アルテグラのホイールは、標準装備のホイールからの買い替えにもってこいです。
金銭的に買い換える人は、5万円程度で検討する人が多い中、アルテグラはコスパがいいので人気のホイールといえます。
またチューブレスタイヤなので、リムテープが不要なんですよ!
リムテープがいらなくなるアルテグラホイール
自転車のパーツメーカーで有名なシマノ。
そのシマノから出ているパーツは、グレードによって分けられています。
ここでは、上位グレードにあたるアルテグラのホイールをご紹介します。
アルテグラのホイールは、チューブレスにも対応しているホイールで、普通のタイヤでもチューブレスタイヤでも、リムテープをつける必要がありません。
チューブレスタイヤは、漕ぎ出しや転がり感も良いです。
また、普通のタイヤと異なり、空気圧が低めでも走行できるので、乗り心地がとても良いです。
一年使用しても、パンクも不具合もでないことがあります。
チューブレスタイヤの話題になっていましたが、アルテグラホイールの性能も素晴らしいです。
買った当初のホイールを使用している方は、ホイール交換による漕ぎ出しの加速や、上り坂の上りやすさの違いに驚くでしょう。
軽量化すれば、加速するときの労力が少なくなるので、疲れたときには、その違いがはっきりわかると思います。
アルテグラのホイールにしたら、せっかくなのでチューブレスタイヤにしたいですね。
タイヤホイールのリムテープって何のために使うの??
タイヤホイールのリムテープとは、どのような役割があるのでしょうか。
リムテープは、ママチャリやロードバイクなど、幅広く普及しているクリンチャータイヤ(チューブをタイヤの中に入れて使うもの)を使うときに必要になるものです。
なぜ必要になるかというと、ホイールはスポークを繋ぎ留める役割のニップルを通すため、タイヤを着ける側に穴がたくさん開いています。
その穴の中から、スポークの端がチューブのほうへ少し出てきます。
また、チューブは空気を入れることにより、そのスポークを通すための穴へはみ出してしまいます。
この状態を保護しないでいると、チューブはスポークの出っ張りや、その穴の削りが粗い部分に当たり、パンクしやすくなってしまいます。
リムテープを使用することで、ホイール側の穴をふさぐので、チューブがリムテープに保護され、このようなパンクを防いでくれます。
ただし、リムテープも樹脂性なので経年劣化します。
タイヤを外す機会があったら、ついでにリムテープの状態も確認することをおすすめします。
以上のことから、アルテグラなどのチューブのないチューブレスタイヤ対応のホイールでは、リムテープは必要ないのです。
アルテグラホイールのライバル!?ZONDAとは
シマノのアルテグラホイールと平行してよく耳にするのが、カンパニョーロのZONDA(ゾンダ)だと思います。
そのZONDAのホイールをご紹介します。
カンパ・ミディアム・プロファイルホイールの中核で、上位グレードの性能が投入されています。
スポークは3本組・G3スポークという、テンションバランス・エアロ効果・乗り心地良さと三拍子揃った組み方になっています。
3本ひとまとめにすることで、ホイール全体のツッパリを抑え、空気の抜けもばっちりです。
2013年モデルでは、ユーラス以上に使われていた技術が採用され、剛性があがりました。
スポーク数はフロント16本、リア21本なので、前後の重量が違います。
ZONDAは、前後合わせた重量は1,600gいかないくらいで、アルテグラが1,651gです。
また、リムテープ不要のチューブレス対応ホイール(2way Fit)も出ています。
値段以上にハブの回転制度が良いので、よく回ります。
ZONDAのホイールは、走り心地が良いので、のんびりロングライドを楽しみたいという方におすすめです。
リムテープ不要なチューブレスタイヤの特徴
アルテグラやZONDAのホイールの対応している、リムテープが不要なチューブレスタイヤとは、簡単に言えば、クリンチャータイヤからチューブがなくなったものです。
ですが、クリンチャータイヤからチューブを抜き取っただけでは、チューブレスタイヤとして成立するわけではありません。
チューブレスタイヤが売っているので、そちらを購入しましょう。
また、チューブの変わりに、タイヤの中に固いウレタンのような素材が入っているものや、タイヤ自体が固い発泡スチロールのようなものでできているものなど、様々なものがチューブの役割を果たしているものがあります。
これは、ノーパンクタイヤといって、チューブレスタイヤとは別のものですので、注意しましょう。
一般のクリンチャータイヤは、タイヤ内のチューブの変形が大きいので、路面抵抗が大きくなります。
チューブレスタイヤは、チューブがないので変形することがなく、路面抵抗が少なくなります。
路面抵抗が少なくなると、乗り心地が良くなるので、快適に走行できるようになります。
アルテグラのホイールにチューブレスタイヤはどうなの?
実際、アルテグラのホイールにチューブレスタイヤを着けて走ると、どのような感じなのでしょうか。
私が乗ったときの感想でありきたりなものになりますが、乗り心地が良くなりました。
振動が軽減し、手やお尻の疲れ具合も軽減しました。
また、クリンチャーより空気圧を下げても、転がり抵抗を維持でき、低圧で走行できます。
メーカーの推奨空気圧もチューブレスは、1.0barほどクリンチャーより低く設定されています。
低圧で試すとグリップが良くなり、下り坂も安定して走行できました。
タイヤの種類によるものかも知れませんが、低圧にせず、クリンチャーと同じ空気圧にしても、乗り心地は良かったです。
アルテグラの性能も相乗して、乗り心地が良いので、ロングライドをする方におすすめです。
また、メンテナンスするとき、リムテープやチューブのチェックがなくなるのは、結構ありがたいです。
アルテグラホイールに着けるおすすめタイヤ!!
アルテグラのホイールには、軽量なタイヤのIRC フォーミュラ チューブレスライトがおすすめです。
IRCは、チューブレスタイヤを開発するために、長年研究を重ねてきた信頼のおけるメーカーです。
軽量なため、少し減りは早く感じますが、グリップ力も高く、今までチューブレスの欠点であった重量増をカバーしています。
チューブレス・バルブ込みで264gという軽量性で、パナレーサーRACE L EVO2とほぼ変わらないです。
漕ぎ出しの良さや路面抵抗の少なさなどが、実感できるタイヤです。
一番人気のタイヤなので、チェックしてみてください。
他にも、IRCのタイヤでおすすめなものはあります。
グリップ力に優れ、雨の日でも走行しやすいRBCC。
耐パンク性能がとても高いX-GUARD。
両方とも質の高いタイヤですので、おすすめです。
リムテープもチューブも必要なくなるチューブレスタイヤを、一度試してみてはいかがでしょうか。
アルテグラのホイールはおすすめ
人気のアルテグラホイール。アルテグラはコストパフォーマンスがよく、軽量ホイールなので、交換したときは劇的に変化がわかると思います。
軽量ホイールは乗り出しが軽くなり、加速がより早くだせるでしょう。
ホイール交換を考えている人におすすめホイールです。