小学一年生の自転車はサイズ選びと安全性が重要!!

子供の自転車を選ぶとき、もっとも注意したいのはサイズ選びです。子供用自転車には、主に12~24インチのサイズがラインナップされています。
このサイズ表記はあくまで車輪径であり、例えば同じ「12インチ」という表記でも、対応身長はメーカーやモデルによって多少異なります。
インチサイズごとの対応身長と年齢をご紹介するとともに、小学一年生の自転車のサイズ選びとどんな自転車を選べばいいかご紹介します。

小学一年生の自転車はどのサイズを選べばいいの!?

小学一年生のときに自転車を買う、または買い替える時に悩むのがサイズです。

タイヤのインチには対応身長はありますが、それなりのお値段のものですから、長く使えるように大き目のサイズを買おうという考えになりがちです。

でもこれは子供にとっては危険なことなのです。大きい自転車は重さもありますし、足や手が届かず運転するときに不安定な状態になります。

「曲がる」「止まる」がきちんとできないと安全運転はできません。

車輪のサイズが同じ自転車でもデザインによって高さ長さは変わります。

自転車を選ぶ時にはできるだけ試乗させて「両足の先が地面についているか」「ハンドルとブレーキをしっかり握れるか」等の確認をしてください。

2歳から乗れる12インチの自転車もあります。

ピープルの「いきなり自転車シリーズ」やペダルシステムが取り外し可能でランバイクとしても楽しめる「レンラッド」はサドルやハンドルの位置が低めで、身長も85㎝から対応と、低年齢でも乗れる設計になっています。

16インチ以上の自転車になると、選択肢がさらに海外ブランドなどにも広がります。本格的なスポーツタイプのもの、とくにMTB(マウンテンバイク)タイプのものはデザインもすっきりしていて走行性能も高く、親御さんにも人気です。なお、補助輪は18インチまで取り付け可能というのが一般的です。子供の成長や乗り方に合わせて買い替えていきたいですね。

小学一年生のはじめて乗る自転車はサイズを慎重に選ぼう

小学一年生で初めての自転車を購入される方には、ぜひ、自転車整備士のいるお店で購入していただきたいです。

自転車整備士とは、国家資格をもつ自転車のプロフェッショナルです。この自転車のプロがいるお店が自転車店です。

ですから子供用に限らず、自転車は自転車店で購入することをお薦めします。

なぜ自転車店での購入をお薦めするのかと言いますと、自転車は工場から出荷される際には7割程度にしか組み上げられていません。輸送コストを下げるためです。これを適正に組み上げてくれるのが自転車整備士です。

ハンドルやペダル、ブレーキなどがしっかり締め付けられていなかったら、スピードの出る乗り物ですから不安がありますよね。

ちゃんと安全に組み上がったものが売られているのが自転車店なのです。

さらに自転車店で購入するとメンテナンスや、子供の成長に合わせて整備も行ってもらえるというメリットもあります。

サドルやハンドルの高さはもとより、ブレーキレバーの幅も子供の手で握りやすいように調整してもらえるでしょう。

モデルによっては値段が少し高くなりますが、サイズ展開も豊富な場所もあります。

長く使えるものですから、「安いから」というだけでディスカウント店や、オンラインショップで購入するのはアフターの面からみても考えものです。

自転車に大切な安全基準BBAとは!?

