自転車で日本一周旅行!立ち寄り必須の絶景スポット

自転車をお持ちで、日本一周してみたいと考える方はいると思います。
日本一周旅行に向けて準備を進めているという方も、いらっしゃるかもしれません。

ただ、せっかく日本一周旅行するのであれば、地域の絶景スポットにも立ち寄りたいですよね。

そこで今回は、日本各地の絶景スポットをご紹介します。

日本一周旅行で立ち寄りたい北海道のスポット

まずは北海道の日本一周旅行におすすめの場所をご紹介します。

【丸加高原・菜の花畑(滝川市)】

ここは特に観光地という訳ではなく、なたね油を採取するのが目的らしいのですが、経営者の方の善意で一般開放されています。
5月下旬から6月上旬が菜の花の見ごろで、その時期に「たきがわ菜の花祭」が開催されるので、祭に合わせて訪れてみるのも良いでしょう。

【美瑛の丘(美瑛町)】

美瑛の丘は様々なスポットが点在しているのですが、観光業者が作り上げた観光地ではありません。
そこで生活をされている農家の方々の日常が、そのまま観光地になっています。

その丘の風景が、四季折々とても美しいのが魅力です。

【オロロンライン(稚内市)】

留萌(るもい)から日本最北端「宗谷岬」を結ぶ海沿いの道で、ほとんど直線なので、とても走りやすいです
北海道のドライブやバイクのツーリングの定番コースです。

【ノシャップ岬(稚内市)】

夕日がとても美しい岬で、イルカやクジラを見ることができます。
根室にある納沙布(ノサップ)岬と間違えやすいので注意してください。

【宗谷岬(稚内市)】

晴れた日には、北方領土が見える日本最北端の岬です。
最北の記念碑があるので、記念写真を撮るのには絶好のスポットです。

秋の日本一周旅行なら関東の紅葉スポットもおすすめ

今度は関東エリアで、特に紅葉の季節に訪れたいスポットを中心にご紹介します。

【高尾山(八王子市)】

標高599mとさほど高い山ではないですが、約100種類の野鳥、1,200種類もの植物が生息する自然の宝庫です。

京王線の駅付近からすぐに山道となるため、サイクリングにも最適で、日本一周旅行者にもおすすめです。

【奥多摩湖(東京都西多摩郡)】

JR青梅線の終点・奥多摩駅から、多摩川と日原川の合流ポイント辺りが絶景の紅葉スポットです。
あと一歩足を伸ばせば、もう山梨県という所に奥多摩湖はあります。

【長瀞(埼玉県秩父郡)】

ライン下りが有名な長瀞は、国指定の名勝で紅葉も最高です。
荒川サイクリングロードから長瀞を目指す人も多いです。

【箱根】

日本有数の温泉地で、箱根駅伝でもおなじみの場所です。
箱根で最初に葉が色付く芦ノ湖は、海賊船に模した遊覧船に乗ることができます。

海賊船からは、紅葉だけでなく富士山も眺めることができます。
ライダーからパイレーツになってみるのも良いかもしれませんね。

秋の日本一周旅行におすすめなスポットは北関東にも

北関東エリア(群馬・栃木・茨城)にもおすすめな紅葉スポットがあります。
この地域も日本有数の観光地ぞろいですので、日本一周旅行のときには立ち寄っておきたいスポットです。

