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 自転車ブレーキの音鳴りが直らない?音鳴りの原因や対策

2020.1.11

自転車に乗ってブレーキをかけていると、「キーー!キーー!」と大きな音が鳴ることがあります。

ブレーキをかけるたびに鳴るので、乗っていてストレスに感じることもあります。

人が歩いている横で、そのような音を鳴らしながら止まるのが恥ずかしいときもあるでしょう。

音鳴りは、ブレーキメンテナンスが必要なタイミングを知らせてくれるひとつのサインになります。

音鳴りをしているときは放置せずに、しっかりメンテナンスをして改善していきましょう。

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自転車のブレーキ音の原因

音鳴りの主な原因となるものは、ブレーキ周りの汚れによるものです。

新しい自転車や整備された自転車を乗っているときは、特に音鳴りに悩まされることはありません。

しかし、雨の日などに自転車に乗って放置することで、徐々にブレーキ周りに汚れが溜まっていきます。

ブレーキはブレーキシューとホイールのリムが挟まれる仕組みになっているので、汚れが溜まった状態でブレーキをかけると、摩擦が生じた際に音が鳴ってしまいます。

そのため、ブレーキ部分ではなくリムの汚れも確認していく必要があります。

また、ブレーキシューがすり減っている状態で自転車に乗っている方は、ブレーキシューを固定しているパーツがリムにあたって音が鳴っている場合も考えられるでしょう。

もし、新品のブレーキシューに交換したばかりの状態で、音鳴りが起こる場合は、ブレーキシューがリム面に馴染んでいない可能性も考えられます。

自転車のブレーキ音が鳴っている場所を特定しよう!

自転車のブレーキから音鳴りがする原因はご説明しましたが、どこから鳴っているかを特定することが大切になります。

まずは、前輪からなのか、後輪からなのか、もしくは両方から鳴っているのかを確認しましょう。

方法としては、人通りや車通りが少ない道で前後輪どちらか片方のブレーキだけをかけて、どちらで音鳴りが起きているのかを確認します。

ある程度のスピードでブレーキをかけた方が分かりやすいとは思いますが、前輪のブレーキだけをかけるときは転倒するおそれがあります。

この理由は、前輪のブレーキは、後輪と比べて制動力が強いことにあります。

急に強くブレーキをかけると、そのまま自転車が前方に傾いて体が投げ出されてしまうことがあるため大変危険です。

前輪のブレーキだけをかけるときは、体重を少し後輪に移動させるようにしてから、ゆっくりブレーキをかけていきましょう。

前後輪のどちらから音鳴りが起きているか調べると同時に、音の大きさなども確認しておくことをおすすめします。

音鳴りのお手軽な解決方法

それでは、比較的簡単に行える解決方法のご説明をします。

まずは、自転車のブレーキシューに挟み込まれている「リム」と呼ばれるホイールの部分を目視で確認してみましょう。

もしその部分にブレーキシューの黒い汚れが付いているようであれば、それが音鳴りの原因になっていることがあります。

雨の日や濡れたところを走ったときにブレーキをかけると、ブレーキシューがすり減りやすいものです。

その削りカスがリムに押し付けられることで汚れが付いてしまいます。

その汚れは軽いものであれば拭き取ったり、台所用洗剤で洗い落すことができます。

頑固にこびりついている場合は、リムの汚れを削り落とすための、専用の砂消しゴムのような商品も売られているので、そちらで削り落としましょう。

市販の砂消しゴムでも落とすことはできるようですが、実際にわずかにリムを削っていく作業になるため、なるべくリムへのダメージを抑えるという意味でも、専用のものを使用することをおすすめします。

それでも解決しないときのメンテナンス方法

リムの掃除を行っても音鳴りが解決しない場合は、ブレーキシューの状態を確認してみましょう。

ブレーキシューの溝に削りカスが詰まっているときは、細いもので溝の間の削りカスを取り除きましょう。

また、ブレーキシューには削りカスだけでなく金属片やゴミが刺さっていることがあります。

自転車に乗ってブレーキをかけたときに挟み込まれたゴミが、そのままブレーキシューに埋め込まれてしまいます。

また、金属性のリムのホイールの場合は、そのリムのわずかな金属片がブレーキシューに突き刺さってしまうことがあります。

ブレーキをかけたときに、そのゴミや金属片がリムに擦れることで音鳴りが起きます。

そのような場合は、ブレーキシューから異物を取り除く必要があります。

しかし、一度ブレーキシューを自転車のブレーキ台座から外さなければなりません。

だいたいの自転車のブレーキは、ボルト1本で固定されていることが多いので、それを緩めて取り外しましょう。

ピンセットなどでつまみ取れる場合は、そのように取り除きます。

もし深く突き刺さっている場合は、目の細かい紙やすりで少しブレーキシューの表面を削ってから取り除くようにしましょう。

かなり深いところまで異物が刺さっている場合は、ブレーキシューの交換も検討してください。

解決しないときは自転車ショップにブレーキ修理を依頼しよう!

自分でお手入れを行っても音鳴りが解決しない場合は、自転車ショップに相談してみましょう。

もしかしたら他の原因で音鳴りが起きている可能性もあります。

また、プロのメカニックに確認してもらうことで深刻な状況に陥る前に対策できます。

自転車を買ったお店で見てもらうのであれば、ブレーキ調整程度の作業として無料で行ってくれるところも多いと思います。

もしブレーキシューの交換が必要になる場合は、そのお店で購入してそのままショップのメカニックに交換してもらいましょう。

その場合の費用もブレーキシューの購入代金さえ支払えば、交換の費用はかからないところもあるでしょう。

また、そのときに実際に作業しているところを見学して、教えてもらいながら交換や調整をしてもらうことで、次に自分で作業を行いやすくなるという利点もあります。

いろいろな情報をネット上で得ることができますが、ショップのメカニックの方に直接教えてもらう方が安心できます。

音鳴りしないために!日頃から意識すべきメンテナンス方法

まず、メンテナンスしていくうえで注意しなければならないこととしては、乾いた音が響いているからといって、リムやブレーキシューの表面に油をさすようなことは絶対に避けましょう。

油分が付着してしまうと、摩擦が軽減してブレーキが効かなくなってしまいます。

主に音鳴りの原因となるものは、主に汚れやブレーキシューの異物によるものです。

日頃のメンテナンスとしては、リムの汚れはこまめに確認してきれいな状態を保つようにしましょう。

汚れがついてすぐのときは、濡れたタオルでリムやブレーキシューをふき取るだけでも、ある程度はきれいにすることができます。

ブレーキシューの異物も、放置すればするほど深く突き刺さっていく可能性が高くなってしまうので、気が付いたときに取り除くようにしましょう。

特に異物は自転車を雨の日に乗ったときに付きやすいので、雨の日に乗ったあとに確認をすると、早期に気付きやすいです。

自転車のブレーキの音鳴りは日ごろのメンテナンスが大切

自転車のブレーキの不快な音鳴りは、日ごろからのメンテナンスをこまめに行うことで、ある程度は予防することができます。

リムやブレーキシューはきれいな状態を保つように心がけましょう。

もし音鳴りが起きた場合は、リムの掃除やブレーキシューの異物の除去をしてください。

間違っても、ブレーキシューなどに油をさすことは絶対にしないでおきましょう。

それでもおさまらない場合は、自転車ショップに行ってプロのメカニックのメンテナンスを受けることをおすすめします。

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