自転車通勤してみようかな?4キロって何分かかるかな?

最近では、健康や環境、金銭面の観点から、自転車通勤をする会社員が増加傾向にあります。

しかし、実際に自転車での移動距離や移動時間は、なかなかイメージしにくいですよね。
そんな方のために、徒歩や車と比較して見ていきましょう!

これで、あなたも自転車通勤デビュー!

自転車通勤時間、何分くらいが妥当?

自転車通勤において最適な距離を知るために、ロードバイクに乗った一般成人男性を例に、距離を調べてみました。

【3km】
車通勤やバイク通勤よりも早く着きます。
むしろ、あっという間に到着してしまいますので、少し物足りなさも感じてしまうかもしれません。

【5km】
3kmと比べて、走りに充実感を覚えます。
ずっと続けていくと体も締まるので、ほど良い距離感と言えるでしょう。

【10km】
夏場ですと、ほとんどの人が汗をかきます。
ただ、慣れてくる距離感でもあります。
少し、ダイエットをしようかな、なんて考える人には、ちょうど良い距離感です。

【15km】
毎日の通勤手段としては、この距離感が限度でしょう。
車通勤と比べると、コスト削減にも繋がりやすく、理想的なボディになることでしょう。

【25km】
正直、ロードバイクでも、通勤としては限界になってしまう距離感です。
たまには車通勤をするなど、週でも休憩が必要になってきます。

以上が、雑感と実体験のもとに書いてみました。
この例から取ると、妥当な距離感は10km以内といったところです。

通勤距離4キロ。自転車で何分かかる?

女性の場合ですと、4キロは20分掛からない程度の距離です。
もちろん、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイク・ママチャリで誤差はあります。

ちなみに、夏場でも、そこまで汗をかかなくても済む距離でもあります。
坂がなければですが。

自転車出勤は夏場に限らず、毎日乗っていれば、女性の敵である紫外線で、日焼けしてしまいます。
ですので、ロング手袋などの日焼け防止アイテムが必要になります。

また、汗をかいたらメイクをし直すことも考えないといけないので、それも何分掛かるか計算して自転車出勤しましょう。

男性の場合ですと、目安として約10分から20分で到着します。
こちらも、どの自転車を使用するかにもよりますが、大体の男性が無理なく通勤ができる距離です。

坂があるかないかでも相当変わってきますので、それにより自転車の種類も考えたほうが良いでしょう。

また、汗対策として、着替えや汗拭きシートなどは常備しておきましょう。

自転車通勤は自由が多い

女性に限らず、雨の日はあくまで「通勤」ですから、自転車通勤は避けた方が無難です。
雪の日はもってのほかです。
通勤ですので、安全が一番になります。

それでも、自転車通勤の良いところは、四季それぞれの良いところを発見できる楽しみがあります。
それは自転車ならではの楽しみで、車では絶対に入れないような道でも、自転車なら楽々通っていけますから、様々な場所で新たな発見ができます。

何時何分までに出勤!と決まっていて、朝の遅刻には厳しい社会なので、朝に寄り道することは難しいと思います。

ですが、帰りでは好きなようにして帰っても、問題ありません。
気になっていたお店にフラッと立ち寄ったり、ちょっとサイクリングして帰るということもできます。

渋滞も電車の時間も気にしなくて済む自転車には、自由が多いのです。

徒歩で4キロは何分かかる?

一般的な徒歩の速さは、1分で約80mと言われています。
ですので、4kmの距離を徒歩で通勤するとなると、50分は掛かってしまいます。

もしも、ここで30分以内で到着しないといけない、なんてことになったときには、小走りをしないとキツくなってしまいます。
通常通り、通勤をするよりも、かなり疲れてしまいます。

あなたのお仕事がデスクワークでしたら、それこそ眠くなってしまい、仕事に支障をきたしてしまうでしょう。

ただ、慣れてくると筋肉も慣れてきますので、そういった疲れは解消されてきます。
ですが、足にマメができてしまったり、靴擦れが起きてしまったりと、やはりメリットは感じられません。

ここまで徒歩通勤について考えてきましたが、自転車通勤のほうが何かと楽なことが多いと思います。
健康のために通勤手段を徒歩に変えるのであれば、自転車通勤も考えてみましょう。

自転車通勤をする際の注意点

自転車通勤をする際、気にしたいポイントとしては、天候・車・季節・パンクがあります。

順番に説明していきます。

まず、雨が降ると、まずは視界が相当悪くなります。
自分だけでなく、周りの車や歩行者の視界も悪くなるので、急な飛び出しなどに、より一層の注意が必要となります。

自分が濡れることは百歩譲って良いとしても、路面も濡れているので滑りやすいので、乗らない方が賢明かもしれません。

次に車です。
自転車は原則、車道を走らなくてはいけません。

そのため、走っている車に自分の位置を認識してもらう必要が出てきます。
夜になると特に認識が難しくなるので、ヘッドライトとテールライトは必ず点灯しましょう。

季節は、当然の事ながら夏は暑いですし、冬は寒いです。
それがダイレクトに伝わってきます。

冬は全速力で漕げば、自身からの熱で我慢できるレベルでしょうが、夏の場合には、そうはいきません。
水分補給をしっかりとして、体調に悪い日には、別の手段で通勤することも大切です。

そして厄介なのが、パンクです。
パンクは、自転車に乗る上で、常につきまとうトラブルです。

そのため、週に1回のメンテナンスは必ず心掛け、曜日を決めてチェックするようにしましょう。

もしも、実際にパンクしてしまった場合には、自分で直すか自転車屋さんに持ち込むことになります。

自分で直す場合は、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車は、手馴れていれば5分くらいで修復できます。

ですが、ママチャリの場合は、手間取る可能性があるので、自転車屋さんに持ち込むのが良いでしょう。

お店の中には、チューブ交換のみしか扱っていないお店もありますので、できる限り事前に通勤路の自転車屋さんの情報を集めておきましょう。

自転車通勤をするメリット

自転車通勤のメリットとしては、まずは自動車と比べても、交通費や維持費が掛かりません。

当たり前ですが、満員電車や交通渋滞に巻き込まれることはないので、それだけでも嫌なストレスからは解放されます。

女性の場合でしたら、痴漢の心配も無用ですし、男性の場合でしたら、逆に冤罪といった外的要因の危険からも解放されます。

自転車ライフは、気持ち的に爽やかになれる移動手段ですので、毎日を爽快に過ごせるでしょう。

中には、スポーツジムに通っている方もいらっしゃるかと思いますが、実際のところは仕事の進捗具合で計画が狂ってしまう方も多いのではないでしょうか。

自転車通勤でしたら、日頃からの運動不足に悩まされることはなくなります。
仕事の能率面でも向上が見込めます。

さらに、ダイエット効果も見込めます。
無理にダイエットをしようとすると続かない方も多いですが、自転車通勤はそういったリスクも少ないでしょう。

通勤手段のメリットは人それぞれで変わります

今回は、自転車通勤についてまとめてみましたが、メリットもあればデメリットもあります。

結局のところは自身に必要なことは何か。
ダイエットだったり、ストレスからの解放、金銭面など様々です。

その自身が考える今大事にしていることに注力を注ぎ、自転車通勤なのか徒歩通勤なのか、自動車通勤、電車通勤なのか移動手段を改めて検討してみてください。