ロードバイクスタンドは自作できるもので最近では、既成品を買わず自作する人が増えてきてます。
今回ご紹介するスタンドは、自転車に取り付けるものとは違い、自宅で保管する際に使うスタンドです。
保管するときに室内のほうが盗難の危険性も回避出来ますし、劣化もしづらくなります。
室内で保管出来るようにスタンドを自作してみましょう。
ロードバイクスタンドを自作する前に重要なこと
自宅でのロードバイクの保管はどのようにしていますか?
私はタワー型のロードバイクラックの購入しようとしていましたが、かなり高額でしたので、自分で作ってみることにしました。
ロードバイクスタンドを自作するにあたり、絶対に外せない4つのポイントがありましたので、ひとつずつ紹介します。
①頑丈さ
ロードバイクが軽いのは確かですが、それなりの重さです。
そのため、頑丈さが必要であり、素材は金属にしました。
また、地震などで倒れないように、突っ張り棒形式のスタンドにしました。
②簡単さ
手間かけてオリジナルのロードバイクスタンドを自作しても良いですが、あまり時間と費用をかけるのも考えものです。
あまり時間をかけたくなかったので、簡単に作るようにしました。
③美しさ
見た目の美しさは絶対に譲れません。
頑丈かつ安く簡単に、そして美しく。
完成品を見ながら、ゆっくりとお酒を楽しむことができればいいと思いました。
④安さ
最重要ポイントは価格を抑えることです。
始めにお伝えしたとおり、ロードバイクのスタンドはそれなりの値段はします。
今回の目標は1万円以下!その範囲で制作しようと思いました。
アルミラックのロードバイクスタンドを自作しよう
ルミナスというメーカーのアルミラックを購入して、今回の自作スタンドのベースにしました。
購入品の詳細は、下記になります。
・テンションラック用ポール2本組
天井の高さに合わせるため、220cm〜280cmまでサイズにしました。
パイプの足元は重いものを支えることを想定したデザインになっており、しっかりしています。
・【25mm】幅46 ルミナスワイヤーバー(スリーブ付き)
安定性をだすため、パイプ間のパーツを3本にしました。
この長さが一番収まりが良く、隙間にフックもかけやすいです。
・フック (値段は覚えていないのですが、4つで1,000円弱です)
以上、合計金額 約7,000円しないで、ロードバイクスタンドを作ることができました。
市販品よりもかなり価格を抑えられたのではないでしょうか。
また、ロードバイクを増やしても、今回のロードバイクスタンドであれば、またすぐに作れます。
1台ならまだ良いですが、所有する台数が増えると保管方法の検討が必要です。
今回のように高さを活かせば、天井に付近のデッドスペースの有効活用ができると思います。
壁を利用してロードバイクスタンドを自作しよう!①
みなさん、ロードバイクはどこに置かれていますか?
とりあえず、廊下や空いたスペースに置く方が多いと思います。
しかし、それによって居住空間が狭くなってしまうことがデメリットですよね。
そこで提案したいのが”壁掛け”です。(サイクルショップのディスプレイでよく見ますね)
しかし、賃貸だから壁に穴を開けることが大きなネックになっていると思います。
そこで、【ディアウォール】を使ったスタンドの自作がおすすめです。
新しく柱を立てれば、そこを壁とみなして取り付けることが可能になります。
壁に穴を開けずに応用できるので非常に便利です。
柱を組み立てる 2×4材の木材を購入し、床からの高さに合わせてカットします。
木材に【ディアウォール】を取り付けることで、上下に壁へ固定します。
【ディアウォール】
・WAKAI ディアウォール 上下パッド 1セットツーバイフォー
・多くのホームセンターやネットショップで販売
・価格は1,000円前後。
※カットした木材の長さが足りない場合は、100円ショップ等で売っているコルクコースターを挟んで調節しましょう。
壁を利用してロードバイクスタンドを自作しよう!②
【バイクハンガーの取り付け】
バイクハンガーは、MINOURA バイクハンガー4Rがおすすめです。
他にも【4M】というモデルもありますが、こちらはMTB等のフラットバーの長さに対応するためのモデルです。
