自転車保険は子供でも加入できるのか?保険の特徴とおすすめ

近年は自転車事故を起こした加害者に対して高額な賠償金の支払いを命じられるケースが多く、自転車の運転者に対して自転車保険への加入を義務付けている自治体もあります。

そして、自転車の事故の加害者には子供が多く含まれていることも見逃せず、子供でも自転車保険に加入することを検討しなければなりません。

今回はそんな自転車保険について、保険の特徴や子供が入れる条件、おすすめの保険商品などをお伝えします。

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自転車保険の特徴

自転車保険と言ってもピンとこない方もいると思いますので、まずは自転車保険の特徴からお伝えします。

自転車保険は自転車での事故に備える保険であり、事故を起こして相手にけがを負わせてしまった場合の「個人賠償責任補償」と、自分や家族がけがをした場合の治療費に対する「傷害保険」が格になります。

冒頭でもお伝えしましたが、自転車事故で相手にけがなどの損傷を負わせれば、運転しているのが例え子供であっても損害賠償に問われますので、その賠償金に対する備えが個人賠償責任補償です。

ニュースなどで何度も報道されましたのでご存知の方もいるかもしれませんが、マウンテンバイクに乗った小学生が歩行者の女性をはねて、数年に渡って寝たきりになるほどのけがを負わせてしまった事故が発生しました。

その事故の裁判では、一般的に14歳未満には責任能力が認められないこともあり、小学生の保護者に約9,500万円の賠償金の支払いが命じられました。

その例において個人賠償責任保険に加入していたかは定かではありませんが、もし加入していなければ被害者の人生はもとより、加害者側の家族の人生も一発で狂ってしまうことになりかねません。

また事故を起こせば自分だってけがをしますし、事故では無くてもタイヤがすべって転倒してしまったり、側溝にはまってけがをすることもありますので、その治療費に備えるのが傷害保険になります。

自転車保険で子供を補償の対象にする方法

保険と聞くと子供が契約できるかどうかも分かりませんし、補償の対象になるのかどうかの疑問もあるかと思いますが、ほとんどの自転車保険は子供も対象になります。

加入者に年齢制限を設けている保険が多いため、子供を保険の契約者にできる保険は少ないですが、家族の誰かが加入し子供を被保険者にすることで補償対象にすることが可能です。

相手方にけがを負わせた場合の個人賠償責任補償は家族が被保険者に含まれる保険であれば、家族の誰が起こした事故でも相手方への補償はされますので、もちろん子供も対象になります。

冒頭で自転車保険が義務化されている自治体があるとお伝えしましたが、義務化されているのは個人賠償責任補償の部分ですから、子供も対象に含まなければならないことになります。

また、本人のけがに対する傷害保険については、本人型、本人とその子供、家族型などに分かれているので、子供に付ける場合は、子供が被保険者になる保険を選ぶ必要があります。

子供が運転者の場合の自転車保険の選び方

ここでは自転車保険の選び方を、運転者が子供という観点からご説明します。

●個人賠償責任の金額と示談交渉代行サービスの有無

冒頭で9,500万円の賠償金のお話をしたように、子供が加害者の場合にも高額な賠償金を命じられるケースが相次いでいますので、最低でも1億円の補償は付けておきたいところです。

また、相手方との示談交渉を代行してくれるサービスが付いてくる保険であれば、難しい部分をプロに任せられるので安心でしょう。

●傷害補償

自分のけがに対する傷害補償は先ほども触れましたが、対象が本人だけか、家族全員も含めるかを選ぶ必要があります。

また、入院に対しては補償されるが通院に対しては補償されないなどが商品によって違いますし、保険料によって支払われる補償金も変わってきますので、誰のどの範囲までを対象にするかを考える必要があります。

●特約、付帯サービス

自転車保険の中には自転車事故で負ったけがに対する傷害補償を、自転車以外の交通事故の2倍にしているものなど特約の付いたものがあります。

また、自転車が事故や故障で動かせなくなってしまった場合に、規定の距離内であれば運搬してくれるロードサービスが付帯するものもあります。

●保険料

子供を対象にする場合は家族型を選ぶのが一般的であり、もちろん本人型よりも保険料自体は高くなりますが、それでも月額数百円~2,000円前後までのリーズナブルなものがほとんどですので、補償内容や付帯サービスありきで選んだほうが賢明でしょう。

