自転車のタイヤ交換。
これにかかる値段を高いとみるか、安いとみるか。
それは自転車本体の金額にもよるでしょうし、愛着もあるでしょうし、そもそも高い車体だったから、買うより交換代が高いなんてことはないって思っていますよね。
本当にそうでしょうか。
今回はタイヤ交換について、いろいろ考えてみましょう。
自転車タイヤ交換の値段をできるだけ安くするには?
徒歩より速く、車のような維持費がかからず、公共交通機関と比べて自由気ままな自転車は、生活の足として現代社会では、すでに欠かせない存在となりました。
通勤・通学・買い物にと、老若男女問わずに愛用している方も多いのではないでしょうか。
ですが、その愛車のメンテナンスをきちんとしていますか?
時としては凶器にもなる乗り物であり、乗っている人の、また周りの人たちの安全のためにも、手入れはきちんとしていきたいところです。
特に、足回りの要であるタイヤは、定期的に交換・手入れをするのが理想です。
でも、どこで、どうやってその手入れすればいいのか?
値段はどれくらいかかるのか?
そんな疑問にお答えする情報をまとめてみました。
自転車のタイヤ交換で知っておきたい基礎知識
自動車、バイクのタイヤと自転車のタイヤ、運動エネルギーを地面に伝えるという役目は同じようなものにみえますが、その構造が根本的に違うところがあります。
それは「タイヤ」と「チューブ」が一体化しているかどうか。
自転車のタイヤは、車輪とタイヤの間にチューブが入っており、このチューブに空気を入れることで、タイヤの形状を維持しているのです。
タイヤがパンクしたときは、基本的にこのチューブの一部が破損して、空気漏れしている場合がほとんどです。
この破損部分を塞ぐことで、また自転車で走れるようになります。
しかし、タイヤもチューブも消耗品ですので、パンクしなかったとしても、定期的に交換する必要があります。
これを放置すると、経年劣化による摩耗で安全性能が落ち、思わぬ事故の原因になる可能性は大です。
製造から大体3年が寿命と言われますが、走行距離・状況がそれぞれ違います。
ですので、寿命の前にタイヤの溝がすり減って浅くなったと思ったら、ちゃんと交換しておきましょう。
自転車タイヤ交換の場所と値段の比較
では、実際に自転車のタイヤ交換は、どこでできるかご存じでしょうか?
とっさに思いつくのは、町の自転車屋さんや、自転車のチェーン店でしょう。
格安の自転車を売っているホームセンターでも、交換することはできます。
それぞれ、どれくらいが相場なのか調べてみました。
以下のタイヤ交換の値段は、1本の値段として見てください。
マウンテンバイクや競技用自転車のタイヤは特殊仕様になるので、一般的な自転車いわゆるママチャリ、シティサイクルなどのタイヤ交換の値段比較をしています。
【自転車屋(個人経営)】
標準タイヤ→1,500円
標準チューブ→1,500円
工賃→3,000円前後
【自転車屋(チェーン店)】
標準タイヤ→1,500円
標準チューブ→1,000円
工賃→4,500円
【ホームセンター】
標準タイヤ→1,000円
標準チューブ→500円
工賃→3,000円前後
ざっと見て、単純な値段で考えると、ホームセンターが最も安くなるでしょう。
実は複雑な自転車のタイヤ交換の値段
さて、上記で大まかに3つの分類に分けて値段を比較しましたが、あくまで平均的な値段です。
自転車のタイヤ交換の値段は、その店舗によって差異があるのが普通です。
さらに、タイヤの値段も「時価」であることがほとんどです。
工賃も前輪と後輪で違うこともあります。
また、タイヤ自体もパンク防止仕様や滑り防止仕様など、様々なグレードのタイヤが存在します。
高級グレードのタイヤに変えると、当然、全体の値段は跳ね上がってきます。
お店でタイヤ交換をお願いすると、自転車にあわせ
「タイヤ料金と工賃、セットで○○○○円です。」
と、セット価格で提示される場合がほとんどです。
個別の価格がよく分からないこともしばしばです。
不明瞭な料金体系と言えますが、工賃の決まりが存在しないため、各店舗毎に値段が変わってくるのです。
チェーン店やホームセンターでは、一律に工賃が決められているので、ある程度、料金面では信用できます。
しかし、作業する方は新人さんもベテランさんもいるので、その作業内容は分からないので、ちょっと不安な点もあります。
自転車のタイヤ交換の値段をできるだけ安くするには
ホームセンターとチェーンの自転車専門店は、料金体系がある程度固定されているので、滅多なことでは値引きはしません。
しかし、個人経営の自転車屋さんは、店主の裁量で値引き交渉ができます。
また、タイヤの値段が「時価」と先述しましたが、コネ・ツテなどで安く仕入れることができた場合、すぐに値段に反映させることも可能です。
基本料金が安いのはホームセンターですが、タイヤ交換などの作業が「結果として安くなる」のは、個人経営の自転車屋さんの方が可能性が高いと言えます。
「でも、お店がきれいじゃないし、ぼったくられたら怖い」と思う方もいるでしょう。
店舗にお金をかけていないということは、裏を考えれば、広告費・人件費などの費用が工賃に上乗せされることはないとも考えられます。
ただ、向こうも商売ですから、そんな簡単には値引きしてくれないと思います。
定期的に同じ自転車屋さんにメンテナンスをお願いすれば、馴染み客として工賃に色をつけてくれるお店が多い気がします。
それにどんなお店かも分かりますから、安くするためには、まずは個人経営の自転車屋さんに頼んでみることをオススメします。
まとめ・自転車のタイヤ交換と値段について
タイヤの寿命について詳しく知りたい人はこちらへ⇒『自転車のタイヤの寿命ってどれくらい?チェックポイントは?』
パンク修理について知りたい人はこちらへ⇒『自転車のパンク修理って、どれくらいの値段?』
ホームセンターでの交換は、工賃さえ確認できれば明朗会計です。
自転車店では、タイヤとチューブをセットで交換したり、馴染みになると値引きが入りやすいかもです。
その値引きの金額は、お店によってまちまちです。
なので、単純に計算できません。
大半の自転車専門店では、オープン価格です。
その値段は、自転車屋さんのおじさんの気分で決まるという曖昧なところがあります。
例えば、作業が簡単な前輪は自分で交換して、作業が複雑な後輪だけをホームセンターに依頼する方法は、費用削減効果が期待できるともいえます。
しかし、自転車に対する意識によって、そのコスパは変わってくると思います。
ただ、移動手段として自転車に乗る人と、自分の楽しみが目的で自転車に乗る人で、その意識は違いますね。
目的と手段が違うので、メンテナンスにかかる費用の意識が全然違うのです。
自転車が手段の人は、故障すれば買い換えるのが早いと思いますし、逆に自転車が目的の人は、その自転車に愛着を持って大事にしたいと思うはずです。
なので、それぞれの自転車に対するスタンスで、タイヤ交換にしても各種のメンテナンスにしてもそれが高いか、安いかは変わってくるはずです。
自転車は、乗る人によっては長く付き合う相棒です。
自転車屋さんもそれが分かっているからこそ、末永く付き合っていけるように、無茶な料金はふっかけてこないと思います。
各種メンテナンスは、安心・安全に関わる大切な要素ですから、自宅の周辺で自転車のお医者さんを探してみるのがいいでしょうね。