豊かなサイクルライフをつくる自転車情報マガジン

BICYCLE POST

自転車競技部を知ろう!大学での練習内容や自転車の選び方

      2017/03/25

自転車競技部を知ろう!大学での練習内容や自転車の選び方

学生さんをはじめ、私たちの生活にとって馴染み深い自転車ですが、環境保護や運動不足解消の観点から、注目が高まっています。

競輪以外にも自転車を使った競技があるのは、多くの方がご存知ですよね。

そこで今回は、大学の自転車競技部についてお話ししていきます。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

pwk0001621-1.jpg
ロードバイク初心者はシマノのクラリスがおすすめ!評価は?

ロードバイクを趣味で始めたい! でも、王道のシマノ...

pwk0001620-1.jpg
ドイツの老舗・シグマのサイコン!電池が手に入れにくい!?

サイコンといえば、キャットアイやガーミンが有名ですね。 ...

pwk0001619-1.jpg
日本一周するには自転車で!種類別のおすすめモデルをご紹介

自分探しをしたい方、一風変わった旅をしたい方! そんな方に...

pwk0001618-1.jpg
ミニベロでレースに参加しよう!仕様変更するべき部分は?

最近流行っているミニベロ。 ミニベロって何?という方も...

pwk0001617-1.jpg
シクロクロスバイクにはカンチブレーキがおすすめ?!

シクロクロスはオフロードで行われる自転車競技です。 ...

pwk0001616-1.jpg
通勤距離が4キロの方必見!自転車通勤を始めてみませんか?

毎日4キロ~5キロを自動車で、電車で、または徒歩で通勤してい...

pwk0001615-1.jpg
自転車のポジションで走りが変化!前乗りはパワーが出せる?

スポーツ自転車に乗ると、サドルの位置が高くて初めは怖いも...

pwk0001614-1.jpg
男性の自転車乗りは体重が軽い方が有利?それとも不利?

一般的に、自転車は体重が軽いが有利と言われています。 ...

pwk0001613-1.jpg
ロードバイクをフラットバー化したい!長さが重要って本当?

ロードバイクのハンドルをフラットバーにしようかな? なんて...

pwk0001612-1.jpg
ロードバイクのスプロケを交換したい!丁数はどう選ぶべき?

ロードバイクに乗っていて、そろそろスプロケの交換をしようかな...

pwk0001611-1.jpg
ロードバイクのホイールは10速から11速用に換えられる?

11速化に興味はあるけれど、そのホイールは今持っている自...

pwk0001610-1.jpg
自転車の前輪と後輪ブレーキの種類はどんなものがあるの!?

自転車のブレーキは車と違って、種類が分かれています。 ...

pwk0001609-1.jpg
フラットバー化が、ロードをクロスの見た目に近づける近道!

性能は、ロードバイクがいいんだけど、見た目はクロスバイクが好...

pwk0001608-1.jpg
アイスバーン対策に!チェーンとスタッドレスタイヤの効果

皆さんは、雪の多い地域にお住まいでしょうか? 冬でも、夏と...

pwk0001607-1.jpg
自転車メーカーは海外勢が人気?日本製の自転車ってどう?

ロードバイクを買うなら、あこがれの海外の自転車メーカーの...

pwk0001606-1.jpg
弱虫ペダル以外にも!高校生のロードレースを扱った作品

自転車を扱った作品といえば、弱虫ペダルですよね。 個性...

pwk0001605-1.jpg
通勤距離が5キロという人は自転車通勤始めてみませんか?

毎日ぎゅうぎゅうの電車に押し込められて、通勤だけで疲れ果...

pwk0001604-1.jpg
ロードバイクのブレーキシューを交換したい!交換方法は?

ロードバイクのブレーキシューの交換しようと思っている方はいま...

pwk0001603-1.jpg
ドロップハンドルのスポーツ自転車で街乗りしよう!

