都内は車も人も多く、自転車運転するのが怖いという方は多いのではないでしょうか。
そういった方でも、安心して自転車を楽しめるサイクリングスポットが、都内にあるのをご存じですか?
今回は、都内の自転車運転が怖い方にこそ、オススメしたいサイクリングコースをご紹介します!
都内の自転車運転が怖いなら公園でサイクリングしよう!①
東京都内は、多くの人やものが行き交う街です。
どの道路も車や人が多いので、自転車に乗るは少し大変です。
その交通量の多さから、荒い運転する人もいるので、自転車に乗っていて怖い思いされた方もいるのではないでしょうか?
そのような方は、ぜひサイクリングコースのある公園へ行きましょう!
サイクリングコースなら、車とぶつかる心配はまずないので、怖い思いをせずに走れます。
(1)若洲海浜公園サイクリングロード
若洲海浜公園は、海に面しているので、海からの風を感じつつ、サイクリングを楽しめます。
景観も素晴らしく、富士山やディズニーリゾートなどを望める、素敵なスポットです。
サイクリング以外に、キャンプやバーベキューなどもできます。
夏に訪れたくなる施設が充実しています。
また、レンタサイクルもあり、自転車の種類が豊富に取り揃えられています。
普通の自転車(いわゆるママチャリ)、タンデム自転車、変わった形状のおもしろ自転車などがあって、家族で楽しむことができます。
(2)駒沢オリンピック公園
世田谷区にある駒沢オリンピック公園は、1周2.1kmのサイクリングコースがあり、サイクリングだけでなくジョギングをする方にも人気です。
木々に囲まれた公園のため、そよ風とともに木々の心地良い音を感じつつ、気持ちの良いサイクリングを満喫できます。
施設がとても充実しているため様々な世代をターゲットにしています。
例えば、カップルのデートスポット、家族が楽しめるファミリーコース、チンリンコースという3歳以下の子ども用のコースなどがあります。
都内の自転車運転が怖いなら公園でサイクリングしよう!②
サイクリングコースを備えた公園、他にもまだあります。
(3)国営昭和記念公園
立川市と昭島市にある国営昭和記念公園には、総延長14kmのサイクリングコースがあります。
夏には、サルスベリやヒマワリなどが咲き誇り、四季折々の空気を感じつつ、サイクリングを楽しむことができます。
子供の森には、巨大なトランポリンが設置されていて、レインボープールなど家族で楽しめる空間が盛り沢山です。
3つの出入口付近(立川口・西立川口・砂川口)では、レンタサイクルを借りることが出来ます。
広い園内を移動するには、とても便利です。
(4)代々木公園
雑踏のビルの上に広がる青い空を満喫できる代々木公園には、1周1,841mのサイクリングコースがあります。
子供用自転車からタンデム自転車まで、レンタサイクルの種類も多種多様です。
補助輪付きでも、専用の幼児向けコースもあるので、自転車に乗れるようになったばかりのお子様でも、安心して楽しめます。
遠出が出来ない方や小さいお子さんがいるご家族連れなど、自転車ライフを楽しみたいけれど、都内で自転車を運転するのは怖いという方に、ぜひ訪れてほしいおすすめスポットです。
公園だけじゃない!都内のおすすめサイクリングスポット
東京は、電車やバスなどの公共機関が発達しているため、移動が不便と思うことは少ないのでないでしょうか。
車通りの多い道で自転車の運転を避けたいという方は、電車に自転車を持ち込む『輪行』という手段もあるので、怖い思いをしないで自転車を楽しめると思います。
輪行などで現地まで行き、比較的広い通りを走り、自転車の運転に慣れるのはいかがでしょうか。
【皇居周辺】
歴史を堪能できる皇居周辺はおすすめです。
ランニングコースとして有名な皇居の周回コースは、5kmと長距離で様々な景色を楽しみながら走る事ができます。
風に揺られている緑や豊かな木々は、ビルが密集する駅周辺では気づかない、自然の空気を感じることができて、日々の疲れた心が癒されます。
【東京スカイツリー付近】
2012年開業で、高さ634mある日本一の高さを誇る東京スカイツリーの周辺もおすすめです。