ロードバイクのハンドル幅は短いので、【4R】の方が合うと思います。
バイクハンガーを、説明書通りにゴリゴリと柱に取り付けます。
木材が割れないように、ネジを埋め込む前に予備穴をあけておくことがポイントです。
取り付け完了後に、グラグラしないか最終確認をしてください。大切な自転車が落ちたら大変です。
さらに、自作スタンドですので、様々なアタッチメントの追加が可能です。
例えば、洗濯物干しかけ等をスタンドに取り付けると、小物を下げておくことができます。
限られたスペースを上手に利用すると、おしゃれにも見えるので、色々工夫してみましょう。
【自転車を掛ける】
ロードバイクをハンガーへ引っ掛けましょう。
私は、部屋の中に設置しました。
部屋の中へ取り付けると、インテリアとしても楽しめます。
自作とは違う既成品ロードバイクスタンド
自作はちょっと・・・という方におすすめの市販品です。
1台掛け壁掛けスタンド【DNS-10】
・黒色と白色で、インテリアとしても邪魔しません。
・不使用時にたためて、1番省ペースで、出っ張りが邪魔することはありません。
・作りはシンプルですが、がっちりとホールドします。
・取り付け場所は、玄関・リビング・自分のお部屋など、どこでも取り付けOKです。
・コンクリート壁に取付け可(専用工具要)
MINOURA DS-2100 Tancho E’ess ホワイト
・タイヤ受けに乗せ、上部分のフックにかければ、簡単に保管できます。
・フックを持ち運び、どこでも自転車を掛けられます。
・また、垂直にかけたり水平にかけたり自由自在です。
MINOURA ディスプレイスタンド 【グラビティスタンド2】
・自転車の出し入れ・保管は、壁に立てかけるだけです。
・2台かけでもホールド感はしっかりしていて、震度6でも転倒しません。
・お部屋をすっきりコンパクトに見せられます。
サイクルロッカー(CycleLocker)
クランクストッパースタンド CS-103
・スタンド利用だと力強い印象です。ただ立てかけているだけでも存在感ありです。
・スリムですが嫌な威圧感はありません。自然に空間に溶け込みます。
・自転車の出し入れや収納も楽々。
・固定方式に独自機構「クランクストッパー機構」を採用。取り出しは超簡単。
スマートでちょっとだけオリジナル感のあるロードバイクスタンド!
手のひらサイズのスタンドlogicの『CLUG』で室内保管。
ロードバイクは高額なので、盗難は自転車乗りが最も恐れることです。
盗難防止目的でロードバイクを室内保管している方も多いかと思います。
保管場所で特に問題となるのはロードバイクです。
私は、自宅にロードバイク2台+街乗り1台の3台を室内保管しており、そのうち1台のロードバイクは玄関にそのまま置いています。
そんな状況で、自転車スタンドを探していたところ、“世界最小の”自転車スタンド『CLUG』が国内入手可能になっていました。
『CLUG』はタイヤ固定タイプの自転車スタンドです。
自作の難しい手のひらサイズです。
タイヤ幅ごとに3タイプあります。
・Sサイズ…タイヤ幅23〜32ミリ
・Mサイズ…タイヤ幅33〜42ミリ
・Lサイズ…タイヤ幅43〜62ミリ
ロードバイクであればSサイズです。
クロスバイクも、ほぼSかと思います。
マウンテンバイクやファットタイヤ向けの場合に、Mサイズ以上になります。
装着方法は、①自転車を収納したい場所に立ておき、②ガツンとネジ止めするだけ。
賃貸物件だと事前確認が必要です。
レンガやコンクリなら、電動ドリルで開けた穴にネジ止め用プラグを差し込みます。
また、タイヤ接触部の高さは下調べが必要です。
カラーバリエーションはオレンジ、グリーン、ブルー、ブラックです。
自作ロードバイクスタンドは色んな作り方がある
ロードバイクスタンドということで今回は自作のスタンドを紹介しましたが、ロードバイクに限らず色んな自転車に使うことが出来ます。
スタンド作成は、一から作るだけでなく、木のパレットを利用したりして作ることも出来ます。
一から作るとなると設計図とかが必要になることもありますからね。
もし時間があるなら、スタンドを作ることをおすすめします。
自作スタンドにロードバイクが収まっていたら格好良く見えて、周りの人に驚かれること間違いなしです。