みなさんの自転車、荷台はついていますか?
ママチャリなどの一般的な街乗り自転車には標準装備されていますが、スポーツ自転車にはついていない場合がありますよね。
通学カバンは大きいため、通学自転車には荷台をつけることをおすすめします。
まだ荷台を取りつけていないという人は、これを読んで検討してみてくださいね。
通学自転車に必要な条件Part1
通学用の自転車は、ママチャリともスポーツバイクとも違います。
登下校の際に不具合がなく、安心して乗ることが出来る性能を持っていなければなりません。
雨や雪が降っている日や、日差しの強い日、風が強い日など、自転車通学では天気や季節を問わず使用します。
そのため、頑丈であることが何よりも重要です。
調子が悪くなり、故障してしまうと普段の通学ペースが乱れるうえ、事故に遭う可能性もあります。
無用な怪我を避けるためにも、自転車の耐久性は重視するようにしましょう。
また、怪我だけでは済まず、そのまま命を落としてしまうことも有り得るのです。
ブレーキがきちんと利くか、タイヤの空気は入っているか、ライトの電池は切れていないかなど、しっかりと確認して、両手が空くように、荷物を置くための荷台をつけると良いでしょう。
これなら、ハンドルの操作もスムーズに行えます。
こまめにメンテナンスをして、正しい乗り方であるかを意識しながら、安全な通学をするようにしましょう。
通学自転車に必要な条件Part2
通学に使う自転車は、メンテナンスが簡単に出来るものが良いでしょう。
毎日乗るものなので、集中してメンテナンスをする時間というのは、意外と取れません。
抜けた空気の入れ直しや、オイルの注ぎ足しといった基本的な作業は簡単にできます。
ですが、細かい部品の手入れや交換など、専門的で時間が掛かることに関しては、頻度が少ないタイプの自転車を選ぶことをおすすめします。
そして、学校生活というものは、とても疲れます。
授業だけではなく、部活に所属している生徒は、朝と放課後にもそれぞれの活動をするので、行き帰りはなるべく楽に済ませたいところです。
そこで、ペダルの漕ぎ出しや変速が、軽い力で行える自転車を使いましょう。
身体に掛かる負担が減らせます。
通学鞄が邪魔で走りにくいと感じたら、荷台をつけると手が空きます。
また、自転車のような乗り物は、一度購入すると滅多なことでは新しいものを買いません。
ですが、自転車通学を始めるのは、早くても中学生になってからです。
また、人によっては、中学生から高校3年生まで、同じ通学スタイルを続けるかもしれません。
中学から高校にかけては成長期なので、6年間で身長や体格は大きく変わります。
そんな時、サドルやハンドルの高さを変更しやすい自転車にしておけば、成長しても使いにくいと感じることはないでしょう。
おすすめの自転車用荷台
自転車に荷台をつけるという作業は、専門店に頼まなくても、自分で出来てしまうのです。
やってみたい人は、是非挑戦してみて下さい。
おすすめは「パワーシード」のリアキャリアです。
アルミ合金で作られているので耐久性に長けており、プレートの部分は、悪天候の日に泥除けとしても使えます。
スポーツバイクや、サイズが小さめの自転車に向いています。
マウンテンバイクやクロスバイクには「ミノウラ」のリアキャリアが良いでしょう。
パニアバックに対応していて、自転車のことは詳しくないという人でも、安心して取り付けられます。
サイズの具合など、注意するポイントがいくつかあるので、気になる点は事前に調べておくと困らずに済みます。
「イベラ」のツーリングキャリアは、両サイドに取り付けられたバーのおかげで、左右にサイドバッグを引っ掛けることが出来ます。
長距離移動をする時に役立つことでしょう。
荷台をつけると自転車そのものを壊しそうだと心配している人や、見栄えが悪くなるのでは?と思っている人は安心して下さい。
破損することもなければ、デザイン性に優れているものも存在します。
荷台はゴムひもで自転車にしっかりつけるべし