スカイツリーの見え方も場所によって異なり、様々な角度からスカイツリーを写真に収める事ができます。
近くに隅田川が流れていて、ビル街とスカイツリーと水のせせらぎのコラボレーションがとても美しく、落ち着いた空気の中を疾走したい方におすすめです。
都内にはサイクリングロードもいっぱい
都内の道路は狭く、自転車を運転することを怖いと感じると思います。
サイクリングロードなら、道がちゃんとしているところが多く、自転車が走りやすい環境になっているのでおすすめです。
【多摩川サイクリングロード】
東京都羽村市から羽田空港までの多摩川沿いのコースで、全長60kmもあります。
東京と神奈川の県境のコースで、中央林間線沿いにお住まいの方は、アクセスが抜群です。
川沿いコースの開放感は最高です。
コース近辺に、飲食店やカフェが点在しているため、適度に休憩を取る事ができます。
下流に向かうと、ゴールは羽田空港近くの神社の大鳥居です。
まるで、ロードレースでゴールしたような達成感を味わうことが出来ます。
【江戸川サイクリングロード】
江戸川サイクリングロードは、千葉県の関宿城から葛西臨海公園まで、約65kmあるコースです。
葛飾区周辺の有名な観光地を散策することもできます。
映画「男はつらいよ」の舞台で下町情緒あふれた街並みは、寅さんの世界観や柴又帝釈天などの歴史を感じることができます。
山道には、昔懐かしい商店街も並んでいます。
お団子屋さん、漬物屋さんなど食べ物やお土産を買い込むこともできて、プチ観光気分を味わうことができます。
サイクリングを終えて、葛飾柴又を散歩するのもおすすめです。
一人で運転が怖いならタンデム自転車もあり!
自転車の運転が怖い方のために、都内の公園をご紹介しましたが、そこで『タンデム自転車』という言葉が出てきました。
タンデム自転車とは、2人乗り自転車のことです。
普通の自転車(いわゆるママチャリ)は、2人乗りをすると違反になりますが、タンデム自転車は合法的にそれができます。
2人で漕ぐため、楽に進めるのが特徴です。
ただし、都道府県によっては、タンデム自転車で公道を走ってはいけない条例があるところもあります。
タンデム自転車に乗れば、2人の距離をとても縮めることができます。
タンデム自転車は、2人で協力して運転するので、デートにぴったりな自転車です。
2人で協力して自転車を漕ぐことで、共同作業に対する連帯感が生まれると思います。
また、座席の距離が近いのもデートには最適です。
人は、パーソナルスペースという心理的縄張りを持っていて、その中に他の人が入ると親密度が向上するそうです。
タンデム自転車のデートは、お互いのパーソナルスペースに自然と入るため、2人の距離が接近することを期待できます。
都内以外でタンデム自転車が走れる県
都内ですと、公道が走れないタンデム自転車ですが、公道も走れる県があります。
関東圏内ですと、2016年12月までで群馬のみです。
その他、山形・新潟・富山・長野・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・愛媛・佐賀・宮崎で、公道も運転可能です。
関東圏内は、群馬だけというのは意外ですね。
坂の多い群馬での、運転はキツイように思いますが、タンデムなら楽なのか気になります。
タンデムなら障害者の方でも、場合によっては後ろに乗ることができるので、公道も走れるようになるといいですね。
また、都道府県によっては、三輪であれば公道の運転が可能なところがあります。
公道も走ってみたいという方は、ぜひチェックしましょう。
いきなり公道は怖いと思うので、まずは公園やサイクリングロードで練習しましょう。
都内でも自転車は楽しめる!
人混み、ビル街・・・そういったイメージの強い都内ですが、自転車を思い切り楽しめる公園やサイクリングロードはたくさんあるようですね。
トレーニングにも最適な距離充分のコースから、デートとして気軽に楽しめるコースまで幅広くありますので、天気の良い休日には、都内でサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。
デートであれば、タンデム自転車をレンタルしてみるのもいいかもしれませんね。