自転車保険加入時の注意事項

ここでは、自転車保険に加入する際の注意事項についてお伝えします。

自転車保険は何も特別なものではなく、お伝えしている通り個人責任賠償と傷害保険が組み合わされているものです。

そのため、自転車事故だけの補償では無くその他の交通事故や、例えば、「飼い犬が相手に噛みついてけがをさせた」などの日常生活の中での賠償に対しても補償される保険もあります。

ということは、逆にすでに加入している保険で自転車事故も賄える可能性があるということにもなります。

例えば、自動車保険や火災保険では特約として個人責任賠償を付けていることがあるかと思いますし、医療保険や傷害保険であればそちらで本人の治療費に対する補償が受けられるはずです。

自転車保険同様に子供(家族)が被保険者に含まれているかどうかは確認しなければなりませんが、もし補償内容が十分なものであれば新規に自転車保険に加入する必要は無いので、事前に確認してください。

子供が補償対象になるおすすめの自転車保険

それではここから、子供も対象になる自転車保険をご紹介していきます。

【全日本交通安全協会:自転車保険制度「サイクル安心保険」】

プランAであれば月額103円で家族全員の事故に対する個人責任賠償補償と、示談交渉代行サービスを受けることができます。

プランBには本人、プランCでは本人と家族の入院保険金と後遺障害保険金を受け取れるプランもあり、それでも保険料はプランBで月額約220円、プランCで約370円ですので、リーズナブルな保険料で補償を受けることができます。

【au損保:Bycle(バイクル)】

手厚い補償内容と付帯サービスが充実していながら、保険料も格安というネットの比較サイトなどで常に上位にランクされる人気の自転車保険です。

最もシンプルで保険料が安いブロンズコースでも、個人責任賠償補償が最大2億円まで含まれますし、示談交渉代行サービスはもちろん、ロードサービスも付帯します。

また傷害補償は手術が4万円(入院を伴わない場合は2万円)、入院日額4,000円まで補償され、自転車事故の場合はその倍額となります。

加入は本人のみが対象となるタイプ、家族全員が対象となるタイプ、家族から配偶者が対象外となる3タイプから選ぶことができます。

なお、auユーザーであれば個人のアカウントから申し込みや決済がスムーズにできますが、他の携帯電話ユーザーももちろん加入することができます。

子供の総合保険

前項に引き続き子供が対象になる自転車保険をご紹介します。

【総合保険センター:小学生総合保険】

自転車に限らず、学校でのけがや熱中症、ノロウィルスなどの食中毒でも補償がされる保険です。

小学生という名前が付いていますが、中学、高校までが対象になるコースや20歳までのコースもあります。

個人責任賠償はどのコースでも最大3億円で示談交渉代行サービスが付帯し、子供の家族が事故を起こした場合も補償の対象になります。

また傷害補償は本人のみですが、後遺障害、入院、通院全てに対応しています。

そしてこの保険の最大のポイントは、扶養者が事故に合い万が一帰らぬ人になってしまった場合や後遺障害を負った場合にも、子供が学業を続けられるように育英費用が補償されるということです。

なお、育英費用が2倍になるプランもありますので、万が一にしっかり備えることができます。

保険料は期間分の一括払いで、例えば小学校1年生の子供に小学校卒業までの補償を付ける場合は月額334円となりますし、中学卒業までであればさらにお得で月額307円になります。

子供でも自転車に乗るなら保険に加入する!

子供が自転車に乗るようになったら自転車保険に加入することを考える必要があるのは、子供がけがをしてしまう可能性があるため以上に、事故の加害者となり多額の賠償責任を背負う可能性があるからです。

その部分を義務化している自治体もありますので、まずは子供が対象になる個人責任賠償補償付きの保険に加入しなければなりません。

その上で、本人や家族のけがに対する補償や、子供に必要と思われる特約、付帯サービスの内容を吟味して選ぶようにしてください。