日本一周を自転車で制覇!長距離に必要な装備

自転車で日本一周をする人が最近では多くなってきました。日本一周の響きはとても良いですね。実際に制覇するとなると時間と費用が掛かるので、大変です。しかし憧れる人もいるのではないでしょうか。日本一周はかなり長距離ですのでしっかり装備を整えましょう。

自転車で長距離の旅!日本一周はどんな費用が掛かる?

自転車で日本一周をしようとした場合、距離も期間も人によって変わってはきますが、
概ね1万キロ程度という場合が多く平均的には3ヶ月、のんびり走っても半年程度というところでしょう。
距離は単純に1日80kmで計算しておけば良いです。
一周ではなく、縦断であれば半分程度の期間と予算でも可能です。

食費の計算ですが、500円×3食=1500円で考えて頂ければ大丈夫です。
食費を抑える方法としては、ジュースを買わないなどの方法がありまして、代わりに水道水を飲みます。
寒い日などには贅沢をして缶コーヒーを買ったりします。
こういった小さな工夫をすることで食費を大幅に抑えることができます。
水道水が飲めない場合には予算を少し増やす必要がありますが、日本の水道水は安全かつ美味しいですので、トイレの水道水であっても、安心して飲むことができます。

宿泊費用はテントが費用をゼロにすることができます。
しかし、テントを張るのに為の場所が見付からない場合もあるので宿にも泊まる準備も必要ではあります。
洗濯やシャワーをしたい日には、ビジネスホテルに泊まるのがおすすめです。5000円程度と考えましょう。
携帯電話の充電などもかねて、時々にはビジネスホテルに泊まることになります。

自転車で日本一周をするならキツイこと

自転車で日本一周をする場合にツライこと。それはやはり山岳でしょうか。
しかし、山岳については国道を使えばある程度は避けて通ることも可能です。
峠を通る場合、基本的には箱根が一番大変と思っていて間違い無いでしょう。
他にも、標高1000mになる地点はいくつかありますが、箱根ほどガッチリした峠というのは国道にはないと思っていても良いです。
山岳は大変です。坂道を登るのが大変というのは勿論の事、道は曲がりくねっており自動車との距離も近くトラックが走る事も多いです。
時には、身体的にキツくてどうにもならない事もありますが、無理はいけません。
そういう時はしっかり休憩をとり、またのんびり進むと良いでしょう。

また、山岳では宿泊出来る場所が少ないという点も重要です。
宿泊施設は勿論の事、コンビニなども少ないです。
道の駅を見つけたら積極的に利用しましょう。店のすみでテントを張らせて貰えると非常に助かります。
野宿でトイレと水が確保出来るだけで、かなり楽になります。

日本一周長距離の旅!おすすめの自転車!

日本一周に最適な自転車は? と聞かれたら
まず思いつくのは、PanasonicのOJC1でしょうか。
OJC1の特徴としましては、

26インチタイヤを履いたランドナー 。
・26インチのタイヤは何処でも手に入る
・ブロックタイヤも履けるので未舗装道路も大丈夫
・泥除けもハンドルも簡単に分解できる
・フレームがクロモリなので衝撃が緩和される
・見た目がかっこいい!!

この自転車は、大陸横断用に開発された自転車ですので、日本一周どころか日本10周する事も可能かも。それどころか地球一周までできちゃいます! ?

次点でお勧めなのはGIANTのグレートジャーニーです。
やはり日本一周の際にはグレートジャーニーを選ぶという方はすごく多く、クオリティを考えると値段にも納得がいきます。
特に括目するべきはタイヤで

・ SCHWALBE(シュワルベ) マラソン 29(28)×1.75 クリンチャータイヤ  を使用しています。

長距離の自転車旅といえば「シュワルベのマラソンタイヤ」と言われるほどに自転車乗りから信頼されている製品でして、少々高価ではありますが、耐パンク性能に関しては他のタイヤを凌駕するほどの性能を誇っています。
もちろん舗装路の多い日本でも性能を十分すぎるほど発揮してくれます。

自転車で日本一周や長距離の旅におすすめのバック

日本一周の自転車旅に欠かせないバック。それはやはりORTLIEB(オルトリーブ)でしょう!

