自転車やクロスバイク、マウンテンバイクに乗っていると、お尻や股が痛くなることってありませんか?
特に女性は、その悩みを抱える方が多いようです。
では、なぜ痛くなるのでしょうか?
痛くならない方法はないのでしょうか?
今回は、自転車に乗っていて、お尻や股が痛い原因と対処法をご紹介します。
スポーツ自転車に乗るとお尻が痛くなる原因
クロスバイクやロードバイクなどスポーツ自転車に初めて乗る女性で、お尻が痛いと訴える人がかなりいます。
少しの間だと、お尻も痛くならないのかもしれませんが、長時間または長い距離を走るようになると、ほとんどの人がお尻の痛みを感じるようです。
これは、ある程度慣れの部分も大きく、乗りこなしていけば、ある程度お尻も痛く感じなくなります。
初心者がお尻が痛くなる原因の1つに、サドルの硬さや形状があります。
ママチャリなどは、かなりクッション性の高いサドルを使用しています。
サドル自体の面積も大きいですから、お尻を乗せても力が分散されて、さほど痛くなりません。
しかし、サドルが硬く細い形状だと、力が一点に集中しお尻が痛くなるのです。
また、自転車の乗り方も影響あるでしょう。
一般的な自転車は、お尻全体が乗るようなポジションになっています。
クロスバイクはサドルを高く上げるため、お尻全体ではなく、股関節付近で乗るようなポジションになり、お尻が痛くなります。
お尻や股が痛い!改善策は?①
スポーツ自転車初心者の女性が、自転車に乗るとお尻などが痛くなる理由はわかったと思います。
その『痛み』や『痛い』となることを改善する方法をご紹介します。
まず、サドルを変えることによって、痛みを改善する方法があります。
サドルにどっしりと座る姿勢でクロスバイクを漕ぐ方は、軟らかいサドルを使用した方が良いでしょう。
また、尿道や生殖器を圧迫しずらいサドルを選ぶのも、お尻の痛みの軽減につながります。
SELLE SMPのサドルは、クッション性も高く、非常に優れたデザインで、お尻や股の痛みを解消してくれるものがあるのでおすすめです。
また、サドルだけではなく、サドルを支えるシートポストにサスペンションが付いた物もあります。
これをクロスバイクに付ければ、地面からくる衝撃を緩和して、かなりお尻の痛みが軽減されます。
シートポストは、どのブランドのクロスバイクにも使用可能なように作られていますので、お好きな色や形を選ぶことができます。
お尻や股が痛い!改善策は?②
スポーツ自転車初心者は、すべての体重を一定の部位に預けてサドルに座って漕いでしまいます。
しかしこれでは、ちょっとすると、お尻や股がすぐに「痛い!」と感じてしまいます。
正しいクロスバイクの乗り方は、ペダル・ハンドル・サドルの3点に体重を分散させる事が大切なのです。
腕と足で体重を支えるという意識をもって、スポーツ自転車に乗るクセを付けてください。
また、漕ぎ方によって座り方を変えると、お尻の痛みを軽減することができます。
ペダルを強く踏んで進みたいときには、足を大きく動かしたいので、サドルの前方に重心を移動させます。
ロングライドで体力を温存する場合は、サドルの後方に身体を乗せてペダルを漕ぎます。
こうすることで、一部分だけが圧迫されて、お尻や股に痛みが発生するということを避けれます。
身体の疲労具合も変わってくるので、ぜひ試してみてください。
女性必見!お尻を守る自転車グッズ
お尻が痛いという方のために、痛みを軽減する様々なお尻ケアアイテムが販売されています。
・UNICO Dr.Air エアーサドルカバー ヘクトパスカル
これは、エアーパッドの気圧を調整することができ、自転車に乗る人の体型に合わせることができます。
また、走行している状態によっても気圧を調節することができ、クッション性を高めたり、あるいは、クッション性を最小限にしたりと、自由自在に調節でき便利です。
・Partners シリコン パット ジェル
こちらもサドルカバーです。
高反発のジェル素材が使用されていて、お尻などにかかる負担を分散してくれます。
・Kosho レディース インナーパンツ (ゲルパッド付き)
女性用インナーアイテムです。
約2.1cmのシリコン入りパッドが、お尻のスレや痛みを和らげてくれます。
・Triumph 楽らく係 尾てい骨クッション ショーツ
クッションを入れる位置を、その時々の用途に合わせて自在に選べる便利なショーツです。
尾てい骨の衝撃を和らげてくれると、こんなにも快適なのだと、実感できるアイテムです。
スポーツ自転車でサドルが痛いと感じる女性へ①
スポーツ自転車に初めて乗る人で、お尻が痛いと訴える女性へ吉報があります。
まず、スポーツ自転車に長時間乗って、お尻が痛いと感じる時がありますが、お尻と言っても、実は尾てい骨のあたりではありませんか?
皮膚が薄い部分がサドルに当たっているのですから、痛くなるのは当然ですよね。
特に、尾てい骨を保護している皮膚は限界を感じているはずです。
ペダルを漕ぐたびに、椅子の表面との摩擦にさらされているのですから。
自転車を漕ぐ以外にも、普段から比較的刺激の強い生地などを使った下着を着用されている方のお尻の皮膚もダメージが大きいです。
このように普段から摩擦を受けて限界を感じていた皮膚がスポーツ自転車に乗ることによって、異変を起こしてもなんら不思議ではないのです。
長時間、ダメージを受け続けた尾てい骨の皮膚は、だんだんと黒ずんでいってしまいます。
刺激を受けていないお尻の部分と、肌の色の差は一目瞭然です。
スポーツ自転車でサドルが痛いと感じる女性へ②
スポーツ自転車で座りながら漕ぐと、お尻が痛いと感じる女性は、気をつけるべきことがあります。
お尻の皮膚は、重度の摩擦により、肌の表面の角質を厚くしてしまいます。
お尻の尾てい骨辺りの肌は、摩擦の影響を受けていないお尻の皮膚の部分に比べて、だんだん黒ずんでいきます。
なかなか、自分では確認できにくい部分ですので、気がついていなかった女性も多いかもしれません。
友人や同僚、または大切な人からの指摘を受けて初めて、そんなお尻の現実を知るなんて状況だけは避けたいですよね。
ですから、自宅の鏡で一度、ご自分で尾てい骨の皮膚の状態をチェックしてみてください。
夏のプールや海水浴、温泉、大切な人との大切な時間など、案外お尻を露出する機会ってけっこうあるものですよ。
女性は皆、顔にできるシミやしわには気を配って、しっかりとケアしているものですが、お尻に関しては、案外ケアせずに放ったらかしという方も多いです。
お尻が黒ずんでしまう前に、お尻専用の美白ジェルでケアをはじめてみませんか。
自転車に乗っているとお尻や股が痛くなる女性へ
いかがでしたか?
女性は特に、お尻や股が痛くなる悩みを抱えている方が多いです。
一人で抱え込まず、周りの女性に相談してみるのも良いかもしれません。
また、女性向けの自転車用グッズは、今回ご紹介したもの以外にも販売されています。
痛みに悩んでいる方は、購入してみてはいかがでしょうか。