かりました。

アルミの寿命はそこまで長くありませんが、乗り方や手入れの方法によっては、10年以上保つこともあるようです。

メーカー側も、アルミの性質を把握した上で造っているため、そう簡単に壊れることはないはずです。

そもそも、テストはあくまでもテストなので、実際に走ったときの速度や距離とは違います。
なので、確実な答えは出ないのです。

ロードバイクは本来、レースをするためのものなので、軽さを重視していてもそうでなくても、もともと耐久性は低いほうです。

それでも5年以内に折れたという話は滅多に聞かないので、そう考えると、コストパフォーマンスに優れているアルミはお得かもしれません。

自転車のフレーム寿命について、もっと知りたい人は自転車のフレームの寿命は?もおすすめです。
カーボン製のフレーム寿命が気になる人はこちら!⇒カーボン製フレームの寿命(耐用年数)・メリット・デメリットって?

アルミフレームはコストパフォーマンスに優れている

自転車のアルミフレームは数多くの自転車に使われていて、値段も安めのものが多いです。

値段が安いから性能が良くないと思い方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

性能も良く、耐久性も普通に使っている分には、数年は間違いなく使えます。

それ以上寿命を伸ばしたいと思うなら、メンテナンスが重要になります。

これは、どの素材に関しても同じです。
大事に使うことが、寿命を伸ばす秘訣です。