自転車を買うときに、ほとんどの人は街乗りにも使いたいと思...

pwk0001602-1.jpg
圧倒的な強さを持つカンチェラーラ!強さの秘訣を大公開!

ファビアン・カンチェラーラ。 ロードバイクを本格的にやって...

スポンサーリンク


自転車競技部のある大学

自転車に興味があるので、大学進学の際に自転車競技部があることも参考にしたいと思う方もいらっしゃると思います。

そういうことなら、日本学生自転車競技連合のホームページを見にいくと良いでしょう。
日本学生自転車競技連合のページでは、加盟している大学の一覧を確認することができます。

2016年に活躍した選手が在籍している大学を確認すると、ロードバイクのランキングでは鹿屋体育大学・明治大学・京都産業大学・日本大学・順天堂大学・朝日大学・日本体育大学の選手が活躍していることが分かります。

その中でも、鹿島体育大学は自転車でとても強い大学なので、知っている方も多いのではないでしょうか。

また、それ以外の大学に目をむけると関東圏が多いことが分かります。

その他の地域だと、北日本だと北海道大学や東北学院大学に自転車競技部があります。
東海地方には東海大学、四国には高知工科大学・徳島大学などに自転車競技部があることが、日本学生自転車競技連合のページから確認できます。

自転車競技の概要と大学の自転車競技部

自転車競技というのは、人力だけで推進する自転車を用いたスポーツです。
競走によって着順を競ったり、所要時間や得失点で順位を決めたりします。

距離は長距離から短距離まで豊富で、走力が必要なものから技術が要求されるものまで、多様な競技が行われています。

共通している点は、長い距離を走行するレースだったとしても、自転車をバトンのように次の走者に渡すことがないことで、競技開始から最後まで1台の自転車に1人しか乗りません。

大学の自転車競技部では、ロードレース・トラックレースの大会に向けてトレーニングを行っています。

ロードレースというのは、ツール・ド・フランスに代表されるようにプロ選手もいる自転車競技です。

公道を走る長距離レースであり、体力だけでなくチームの駆け引きがあるので、頭脳戦も展開される競技になります。

また公道を使うため、レースによってコースが異なり、有利になる選手がいたり不利になる選手がいたりするのが、ロードレースの特徴になっています。

トラックレースというのは、すり鉢上の競技場で競走する競技です。
その競技場のことを、バンクと呼びます。

1対1で競うスプリント。
一定周回するごとに順位によってポイントを獲得するポイントレース。
複数で列を作って、先頭を交代しながらタイムを競うチュームパーシュート。

など、多様な競技があり、選手によって得意な競技が異なるのが特徴です。

自転車競技部での練習と年間の流れ

自転車競技部の練習内容は大学ごとに異なっています。

ですが、メインに行っていることはだいたい同じです。

・短い間だけ全力でペダルを漕いで、瞬発力を鍛えるローラー練習
・公道で長い距離を走行することで、持久力をつける練習
・時間が取れる週末には競技場へ行って、トラック練習をする

という3つです。

また、競技場での練習は他校も混ざって行うことになるので、競争心が高まったりコミュニケーションを取ったりするので、質の高い練習になることでしょう。

暖かい時期は上記のような練習でよいのですが、冬の寒い時期には、自転車はオフシーズンとなることもあって、筋トレやローラー練習が主な練習になります。

また、毎月の最後の週ではミーティングを行うこともあるようです。

それらを踏まえて年間の大まかな流れとしては、

4月:歓迎会
5月:合宿
6月:個人タイムトライアルなどの大会に出場
7月:試験後にクリテリウムなどの大会に出場
8月:合宿や全日本大学対抗自転車競技大会(インカレ)に出場
9月~11月:大会に出場、練習

