ラレーという自転車メーカーをご存知ですか?
ロードバイクやクロスバイク、ミニベロなど様々な自転車を扱う老舗のメーカーです。
今回は、そんなラレーの代表的なクロスバイクであるrf7について、ご紹介させていただきます。
新しいクロスバイク選びの参考にしてください。
ラレーのクロスバイク、rf7について
クロスバイクは、マウンテンバイクとロードバイクの良い所を掛け合わせた自転車です。
ラレーrf7のフレームデザインは従来のデザインと違って、ラレーUSAで販売していた昔のデザインを採用しています。
カーボンフォークをアルミフレームに使用するなどして、重量約9kgと軽量化に成功しました。
また、20段変速の性能も持っている良質なクロスバイクになっています。
シマノのティアグラをメインにする事により、変速性能と剛性が信頼できるものになっています。
フロントには、コンパクトクランクが採用され、700X25Cのタイヤ(パナレーサー)とのセットで、誰でもスピーディに走行できるように工夫されています。
ラレーrf7は、460mm・500mm・540mmの3サイズあります。
フラットバーロードの可能性を追求してきたモデルなので、その性能はロードバイクに迫るものがあると言えるでしょう。
ラレーのクロスバイクrf7の特徴
ラレーのクロスバイク・rf7の特徴をみていきましょう。
フレームとフロントフォークをつなぐヘッドチューブは、トップチューブの上下が異なるテーパードヘッドチューブを採用しています。
ブレーキからハブまで、全てシマノ・ティアグラを採用しています。
コラムもカーボン素材で構成したスーパーエアロブレードの軽量フォークを採用し、アルミダブルバテッドフレームという超軽量素材の貢献により、クロスバイクの常識を覆す軽量化に成功しています。
トップチューブがスマートなラウンドチューブで構成され、ブレーキケーブルを内蔵することで、スタイリッシュな見た目になっています。
ラレーrf7は、アグレッシブなデザインになっています。
ステアリングのスペックを除いて、ロードバイクに匹敵する高速性能をもっています。
ホイールには、アラヤのAR-713という、高剛性に優れたホイールを使用しています。
コンポーネントとの色彩の組み合わせに配慮して、シルバー/CNCフィニッシュをラレーのオリジナルとして使用しました。
32Hで頑丈に組まれたホイールが、加速性能とメンテナンス性を向上させています。
10万以下でラレーのrf7を手に入れたいなら
ラレーのクロスバイクであるラレーrf7は、2016年モデルは10万円以上ですが、2014年モデルは10万円以下で手に入れることができます。
2014年モデルから、重量は10kgをきっていました。
リアは10段で、シマノ・ティアグラをフル装備しています。
軽く確実な操作性能も専用設計によって成立させ、コンポーネント全体の統一感もあります。
このモデルは、ロードバイクによく使用されているドロップハンドルに換えるときに、フロントディレーラーの交換は必要ありません。
バークランプ(ハンドル中央部の径)は、ロードバイクで主流のサイズである31.8mmを採用しています。
そのため、ロードバイクのハンドルと同じ太さになっており、ハンドルバーの剛性が向上しています。
ホイールは、ラレーrf7の2017年モデルと同じく、アラヤのAR-713を使用しています。
こちらも、コンポとの色合いを意識した作りになっています。
ラレーのクロスバイクならrfsもおすすめ
ラレーrf7のご紹介してきましたが、同じラレーのrfs(Radford-S)というクロスバイクもおすすめです。
ラレーrfsは、縦剛性の高いリムの特性を活かすために、スポークの数を28本にしてホイールを組み立てています。
その他にも、カーボンフォークやオリジナルロードサドルやホワイトラインタイヤも使用しています。
伝統的なホイールでありつつ、デザインのシステムホイール化にも成功し、シマノ製の28H特別仕様のハブ(センターロックディスクローターマウントを装備)も使用しています。
ディスクブレーキ換装への改造は、フレーム・フォークのディスクの台座と共に対応が可能な造りになっています。
rf7のホイールにも使用しているアラヤのパーツをリムに使用しています。
アラヤのスーパーエアロリムは、ディープエアロホイールの基礎を構築してきました。
そのリムは、断面構造や素材をリニューアルして復活しました。
高精度のスリーブジョイントや高強度のアルミ合金、CNCサイドフィニッシュ等、SA-530Cを超越する構造になっています。
ラレーのおすすめクロスバイクは他にも
rf7以外にもラレーのクロスバイクでオススメのモデルがあります。
【ラレー:rfc(Radford-Classic)】
ラレーrfcは、スマートなクロモリフレームとクロモリメッキフォークで、クラシックなデザインでまとめています。
コンポには、シマノのクラリスをフル装備して、高性能な1台に仕上げられています。
オプションの泥よけが取り付けられるように、泥よけステーを取り付けられるダボ穴が内側に配置されています。
【ラレー:rfl(Radforf-Limited)】
オーナーの志向に合わせて、快適性を追求することのできる、高機能スポーツ志向モデルです。
コンポにはシマノのアルタスを、リムにはアラヤ、タイヤには耐久性の高いものが多いシュワルベを採用しています。
モデルチェンジしたEZファイヤーレバーは、シフト位置の視認性が向上し、スムーズなギアチェンジが可能になりました。
バーエンド取付のときには、アーレンキーで緩めることで、グリップの位置変更ができるようになっています。
ハンドルグリップには、アルミ素材にラレーのロゴを刻印したものがあります。
カラーは3色で、パールホワイト・クラブグリーン・ノッティンガムレッドから選ぶことができます。
ラレー以外でおすすめのクロスバイクは?
rf7(ラレー)の他にも、おすすめのクロスバイクはあります。
【メリダ:CROSSWAY BREEZE(クロスウェイブリーズ)】
フレームにTFS成型を使い、スポーツバイクの性能を維持しつつ、32Cタイヤを採用して、使いやすさと乗り心地を両立させています。
【ミヤタ:EXクロスプレミアム】
3次元シェイプの軽量アルミニウムフレームを使い、快適な乗り心地に仕上がっています。
ローラーフローティングベルトドライブ、シマノのコンポーネントも搭載し、漕ぎ出しの軽さと走行性を実現しています。
【フジ:PALETTE(パレット)】
細身のチューブで9.8kgという軽量化に成功し、アルミストレートフォークの採用により、操縦性能を向上させています。
遊び心に富んだ豊富なカラーバリエーションも魅力の1つになっています。
【ビアンキ:ローマ3】
溶接の繋ぎ目がきれいになる加工がされているので、美しいフレームが大きな魅力となっています。
また、軽量アルミ製という点も魅力的です。
フレーム内部にシフトケーブルをしまいこんだ事も美しくみえるようになっています。
ユーザーの幅広い体型に対応するため、430mmから570mmまでの5つのタイプのフレームサイズがあります。
クロスバイクを扱うメーカーは多数
今回はラレーのクロスバイクをメインにご紹介させていただきましたが、クロスバイクを扱うメーカーは多数あります。
ひと括りにクロスバイクと言っても、メーカーやモデルによって価格や特徴は様々です。
色々なメーカーのカタログや実物を見て、時には試乗しながら、自分に合うクロスバイクを見つけてくださいね。