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自転車を盗難から守るための鍵の掛け方とおすすめのロック

2020.9.5

自転車に鍵は付きものと考えている方が多いかと思いますが、ロードバイクなどは最初から装備されていないため後付けになります。

言うまでも無く鍵は必要不可欠なので購入と同時に付けることになりますが、最初は種類も多くどれを付けてよいのか迷うこともあるでしょう。

そこで今回は、自転車の鍵について選び方やおすすめについてお話しします。

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自転車は鍵の掛け方が問われる

自転車の盗難は窃盗罪の中でもありがたくないことに毎年ダントツの件数となっており、被害届が出されただけで20万件弱発生していると言われます。

その6割以上が鍵を掛けていない状況で盗まれているため、基本として鍵を掛けることの重要性が分かるデータです。

しかし裏を返せば4割は施錠していたにもかかわらず盗まれていることになるわけですから、鍵を掛けていても全く安心はできません。

また、中でもロードバイクなどのスポーツサイクルの盗難は8割以上が施錠時の盗難のため、ただ鍵を掛けるだけではなく、その掛け方も考えていく必要があります。

スポーツサイクルの盗難は計画的に行われている可能性が高く、狙いを付けられているということになります。

そのため、ロックの基本は犯罪者から狙われにくくすることであり、破りにくいと思わせること、また実際に破る作業に時間を掛けさせるようなロックにすることです。

今回はそのためのおすすめのロックや鍵の掛け方をご紹介します。

おすすめの自転車への鍵の掛け方

おすすめのロックは後ほどご紹介しますが、何を利用するにしても前項でも触れたように鍵の掛け方が重要ですので、まずはそこからお伝えします。

●複数のロックを使用する

盗難をする際に時間を掛けさせる、また防犯をアピールするためにも、自転車には2つ以上のロックを使用することが推奨されます。

その際は同じロックですと1つ開錠されてしまえばあっという間に2つ目もやられますので、なるべく違うタイプのロックで施錠しましょう。

また、スポーツサイクルやサドルやホイールも簡単に外せるために単体で盗まれることがあるため、フレーム(本体)だけではなくサドルとホイールにもロックを通してください。

●地球ロック

リングロック(馬蹄錠)のみでタイヤを固定して走れないようにしていても、車体が軽いスポーツサイクルはそのまま持ち去られてしまいます。

そのため、スポーツサイクルでは柱や樹木などの固定物にロックをくくり付けておく「地球ロック」が効果的です。

地球ロックをすることによって開錠するにはワイヤーの切断や鍵穴をカチャカチャする必要があるわけですから、盗難の抑止力にもなります。

ただし、地球ロックは歩道など駐輪(駐車)禁止の区域では違法になりますし、街中のガードレールや樹木は公共物であり、まして自転車を地球ロックするためのものではないため、その辺りは分別を持っておかなくてはなりません。

●高い位置に掛ける

鍵の位置が地面に近いとワイヤーやチェーンを切断するのに力が入りやすいので、短時間で破壊されてしまう可能性があります。

また、低い位置は死角になりやすく盗難の作業がしやすくなってしまうため、なるべく地面から離れた場所でロックをするのがおすすめです。

自転車の駐輪時に心掛けること

前項では自転車への鍵の掛け方をご紹介しましたが、ここでは盗難防止のための駐輪時の注意事項をご説明します。

●ロックできない物はなるべく外す

サイクルコンピュータやライトはマウントから簡単に取り外せてしまうものが多いため、盗難が後を絶ちません。

面倒と感じることもあるでしょうし、持ち運びに重い物もありますが、決して安価ではないので駐輪時は外して携帯することをおすすめします。

●駐輪場所、時間

ベストな場所は警備員がいて、防犯カメラが設置してあるような駐輪場ですが、そんな好条件ではなくとも路上よりは駐輪場のほうが良いでしょう。

また、特に入り口から離れた奥のほうであれば狙いがつけにくい分だけ、盗難の確率は減ります。

やむなく路上駐輪になる場合はとにかく短時間を基本に、自分の目が届く範囲か、人目に付く場所への駐輪を心がけてください。

また、コンビニで買い物をするなどの短時間でも盗難は起きていますので、時間に関係なくロックする習慣をつけましょう。

地球ロックやパーツに鍵を掛けやすいおすすめの自転車用ロック

それではここから、自転車に鍵を掛ける際のおすすめのロックをご紹介していきます。

《ワイヤーロック、ケーブルロック》

ロックの先にワイヤーやケーブルが付いていて、ワイヤーが非常に長いのものが多いため、フレームとホイール、サドルに両方通したり、地球ロックがしやすいスポーツサイクルでは一般的なロックです。

