自転車を送るときなどに、宅配便を利用する方は多いと思います。
何度もレースに参加するとなると、その送料だけで結構な出費ですよね。
そんな宅配便ですが、法人契約や個人契約をすることで、便利なサービスを受けることができます。
今回は、ヤマト運輸をメインに、宅配業者のサービスをご紹介します。
個人でも法人でも便利なヤマト運輸のサービス
物を送るのと届くのは、どちらが多いでしょうか。
ネット通販が普及している現代では、送るほうも届くほうも増えていると思います。
法人だけでなく、個人でも宅急便で物を頻繁に送ることがある方に、おすすめなサービスがあります。
通常、荷物を送りたいときには、宅配業者の店舗やコンビニなどへ行き、その場で発送の手続きをすると思います。
ですが、もっと簡単に荷物を送ることができる方法が、ヤマト運輸にあります。
その方法は、ネットや電話を一本するだけで、荷物を取りに来てくれるというものです。
このサービスは、法人でも個人でも利用でき、自宅や指定の場所に取りに来てくれます。
この集荷サービスは、送り状などが手元になくても、集荷依頼したときにお願いすれば、持って来てくれます。
また、法人の場合では、さらに便利なサービスが利用できます。
荷物を定期的そして継続的に出荷している方には、送料をまとめて月払いにできる、未収契約をすることができます。
さらに、出荷数量によっては、送料が割引されることがあります。
法人利用には送料割引などのメリットが
ヤマト運輸の集荷サービスのメリットを、さらに詳しくみていきましょう。
送料をまとめて月払いにできる未収契約は、上述した通りです。
一括になっているので、法人では経理がとても楽に出来ます。
また、出荷数量が増えると、送料が割引されることも上述しました。
このサービスは、実績に基づくようですので、たくさん出荷できるようにしましょう。
メリットは、これで終わりではありません。
『ヤマトビジネスメンバーズ』というサービスを利用すれば、手元にあるパソコンとプリンターで、送り状の作成と印刷ができるようになります。
配送状況を一括で問い合わせできたり、送付先の情報管理や、請求書情報のデータ取得なども利用できます。
ただし、サービス料金が必要になります。
もう1つあります。
それは、集荷依頼しなくても、日にち・時間帯の指定が出来ることです。
そこそこの出荷量が決まっているのであれば、この定時集荷サービスを利用すると、楽に出荷ができます。
ヤマト運輸の配送方法
送料が割引されるなど、法人や個人に様々なサービスを展開しているヤマト運輸ですが、配送方法も様々です。
通常の出荷は、60サイズ~160サイズの荷物を、一部地域を除いて年中無休で翌日配達しています。
60サイズ未満の荷物なら、『宅急便コンパクト』という配達方法があります。
新品の自転車チェーンくらいの小さな荷物を、専用の箱に入れて送ることができます。
160サイズを超える場合は、『ヤマト便』を利用することができます。
縦・横・高さの合計が160cm、重さ25kgを超えるものや、任意の保険をかけて30万円以上する荷物を送ることができます。
これは、ご存知の方も多いと思いますが、生ものなどを送るときは、『クール宅急便』があります。
冷凍と冷蔵の2タイプに分けられ、鮮度を保ったまま届けてくれます。
また、パソコンなどの精密機器を送る場合には、『パソコン宅急便』が利用できます。
時間のない人におすすめなのが、『S-PAT9時便』と『宅急便タイムサービス』です。
S-PAT9時便は、夕方に預けた荷物を全国主要都市に翌朝の9時まで届けられるサービスです。
宅急便タイムサービスは、1時間遅い10時までに届けられます。
法人契約以外でヤマト運輸の送料を安くする方法
法人契約で出荷数量が決まっている方には、ヤマト運輸のサービスは、とても安くなります。
法人契約以外にも、送料を安くしてお得に利用できる方法があります。
個人でも簡単に出来る方法ですので、ぜひお試しください。
まずは、荷物を小さくまとめましょう。
通常出荷の場合、サイズが変わるごとに200円ほど高くなっていきます。
荷物を箱に入れてスペースがある場合、入れる荷物に合わせた箱に入れる方が安く済みます。
また、送料は届ける地域によって違うので、ヤマト運輸のホームページで調べてみましょう。
荷物を複数出すと、1個につき100円引いてくれます。
ヤマトの方が自動的に値引きしてくれるので、こちらで計算する必要はありません。
そしてもう1つが、ヤマト運輸の営業所・コンビニ・ヤマト運輸取り扱い店への持ち込みです。
集荷サービスを紹介しているのに、この話題を出すのは何とも言えませんが。
荷物を営業所などに持ち込むことで、こちらも100円引きになります。
取り扱い店というのは、クロネコヤマトの旗を出しているお店のことです。
ヤマト運輸以外の法人契約と送料:郵便局編
ヤマト運輸以外でも法人契約ができるのでご紹介します。
まずは、一番身近にある郵便局です。
郵便局の場合は、メールや電話で集荷依頼したいことを伝えましょう。
そうすると、書類に記入するため、郵便局に出向くか、局員の方が来てくれます。
2週間ほどで手続きは完了して、契約成立となります。
注意することは、郵便局の裁量によっては、断られる場合があるということです。
個人事業主や頻繁に出荷しない場合は、注意しましょう。
また、荷物のサイズによっては、送料のお得感が得られない可能性があります。
120サイズ以上の荷物を複数送るのであれば、お得感が得られます。
ゆうパックより安いのは確かですが、細かいものを出荷することが多い方は、他のサービスも検討してみましょう。
ですが、郵便局ならではのメリットもあります。
ヤマト運輸に比べて店舗数が多いので、集荷を待ちたくないときに、近所の郵便局へ荷物を出しに行くことができます。
その店舗数の多さから、沖縄などの離島に出すときは、安く済みます。
ヤマト運輸以外の法人契約と送料:佐川急便編
ヤマト運輸や郵便局以外で法人契約できる会社で、佐川急便があります。
こちらも、メールや電話で契約したいことを伝えれば、営業担当者やドライバーが送料などの見積書を持ってきてくれます。
見積書には、都道府県別と重量別の送料が掲示されているはずです。
金額は一律で決まってないようなので、地域によって違うと思います。
佐川急便の場合も、個人利用だと契約が進まないことがあるので注意しましょう。
ただし、月間で数百以上ですのであれば、法人・個人問題なく契約できるといわれています。
離島の場合だと、中継料金がとられ、割高になるので注意しましょう。
レースのときだけで、宅配業者と法人契約するのは難しいことでしょう。
そういった場合は、素直に普通の宅配便で現地まで送ることをおすすめします。
賢く節約しよう
法人契約に限らず、節約する方法は、いくつかあるようです。
レースに参加する場合、少しでも送料を節約できたら、その分自転車のメンテナンスやレースの準備費用の予算が増やせて良いですよね。
この機会に、今の自分の利用状況や送料を見直してみてはいかがでしょうか。