自転車に荷台をつけるなら、載せた荷物が落ちないように、ゴム紐で結んでおくと良いでしょう。
ゴム紐を持っていれば、予定外の買い物をした時や、遠くまで出掛ける用事がある時に役立ちます。
自転車専用のものが販売されているので、探してみて下さい。
おすすめは「サギサカ」から売られている、2mのゴム紐です。
力を込めるとよく伸びて、遠くからでも目立つ色合いをしています。
そのため、大量の自転車の中から自分のものをすぐに見つけられることでしょう。
もうひとつは「Trtrbz」の、前カゴに使う専用ネットです。
段差やでこぼこの多い道を走っていると、前カゴに入れていた荷物が揺れた衝撃で飛び出してしまうことがあります。
重いものならともかく、軽いものはそのまま地面に落下してしまうかもしれません。
ですが、このネットを被せておけば、ネットに荷物が引っ掛かります。
また、ひったくりの被害も防ぐことが出来るので、悪路を走るつもりがなくても、普段から取り付けておくと良いでしょう。
自転車に荷台を取りつける方法
自転車に荷台をつける方法は、荷台の種類によっても異なります。
例えば、リアキャリアは「シートピン止め」と「ダボ止め」の2つがありますが、取り付けやすいものは前者です。
シートピンとは、サドルの高さを変更する時に使う金具のことで、ダボというのはキャリアを取り付ける穴のことです。
どちらのタイプも大半の自転車に取り付けられます。
スポーツバイクは、ダボ止めが向いているものの、取り付けや取り外しにはアーレンキーという工具が必要です。
仮に所持していても、フレームに専用のネジ穴が空いていなければ、取り付けられません。
グレードの高いロードバイクやマウンテンバイク、フレームの形が特殊なバイクへの取り付けは、ほぼ不可能と言って良いでしょう。
シートポストキャリアと呼ばれる、シートポストに取り付けるキャリアも存在します。
運べる荷物の量は少なめですが、通常のキャリアが付けられない自転車にも装着出来ることがあるので、いざという時には、とても便利なキャリアです。
ただし、シートポストがカーボンで作られていたり、軽量化を重視してある場合は、取り付けるとシートポストが壊れる可能性があります。
また、最大量の荷物を積み込んだ状態で悪路やロングライドしたときに、問題なく走っていられるかどうかも注意して下さい。
自転車に取りつけると良い物は他にもある
自転車には、荷物を置くための荷台をつけると便利ですが、この他にも取り付けると役に立つものが存在します。
まずは、自転車の盗難を防ぐために、鍵とは別にダブルロックのワイヤー錠を補助として使うことをおすすめします。
鍵を2つ掛けるよりも手間が省けますし、通常のワイヤー錠では壊されてしまいますが、ダブルロックなら、後輪に鍵を掛けると前輪だけではなくハンドルも固定されます。
盗んでいくには、これらを全て外さなければならず、盗む気をなくさせる効果が期待出来るでしょう。
ただし、種類によっては専門店でも外しにくいと感じるタイプもあるので、鍵の紛失にはくれぐれも気を付けて下さい。
フロントライトには、LED照明が良いでしょう。
光が強いので、周囲の確認がしやすいだけではなく、運転中の車にも存在をアピールすることが出来ます。
リアライトには、太陽光による充電式のものが最適です。
自転車を動かすと、自動的に明かりが点きます。
これは装備ではなく、搭載されている機能ですが、5段変速が可能の自転車なら、坂道や悪路も難なく走ることが出来ます。
フルカバーになっているタイプは、雨や埃が入りにくいので、メンテナンスの頻度を減らせます。
ですが、どちらも経年劣化だけはどうしようもないので、専門店による点検はしてもらった方が良いでしょう。
取りつけるものは後から考えても大丈夫
いかがでしたか?
荷台といっても、いろいろな種類があるようですね。
荷台やライトなど取りつけるべきものは、自転車を購入してから選んでも遅くはありません。
しかし、フォルムや内装は購入してから変えるのは難しい場合がありますので、じっくり選んでから購入するようにしましょう。