ワイヤーやケーブルが細いタイプですとニッパーなど家庭用の身近な工具でも簡単に切られてしまうため、なるべく太いワイヤーが付属しているものがおすすめです。

ただし、ワイヤーロック1本のみではあまりにも心もとないため、やはり二重、三重ロックは必要でしょう。

《アーマードロック、チェーンロック》

ワイヤーロックよりも太く頑丈で柔軟性のない素材が使用されているため、切断されにくさではワイヤーロックを大きく上回ります。

また、チェーンを保護するガードにも切断されにくい素材が使用されていたりもしますので、切断に時間が掛かるという認識が定着しつつあると聞いており、狙われにくくなる効果もあります。

ただし、重いものでは2kg近いものもありますので、長距離を走るライダーには持ち運びの問題があります。

厳重に鍵を掛ける場合におすすめのロック

前項に引き続き、自転車に鍵を掛ける際におすすめのロックをご紹介していきます。

《U字ロック》

ロックの先にU字型の太いパイプの付いており、オートバイによく使用されます。

パイプ部分は非常に太く頑丈なため、切断には特殊な工具で、しか、かなりの力が必要になりますので、最も切断されにくいロックと言われます。

ただし、パイプ部分の伸縮性はもちろん皆無ですから、地球ロックはしにくくなります。

また他のロックよりも重量がありますし、携帯時にかさばるのが必至であり、長時間携帯しなくてはいけない用途には不向きです。

《ブレードロック》

鉄の板を組み合わせて輪っか状にしてあるロックで、普段は小さく折り畳んでおけます。

携帯するには最も適していますし、鉄の板が厚いものであればワイヤーロックよりも断然切断されにくいため、特におすすめと言っても良いでしょう。

しかし携帯性に優れる反面、輪状にしたときに短い物が多いですし、鉄の板のため伸縮性がないので地球ロックはしにくいです。

筆者おすすめメーカーの自転車用ロック

それでは最後にご紹介してきました自転車用のロックの中から、特に筆者のおすすめするものをご紹介します。

【ABUS(アブス) :Tresorflex 6615 Combo】

こちらは非常に太いインナーケーブルを切断しにくい布製のアウターで覆った、アーマードロックと呼ばれるタイプのものです。

刃物が入ったときにぐにゅっと潰れ切れにくくなっているため、セキュリティレベルが同等程度のワイヤーやチェーンに比べ格段に防犯レベルは上と言えます。

また、万が一盗難された自転車が盗難された場合には、この製品のセキュリティレベルですと、最大2万円の盗難見舞金が支払われます。

【ABUS(アブス) :BORDO LITE 6055/85】

輪状にした際に85cmになるロングモデルのブレードロックですが、25cm短い従来品と比べ60gしか増量になっていない優れものです。

また、このモデルにはフレームに取り付けられるマウントが付属しているため、一層携帯性に優れた仕様になっています。

そして、同じABUS製でも上記製品よりもセキュリティレベルが高く、盗難見舞金も最大5万円になりますので、スポーツバイクに鍵を掛ける際におすすめになってきます。

自転車の施錠は基本的なことの積み重ね!

自転車にはロックが標準装備されていないものもあるため、後付けが必要になる場合があります。

ロックする際はどんなものを使う場合でも自転車を持ち去れないようにすることを意識し、盗難に手間が掛かり、人目に付くことを意識させる鍵の掛け方をしなくてはなりません。

自転車の盗難は件数も多く身近にしかも短い時間でも起きているので、油断せず、基本をバカにせず、厳重に施錠を行ってください。

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