自転車のタイヤ等のパーツの捨て方はどうするの?

自転車のパーツ交換で、タイヤやチェーンの交換を行ったときに、不要になったパーツの捨て方で悩んだことはないですか?

燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのか、はたまた粗大ごみなのか悩むこともあると思います。
今回は、捨て方についてのお話をしていきましょう。

自転車のタイヤ等の各パーツの捨て方は市によって違う①

自転車を購入すると、各部品を別の種類にしたり、手を加えて性能を上げたくなりますよね。
それは良いのですが、いらなくなったパーツの正しい捨て方はご存知ですか?

ペダルやサドルなど、あまりかさばらないものはともかく、フレームなどの大きなものはその辺に置いておくわけにもいきません。
タイヤやチェーンなども然るべきところに持っていく必要があります。

誰かにあげたとしても、その誰かが必ず捨てることになります。
覚えておいて損はないので、捨て方を知っておきましょう。

ゴミの出し方は市町村ごとのやり方がありますが、一例としてはシューズ・ヘルメット・バッグは燃えるゴミになります。
プラスチック類も適用されますが、カーボンは微妙なところです。

チェーンなどの金属類や、オイルの缶などは資源ゴミです。
サイズだけで考えると、ハンドルやクランクも含まれますが、さすがにゴミ捨て場のスペースを圧迫するので、他の人の迷惑になるかもしれません。
なお、缶は穴を空けてください。

問題はホイールです。
スポークとハブは分解すれば捨てられますが、リムはサイズがサイズなので、4つくらいに割りましょう。
分からなければ、ゴミ収集を担当している自治体の人に聞いてみましょう。

自転車のタイヤ等の各パーツの捨て方は市によって違う!②

自転車の各パーツの捨て方ですが、実はパーツごとに分ける必要はなく、そのまま粗大ゴミとして捨てられます。
しかし、地区によっては家ごとに集めていくか、ゴミ処理の施設に直接持って行かなければなりません。

その際、500円ほどの費用が掛かります。
実際にどうすればいいのかは、自治体や施設に問い合わせてみてください。

タイヤだけは捨てられないため、買ったお店に廃棄をお願いしましょう。
ですが、市町村によっては、自転車専用のタイヤなら燃えるゴミとして扱ってくれるようです。

ただ、一番の問題点は、捨てられるかどうかよりも、近隣の人々の目かもしれません。

かさばる上にゴミ捨て場の場所を占領してしまううえ、目立つゴミですから、人目を引きます。
さらに、ゴミ捨て場によっては、決まった時間以外は閉まっていますし、係員が常に控えているところもあります。

一人暮らしなら多少の無茶もできますが、家族と暮らしている場合は、近所付き合いにヒビが入るかもしれません。
そこまでいかなくとも、変な噂は囁かれるかもしれません。

自転車のパーツで売れるものは売ってしまおう

タイヤの他に、いらなくなった自転車のパーツの捨て方ですが、いっそのこと誰かに売ったり、プレゼントするのはいかがでしょうか。
自転車に興味のある人や、近くにはいなくても、SNSなどで探せば見つかる可能性はあります。

オークションも悪くありませんが、梱包と郵送にはお金が掛かります。
それらの金額と売った金額を差し引いた結果、アルバイトの時給よりも低いお金しか手元に残らなかったということもあるようです。
それに、落札者とトラブルが発生したという話もよく耳にします。

自転車屋さんに処分をお願いするのも、ひとつの手段です。
そのお店が自転車そのものやパーツを買ったところなら、代金と引き替えに回収を引き受けてくれることもあります。

リサイクルショップやフリーマーケットに出してみるのも面白いですね。
そんなに高くは売れませんが、保存状態が良ければ、それなりの価格で売れるでしょう。

地域や場所によっては自転車のタイヤの捨て方は業者に依頼!

