アラヤという自転車メーカーをご存じですか?
アラヤは、日本の自転車メーカーで、フェデラルなどのモデルが有名です。
今回は、そんな自転車メーカーアラヤについてのご紹介と、アラヤのおすすめ自転車であるフェデラルについてご紹介します。
日本生まれの自転車ブランド、アラヤ
自転車を買うときには、どこの国で作られた自転車か気になる方も多いと思います。
アラヤは、日本の自転車ブランドで、最先端の技術と堅実さで、日本が誇る老舗のスポーツ自転車ブランドです。
アラヤは、フェデラルというサイクリング車が人気を博しています。
アラヤは、元々は日本で初めて自転車のリムの生産を始めた「ツバメ自転車」という名前でした。
その当時は、値段が他の自転車の2倍したのですが、2倍長持ちするので、日本の高品質自転車のブランドになりました。
それから、時代が変わるとともに、スポーツバイクの枠組みが増えて、使用方法も多様化しました。
アラヤは、日本人の体格、地形などに合う自転車の可能性を追い求め、ジャパニーズクラシックとモダンという枠組みで自転車を作製しています。
また、アラヤは、ラレーというイギリスの自転車ブランドと関係しています。
ラレーは、とても歴史のある老舗自転車ブランドです。
そして、アラヤがラレーの考えを引き継いで、日本で快適な自転車生活が送れるよう製品を提供しています。
そのため、フェデラルのようなサイクリング向きの自転車を始め、レース向けのロードバイクや長距離ライド向けの自転車などを販売しています。
アラヤの歴史は日本の自転車の歴史!
1903年:石川県
アラヤの初代社長・新家熊吉さんによって、日本初の自転車用木製リムが作られました。
アラヤが自転車を作製しようとしたのには、その頃の時代背景によるものでした。
1900年代は、自転車の入手方法が海外からのみでした。
また、輸入関税も高かったため、とても高価なものでした。
このようなことから、アラヤの経営理念でも、「人と暮らしの幸せのために作り続けるようにする」となっています。
経営理念に沿った自転車作りをしていて、日本人の体格・地形・感性に合うスポーツ車を提供しており、日本人から支持されています。
アラヤは、自転車ツーリングが流行ったときに、ツーリング向け自転車のランドナーやスポルティフをたくさん作ったことでよく知られています。
ラインナップもたくさんあり、高品質な作りが評価されています。
また、たくさんある自転車ブランドの中で、アラヤは、かなりコストパフォーマンスが高いということでもよく知られています。
デザインも良く、高品質そして高すぎない価格なので、人気があります。
では次に、アラヤのフェデラルについてご紹介していきます。
アラヤのフェデラルってどんな自転車?
アラヤのフェデラルは、1980年代に流行ったランドナーが現代風にアレンジされた自転車です。
身長150cmから乗れる440mmサイズを使ってあるので、身長が低い人でも乗れるようになっています。
シマノ製のブレーキなどが使われていて、機能性も素晴らしい日本人に合うモデルです。
標準仕様でも、ツーリングに十分に使えますが、オプションのフロントキャリア装備でランドナーの機能や、キャンピー装備で長距離ライドを楽しむこともできます。
フェデラルは、サイクリング自転車としておすすめです。
ツーリングから街乗りまで、便利に楽しく使うことができます。
コンポには、シマノ ALTUSが使われているので十分な機能があり、コストパフォーマンスも素晴らしいです。
フェデラルに乗れば、サイクリングを快適に楽しめることでしょう。
フェデラルの評判
アラヤのフェデラルの評判というのは気になると思います。
数々のユーザーの声をまとめてみました。
高評価でしたが、まず、値段が安いということが大きいようです。
ママチャリより良い自転車に乗ってみたいけど、ロードバイクまでは高くて買えないし、実用性の高いものが良い。
というニーズに当てはまるようです。
6万円くらいで、高性能なツーリングバイクが手に入ることに喜ぶ方が多いです。
その他にも、先ほど述べましたが、高性能である点も評価されています。
泥よけが標準装備されており、長距離走行にも耐えられる丈夫さなど、普段使いにもってこいな性能を備えています。
ロードバイクのようなスピードは期待できませんが、通勤・通学などには、とても使いやすいと評判です。
注意点としては、入手しにくいです。
フェデラルは、ランドナーとも呼ばれるタイプの自転車で、ランドナーは店舗に置いてないことが多いです。
なので、近所で手に入れられる可能性が低くく、手に入れるまで時間がかかる場合があります。
フェデラル以外にも!アラヤのおすすめ自転車Part1
フェデラル以外にも、アラヤのおすすめの自転車があります。
フェデラルは、旅行に向いた自転車です。
長旅のための荷物が運べ、長距離に耐える剛性があります。
【エクセラスポルティフ】
アラヤのフラッグシップツーリングモデルとして知られているのがエクセラスポルティフです。
スタイリッシュなデザインで、アルミポリッシュとCNC加工仕上げが綺麗なチェーンホイールSUGINOマイティッアーが使われています。
スポルティフは、ヨーロッパで生まれたロードバイクとキャンピング車(1週間以上の長旅向け自転車)の間をとった自転車です。
安定性があるので、長距離に適しています。
数少ないスポルティフは、おすすめです。
【スワローランドナー】
キャンピング車を追求したスワローキャンピングを引き継いで、旅行のための自転車として作り上げられたのが、スワローランドナーです。
コストパフォーマンスも高いので満足できます。
ハンドルは、ツーリングに理想的な形をしています。
リア10速のロード系コンポーネントSHIMANO TIAGRAを使っています。
フェデラル以外にも!アラヤのおすすめ自転車Part2
フェデラル以外のアラヤのおすすめモデルは、まだまだあります。
【エクセラレース】
ロードバイクとしてのスペックがありながら、初心者でも乗りやすい工夫がされています。
その工夫とは、ドロップハンドルが浅めになっていたり、デュアルコントロールレバーが扱いやすいなどです。
また、アラヤでは珍しい、軽量アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせになっています。
コンポーネントは、10速のSHIMANO TIAGRAが搭載されています。
フォークはコロンバス製のフルカーボンで、コラムはフルカーボンです。
【マディフォックス】
日本ではじめてMTBを量産したのがマディフォックスで、アラヤが日本人向けのMTBを追求し、このアラヤマディフォックスを作りました。
クロモリフレームに650Bホイールを使い、コンポーネントはSHIMANO DEOREをメインに使ってあります。
【ツーリスト】
ツーリングにも街乗りにも、おすすめの自転車です。
ツーリストに装着のアラヤオリジナルのタイヤは、少し細めです。
さらに、24段の変速装備のため、いろんな用途で使うことが可能です。
自転車メーカー、アラヤ
アラヤは、歴史あるトラディショナルなデザインと日本人に合わせた機能で、初心者からマニアな方まで魅了しています。
ハードの追求だけでなく、感性も加え、持って嬉しい・乗って楽しい自転車を目指すことが、アラヤのブランドのテーマだそうです。
この機会に、アラヤの自転車を購入してみてはいかがでしょうか。