【榛名山・榛名湖(群馬県高崎市)】

近年では、ヒルクライムが開催される榛名湖周辺は、紅葉がとてもきれいです。
行くまでが険しい上り坂ですが、自転車乗りがとても多く利用しています。

伊香保温泉も近く、こちらも紅葉がきれいなスポットがあります。

【日塩もみじライン(栃木県日光市・那須塩原市)】

日塩有料道路とも言います。
有料道路になっていますが、自転車でも50円を支払えば通行できます。

標高差があるため、見ごろが長いので色とりどりの紅葉を楽しむことができるでしょう。

【筑波山(茨城県つくば市)】

11月上旬から下旬にかけて見ごろとなり、山頂からは関東平野が一望できます。
遠くから見ても、迫力満点の風景が拝める紅葉スポットです。

日本一周旅行で立ち寄りたい能登半島のスポット

北陸新幹線開通で、アクセスの良くなった石川県の能登半島にも、日本一周旅行で訪れておくと良い場所があります。

【世界一長いベンチ(志賀町)】

増穂浦海岸にあるギネスブックに認定を受けた、全長460mのベンチです。
1987年に延べ830人のボランティアの方々の手で組み立てられたそうです。

ベンチ周辺は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれ、夕日がとてもきれいなロマンチックな場所です。
夏には海に飛び込みたい衝動を駆られるほど、素晴らしい海岸沿いの風景が見れます。

【白米千枚田(輪島市)】

能登半島は全般的に「棚田」が有名ですが、その中でも特に輪島市の「白米千枚田」がおすすめです。
2011年に日本で初めて世界農業遺産に認定されたほどで、「能登の里山里海」のシンボルとして知られています。

日本海に面した斜面に広がった1,004枚の棚田が幾重にも重なって様々な模様を描き、季節によって移りゆく風景を楽しむことができる場所です。

日本一周旅行には必ず組み込みたい、国指定文化財名勝にも指定されている絶景スポットです。

日本一周するなら滋賀の絶景スポットにも立ち寄ろう

日本一周旅行・・・日本一といえば山・川・湖がありますね。
ここでは、日本一の湖である琵琶湖周辺のスポットをご紹介します。

【琵琶湖】

滋賀県の面積の1/6を占める、日本最大の湖です。
また、世界でも有数の古代湖でもあり、400万年もの歴史を持ちます。

日本一周旅行のついでに琵琶湖一周してみるのも良いですね。
一周200kmあるので、2日間かけて走るようにするのがおすすめです。

自転車乗りの間では、ビワイチと呼ばれるくらい人気のサイクリングスポットなので、環境も整っています。
民宿はもちろんのこと、テントも張れるスペースが点在しているので、テント泊の旅でも寝床確保に困らないでしょう。

【メタセコイア並木(高島市)】

メタセコイア並木が2.5kmほど続くこの道は、日本の風景とは思えないくらいの絶景です。
冬は雪の多い地域なので、春~秋で通るのが良いでしょう。

また、メタセコイア並木を抜けた先には田園風景が見えるので、その景色の移り変わりに美しさを感じれるはずです。

日本一周旅行で立ち寄りたい沖縄の絶景スポット

日本一周旅行で、プランにいれる人といれない人で分かれる土地が沖縄です。
絶景スポットが多いので、予算と時間の都合がつく人は、ぜひ訪れましょう。

【古宇利大橋(名護市~今帰仁村)】

名護市・屋我地島と今帰仁村・古宇利島を結ぶ橋で、全長約2㎞です。

海の上に直線で掛かっているため、海の上を渡っている感覚になります。
車も良いですが、より臨場感を味わうには自転車で渡るのがおすすめです。

【海中道路】

平安座島と与勝半島を結ぶ全長4.75㎞の橋です。

橋にそびえる主塔の鮮やかな赤色と抜けるような空の青さが、不思議なマッチングを見せるのが海中道路の特徴です。

どこまでも広がる青い海と空に、圧倒されること間違いなしの絶景ポイントです。
途中のロードパークには、食事処やお土産を買える物産館などもあります。

【ニライカナイ橋】

海中道路が海と空のコントラストなら、こちらは海と山の調和が楽しめます。

山の中をジェットコースターで進むようなU字のスラロームは、少し「怖さ」さえ感じる様なダイナミックな橋です。

景色を堪能したい方は、展望台もあるので立ち寄ってみましょう。

景色や食べ物を楽しんで

せっかく日本一周するのであれば、ただひたすらに先を急ぐのではなく、その時その時を楽しみたいですよね。

時間に余裕がある場合は、今回ご紹介させていただいたような絶景スポットに立ち寄ってみてください。
また、お金に余裕があれば、その土地の特産品やご当地グルメを楽しむのも良いですね。

日本一周旅行が素敵な思い出となりますように。