フロントバッグ

●ORTLIEB(オルトリーブ)
信頼できる「オルトリーブ」という会社の製品で、完全防水のバッグ。
結構な容量があり、一眼レフカメラ、スマホの充電器類、行動食など、
安心してカメラや貴重品を入れておくことができる。信頼できるバッグの一つ。

サイドバッグ(前)
●ORTLIEB(オルトリーブ)
安心できる「オルトリープ」製品。もちろん完全防水。
前側にバックを導入することで走行の安定性が上がり、自転車の負担を減らすことが出来るので
自転車旅をこれから始める人は、荷物が少なくても前バッグも導入することをオススメしたいです。

サイドバッグ(後)
●ORTLIEB(オルトリーブ)
やはり安定のオルトリーブ製品。 相変わらず優秀なバッグで、あらゆる雨・風・暴風雨などから荷物を守ってくれる。
完全防水というのは本当に長距離自転車旅において役に立ちます。

自転車にバックを付けるなら必要な荷台

日本一周の自転車旅、荷台のお勧めとしましては、

前キャリア(荷台)
●ミノウラ MT-4000SF サスペンションフォーク用フロントキャリア

使用する自転車のスペックを把握する事、それに合った荷台選びはとても重要です。
自転車のタイプによっては通常のキャリアを取り付ける事が出来ないといったケースもあるので
まずは自転車のスペックを把握することがとても大切です。
おススメはミノウラ製品。 剛性が高く長距離旅においても安心できるので旅に出るならこのキャリアはお勧めです。

後キャリア(荷台)

●bontrager backrack L disc リアキャリア

前キャリアとのバランスでのチョイスとなります。
荷台選びで重要なのは自転車の負荷を分散させる事です。
ディスクブレーキ対応の有無。通常キャリアが取り付け可能かのチェックは必ず行う必要があります。
場合によってはメタルラック用の棒を継ぎ足すなど、自転車の負荷を分散する工夫や方法を色々と考えてみましょう。

自転車で日本一周長距離の旅に行くなら付けておくと便利なアイテム

日本一周の自転車旅にあると便利なアイテムを色々。

ライト
●ジェントス 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】

明るさが100ルーメンもあるので、街灯のない田舎道でもそこそこ明るく照らしてくれます。
普通のライトの形状をしているので、取り外してサバイバル用のライトとしても使用することが出来ます。

サイクルスタンド
●MASSLOAD(マスロード) Vオープンセンタースタンド

自転車日本一周で必要な荷物を全て積載すると、総重量が60kgを越えてきます。
スタンドがなくても問題はないのですが、場所によっては自転車を立てかけられるような障害物がない場合もあります。
無いよりはあったほうが良いというぐらいの認識で大丈夫です。

サイクルメーター
●キャットアイ(CAT EYE) ベロ9 VELO9

自転車で日本一周をする人なら、サイクルメーターは必須です。
ベロ9はお値段もお手頃でキャットアイのサイクルメータの中でも最安価。
走行速度、平均速度、最高速度、積算距離等最低限の機能搭載です。

自転車で日本一周は準備が大切!

自転車で日本一周をすることを考えたならまずは準備が大切です。それはアイテムだけでなく気持ちの面でも覚悟が必要かもしれません。やはり長距離となるとトラブルは少なからず発生すると思います。
道もアップダウンや山を超えなければいけないところもあります。
楽しいこともありますし、人との繋がりも増えますので自転車で日本一周は楽しい思い出になると思います。
気持ちとお金の準備が出来たらチャレンジしてみるのも良いですよ。