BAAって聞いたことありますか。
CMを目にした方もいらっしゃることと思います。

BAAは自転車協会が制定した「自転車安全基準」です。

国内産自転車にはJIS(日本工業規格)や、SG(製品安全性)に定められた強度や安全性があります。

欧米地域にも同じような規格があり、それに準拠して作られています、さらに独自の強度試験を行っているブランドも多いです。

ただ、中国製などの一部の自転車の中には精度が良くなかったり強度の足りないものも存在します。

そこで(社)自転車協会は安全性に配慮して作られた自転車を差別化するために「自転車安全基準」、通称BAAを定めました。

BAAマークは、この安全基準を満たした自転車に貼られています。

フレームの強度やライトの明るさ、リフレクターの反射性能など、全部で90ヶ所の検査項目をすべてクリアしたものにBAAマークは貼られているのです。

BAAマークは国内基準ですが、一部輸入車も対象となっています。

安全な自転車選びのための基準の一つにBAAマークを取り入れてみてください。

次は小学一年生に合う自転車のサイズ選びについて説明します。

小学一年生の自転車はサイズ選びと安全性を

子供さんに安全な自転車を選ぶなら、注意すべき点はサイズや安全性です。

サイズに関しても、長く使えるようにと大き目を買うのはあまり良くありません。子供にも危険なうえ、ぶつかったりしたら周りの人たちにも被害が出てしまいます。

小学一年生は成長が早いのですぐに大きくなります。しかし、安全面を考えたらしっかり子供に合ったサイズの自転車を選びましょう。

丁度いいサイズのものに乗れば、安全なうえ、運転技術の向上にも良いです。

サイズの選び方は両足のつま先がちゃんと地面に付くこと。初めての自転車を買う場合は、両足がべったりつく方がむしろ良いかもしれません。

安心ブレーキ対応かどうかもぜひ確認してください。安心ブレーキとは、ブレーキレバーの幅の調整ができるハンドルブレーキのことです。小さい手でもしっかり握れるように調整できるものが良いです。

そして成長に合わせてハンドルやサドルの高さ調節等のしやすいものを選びましょう。

子供の好きなデザインを選ぶというのはもちろんのことです。気に入ったデザインの自転車ならきっと喜んで練習してくれますよ。

小学一年生~小学六年生におすすめ自転車①

自転車の購入をお考えの方は、どんなものが人気なのか気になりますよね。

そこで小学一年生~小学六年生までに人気のおススメ自転車を5点紹介したいと思います。

DAINICHI リセロッテJr.

大人っぽい外観でちょっと背伸びしたい年頃の小学生にピッタリです。22インチで6段変速とオートライト、ローラーブレーキもついていて機能も充実です。男女ともに乗れるデザインと色合いで、下の子へおさがり可能なのも嬉しいところです。

ピープル いきなり自転車

小学校6年間乗れる22インチ自転車です。走行の安定する太めのタイヤで安心して乗れます。6段変速付きです。

esseDX(エッセデラックス)

大きい前かごとパイプキャリアがおしゃれです。サイズは22インチと24インチ。6段変速付きでカラーバリエーションも5種類あります。

ブリヂストン ワイルドベリー

女の子らしいキラキラドットのマウンテンバイク風自転車です。サドルもハート型でカワイイですよ。外装6段変速、LEDライト付きです。

ミヤタ ジャンパージュニア

男の子が大好きなスポーティデザイン。ボールもすっぽり収まる大きな前かご、後輪の泥除けがサドルの後ろについています。サイズも20~26インチと豊富で、6/7段変速付きです。

小学一年生~小学六年生におすすめ自転車②

ブリヂストン(BRIDGESTONE)「エコパル」

可愛いカラーの樹脂製バスケット、ツートンスケルトンのお洒落で丈夫なチェーンケース、花形ホイールアクセサリーもついてます。モデルによって機能やカラーは異なりますが、全体的に小学生の女の子に人気のカラーやデザインです。多彩なサイズ展開で小学一年生~小学六年生まで幅広くお選びいただけます。

目立つデザインなので自転車置き場でも探しやすいですよ。
周りとちょっと違うのが良いという親御さんにもおススメです。

パナソニック(Panasonic)「ザイオン」

スピードメーター付きで速度が一目でわかります。また、時計機能や積算距離など、男の子の喜ぶ機能も一緒についてます。リフレクター付き2-LEDビームランプリフレクターは前方を向いていて、前方の車からの視認性をアップします。LEDは明るく夜道を照らしますし、球切れもなかなかしません。イージーポジションハンドルバーは、手前にハンドルが曲がってるのが特長で、無理に前傾せず楽に乗れます。

高機能で高級感あるジュニアマウンテンです。
外装6段変速付きです。

小学一年生のサイズ選び

小学生の自転車選びの場合、一番の理想は成長に合わせて次々と自転車を買い替えていくことですが、子供はすぐに身長が伸びてしまうので、現実問題として買い換えの際には、あらかじめ大きめのサイズを選びがちな人も多いでしょう。
子供にとって自転車のサイズ選びはとても重要で、一歩間違えれば事故にもなりかねません。
安全性の為にも、大きめなサイズでも乗りやすいように初めはハンドルやサドルの高さを低くして、成長してきたら少しずつ上げていくなど、こまめに高さを調整していく必要があるでしょう。