冬の時期を迎えると大会は激減して、3月に春合宿を行うというスケジュールになると思います。

レース数は年間を通すと、20試合くらいなるでしょう。

マネージャー達も競技部員を支えている

大学の自転車競技部は、部員以外の力も必要です。
そのため、マネージャーの存在も欠かせません。

トレーニングなどは選手個人の努力で達成しますが、環境づくりはマネージャーの力が必要になります。

試合などのスケジュールの確認・バンク練習の運営・合宿の宿の予約・会場や宿への移動手段の確保など、裏方の仕事は多岐に渡ります。

また裏方の仕事だけでなく、限られた予算を有効利用するための工夫が必要になってきます。

そのため、新しい計画を実行して、部の可能性を広げるための活動を行うというように、部の主体となって活動することもできます。

運動生理学を学んでトレーナーとなれば、選手たちのパフォーマンスを高めることができるでしょう。
また、試合中のトラブルを解決したり回避したりするための、メカニックとして活躍することもできるでしょう。

選手個人の活躍も大切なのですが、選手だけでは不足するところを補うマネージャーの仕事は、優秀な成績を残すためには不可欠です。

大学の自転車競技部で使われる自転車

大学の自転車競技部で使われる自転車は、ロードレースをするでしょうからロードバイクとなります。

ロードバイクはロードレースをするために開発された自転車で、スポーツバイクにおいて、もっともスピードを出せる自転車です。

また、長距離も得意で、自転車重量は10kgから6kg前半と、片手で持ててしまうくらいしかありません。

ハンドルには、空気抵抗を減らす乗車姿勢のためのドロップバーがついています。

このロードバイクには、2つのタイプがあります。

《コンペティティプロード》
競技での使用することを前提にして、乗車姿勢がもっとも前に深くなるように作れているタイプです。

さらに細かく分類すると、レースに万能に対応するオールラウンドタイプや、平地での空気抵抗を削減したエアロロードというタイプがあります。

《エンデュランスロード》
見た目はさほど変わりませんが、路面からの衝撃吸収能力の優れたフレームとパーツを採用したロードバイクです。

乗車時の前傾姿勢も比較的楽で、長距離を楽に走れるような設計が盛り込まれています。

ロードバイクの価格ですが、ママチャリが1万円~2万円台であることを考えると、かなり高いです。

レースに出るというのなら、少なくとも8万円のモデルが必要です。
本格的なものだと、20万円以上です。

基本的には、価格が高いほど軽量なのですが、20万円前後で十分な性能が手に入れられます。

自転車競技の魅力

自転車競技の魅力は、何といってもスピード感です。
そして、高速で走る選手が競り合い、駆け引きがあるのも魅力のひとつです。

そのような駆け引きが生まれるのは、空気抵抗があるからで、トラックレースではスピードが時速70kmくらいになります。
そうなると、トップで走っている人には、かなりの空気抵抗が加わってきます。

トップ以外の人たちはトップの選手が風除けになってくれるので、空気抵抗がかなり軽減されて有利なのです。

つまり、トップはスタミナを多く使って、トップに連なっている人たちは虎視眈々とトップになるタイミングをうかがっているというわけです。

さらにロードレースでは、役割分担が存在します。
役割は2つで、エースとアシストです。

エースはチームでもトップの実力で、アシストはエースをサポートすることが目的となります。

アシストは序盤、エースの前を走行することで、エースの空気抵抗を減らし、エースのスタミナをレース終盤まで温存しておくことが重要になります。

また、アシストはレース展開を決める存在でもあります。
つまり、他のチームへの牽制の役割もあるので、自転車競技はなかなか奥深いものです。

そのように、自転車競技は選手個人だけではなく、チームプレイも魅力のひとつなので、大学の自転車競技部の仲間たちと絆が生まれることも自転車競技の良いところです。

自転車競技部で青春を味わおう

大学の自転車競技部についてお話してきましたが、いかがでしたか?

自転車競技はまだまだこれから伸びていく分野です。

これから大学生活を始める方は、選択肢の一つに加えてみるのもいいのではないでしょうか。

きっと、思うより多くの経験ができると思いますよ。

 - 練習 トレーニング