自転車のパーツには、それぞれの捨て方がありますが、タイヤはゴミとして捨てることができません。
そのため、専門業者に引き取ってもらう必要があります。

タイヤにはゴム以外にも様々な化合物が使われているので、廃棄しにくいのです。
燃やせば環境汚染になりますし、だからといって不法投棄はもってのほかです。

非常にややこしいため、タイヤを引き渡すときには、どこにどうやって捨てるのか、といったことが記された書類が必要になります。
面倒ですが、これがないと新しいタイヤを売ってもらえなくなるので、ちゃんと用意しなければいけません。

処分をお願いするには、ある程度のお金が掛かります。
無料ではないのか、と肩を落とす人もいるかもしれませんが、そこまで高額ではありません。
素直に支払いましょう。

自転車屋さんではなくとも、ガソリンスタンドやカーショップなどでも受け付けてくれますよ。
昔はそこまで規則が厳しくなかったものの、タイヤなどが道端や人気のない山の中などに放置されているのは、やはり良くないことです。
手間が掛かっても、きちんと処理されるのが最も良いことだと思います。

自転車のタイヤを自分で捨てるときに捨て方!

自転車のタイヤの捨て方についてですが、もしお住まいの地区がタイヤをゴミとして捨てても良い場所なら、自分で分解してから捨てましょう。

自転車屋さんに頼むと、古いタイヤの廃棄処分を引き受けてもらえますが、自分でタイヤを取り替えるなら、処分も自分ですることになります。

しかし、丸ごと捨てるわけにはいきません。
タイヤには金属製のワイヤーが使われているので、それを取り除く必要があるのです。

取り除く方法ですが、まずはカッターで、タイヤの真ん中に切れ目を入れてください。

そこからハサミで縁まで切ります。
縁の辺りからワイヤー沿いに20~30cmほど切っていきます。

ワイヤーの部分だけを切り離せたら、タイヤを足で押さえつけ、ワイヤーは手で持ちましょう。
そうしたら一気に引き剥がします。

すると、あっという間にワイヤーが取り外せるでしょう。

ワイヤーが折れていることもあるため、怪我をしないように、軍手などを着用して作業しましょう。

あとは、ワイヤーを金属のゴミとして、タイヤはハサミで小さく切り、それぞれ分別してゴミの日に出しましょう。

自転車自体を捨てる前に防犯登録を抹消しよう!

自転車のタイヤの捨て方は、先ほどお伝えしましたが、自転車そのものはどうするべきでしょうか。

大抵の自転車には防犯登録証が付いていますので、最初にこれを取り消します。
登録者の身分証明書と防犯登録カードを持って、最寄りの交番か、自転車を買ったお店に行けばオーケーです。

どちらもなければ、自転車そのものを持って行ってください。
取り消しは登録した地域でしか行えません。
引っ越したとしても、電話をすれば受け付けてくれるはずです。

もし、取り消さずにどこかへ売ると、下手をすれば盗んだのではないかと疑われてしまいます。
誰かに渡すときは、気を付けてください。

もう乗れなさそうだと判断したら、自治体に頼めば引き取ってもらえます。
地域にもよりますが、自転車を粗大ゴミに分類していたり、資源ゴミとして無料で回収してくれるところがあります。

やり方は市町村ごとに違うので、まずは電話をして、どうすればいいのかを聞きましょう。

そんな時間がないという人は、不用品回収業者にお願いするのが最適です。
電話をすれば家まで取りに来てくれるので、手間が省けます。

2台以上所持していて、持ち運ぶのが大変だという場合にも活用できます。
無理をしないで、遠慮なく利用しましょう。

自転車のタイヤの捨て方は地域によって違う

自転車のタイヤの捨て方は、地域によっても違ってきます。
分からなければ地域の自治体に連絡して、確認するのが間違いないかと思います。

また、自転車を捨てるときも、買うときに防犯登録を行っている人が大半だと思いますので、防犯登録を必ず抹消しましょう。
特に自転車を売るときは、抹消しないとその自転車を購入するときに大変になります。

しっかり責任を持って、処分をしましょう。