ロードバイクのスプロケを交換したい!丁数はどう選ぶべき?

ロードバイクに乗っていて、そろそろスプロケの交換をしようかな、なんて人もいるのではないでしょうか?
しかし、初心者の方はどのスプロケにしたらいいのか?どの丁数にすればいいのかわからない…という人もいますよね。

そんな方のために、今回はスプロケの丁数の選び方についてご紹介していきます!

ロードバイクのスプロケと丁数ってなに?

スプロケというのはスプロケットの略で、ロードバイクについている歯車(ギア)のことです。
歯の形は歯車同士で噛み合うタイプとは異なる形をしています。

チェーンによって歯車を回しているので、チェーンに入り込むような形をしています。

そして、ロードバイクはたくさんのスプロケがついています。
リアに何段ものギアがついているのもスプロケですし、ペダルの軸についているギアもスプロケです。

段数がないものでも最低2つはギアがついているので、自転車には最低2つのスプロケがあります。

その2つのスプロケがチェーンによって繋がれており、クランクを回す力を後輪に伝えています。

ちなみに、クランクについているスプロケットの俗称としては、チェーンリングやチェーンホイールと呼ばれることもあります。

それから後輪のスプロケットは、変速のためにいくつもついているのですが、後輪のスプロケットすべてを指してカセットスプロケットと呼ばれることがあります。

そして歯の数は、Tまたは丁を付けて表記します。
例えば歯の数が14であれば、14Tか14丁と表記するわけです。

つまり丁数というのは、自転車関係であればギアの歯数というわけです。

ロードバイクのスプロケには種類がいくつかある?

スプロケットには、種類があるのをご存知でしょうか。
カセットスプロケットは、段数・車種・メーカーによって、様々なものが販売されています。

スプロケットは段数で分かれているので、8段変速の自転車には9段のスプロケットを装着することができません。

そして丁数も重要です。
軽いギアが32Tや34Tの場合は、リアディレイラーのスラント角(傾斜角度)によって互換性がありません。

また、ロードバイクに軽いギアをつけようとしてマウンテンバイクのスプロケットを装着しようと際には、リアディレイラーもマウンテバイク用のものを装着しないといけません。

反対も同様で、マウンテンバイクにロードバイクのスプロケットを装着する場合には、ロードバイク用のリアディレイラーをつけなければいけません。

マウンテンバイクとロードバイクのパーツはフレームに合わせるべきで、メーカーもフレームに合わせて変速機を作っていますし、変速性能が低下してしまうので要注意です。

それから、コンポーネントのメーカー間にも互換性がないので、シマノとカンパニョーロのパーツを交換しようとしても不可能です。

交換する場合は、同じメーカーのものを使うようにしましょう。

また、7段以下のスプロケットは古い規格のボスフリーであり、新しい規格と互換性がありません。

このように、段数・丁数・メーカー・新旧でスプロケットは分かれているので注意してください。

ロードバイクのギア比って何?丁数と関係しているの?

ロードバイクに乗っている人であれば、よく聞く言葉がギア比です。
ギア比というのは、歯車比とも呼ばれます。
また、ギア比はギアレシオと呼ばれることがあります。

チェーンで繋がれている場合は丁数の比であり、ベルトで繋がれている場合は滑車の円周の比になります。

よく分からないという人は、スプロケットの丁数を数えてみましょう。
リアのギアはいくつかあって、丁数が異なっていると思いますが、リアの場合は丁数が少ないほど重いギアになります。

つまり、ペダルひと漕ぎで、たくさん進むということです。

反対に、リアの丁数が多いほど軽いギアになります。
発進するときは軽いギアを使うほうが楽です。

また、発進後でもいきなり重いギアにすると、ペダルが重くなって上手く加速できないので、徐々に変速していくようにしましょう。

ちなみにロードバイクでは、ギアの交換が比較的簡単です。
丁数が異なるものにすることで、ギア比を変更して、走行感覚が変更することができます。

ギアの丁数が隣の丁数と近いものをクロスという!

ギアの丁数に関した言葉に、「クロス」というものがあります。
省略されているだけで、正確にはクロスレシオと呼びます。

クロスレシオは1段の変速での丁数が近いということです。
クロスレシオのスプロケットでの変速は、1段では丁数が1つしか変わっていないと思います。

そのため、滑らかにペダルの重さを変更できて、よく加速できます。

クロスレシオの反対にワイドレシオがあります。
ワイドレシオでは、1段の変速で丁数が大きくなっているスプロケットです。

丁数が大きく異なるため、ペダルの重さが大きく変更されます。

そのため、速度の幅が広くなるのですが、1段変速しただけでペダルが急に重たくなるので、走行の快適性や加速性能が低くなってしまいます。

つまり、クロスレシオとワイドレシオの特徴はトレードオフというわけです。

ロードバイクで、加速性能を高めたいならクロスレシオ、広い速度域を楽しみたいならワイドレシオにしましょう。

また走るステージや体力、それから走行スタイルによって適切なギアが変わってくるでしょうから、個人差が結構あると思います。

最大スプロケはどのように選ぶ?

具体的にスプロケットをどのように選んでいったら良いのかというと、速度を計算して決めていきます。
そのために、計算ツールを使いましょう。

計算ツールは、ネットで「ロードバイク・ギア比・計算ツール」という3つのキーワードで検索すれば、簡単に出てくると思います。

それを使って計算していきましょう。

スプロケットの最大ギアの丁数は11Tや12Tだと思います。
14Tはジュニア向けのスプロケットでよくある数値なのですが、今回は11Tや12Tで考えていきます。

ギア比を計算するには、フロントの丁数も必要です。

例えば、フロントが50Tだとして計算します。

11Tの場合は、ケイデンス90で時速51.5kmになります。

高速巡航でケイデンス110なので時速62.9km、そしてスプリントの場合はケイデンス120くらいになるので、時速68.7kmになります。

12Tの場合はケイデンス90で、時速47.2kmになります。
高速巡航で時速57.7km、スプリントで時速62.9kmになります。

以上の計算は、最大スプロケットでの計算なので、自転車の最高速度になります。

それを踏まえて、どの程度の速度が必要なのか考えていきましょう。

コースによっては下りや平地がありますし、コーナーや障害物や信号などあるでしょうから、どのくらいの速度が良いのか考慮して、スプロケットを決めていきましょう。

最小スプロケはどのように選ぶ?

最小スプロケは登り坂で活躍します。
そして、ロードバイクの最小ギアは28Tや32Tがあります。

きつい登り坂には、軽いギアがあったほうが安心できます。
ですが、そこで問題になってくるのは、軽いギアのためにはワイドレシオのスプロケットを使わなければならないということです。

ワイドレシオを使ってしまうと登り坂が楽になるわけですが、1段の変速でペダルが結構重たくなってしまいます。

そうなると脚力が少ない人だと、思うように加速できなくなってしまうでしょう。
脚力がある人でも、加速性能は低くなってしまうはずです。

それに速度も異なってきます。

32Tの場合はスピードがとても遅く、時速9.3kmとなります。
登り坂がきつくてケイデンスが60まで下がってしまうと、時速8kmくらいになります。

そうするとバランスを取りにくく、フラついてしまうかもしれません。

そんなときに、32Tと28Tの間となる丁数のギアがあると便利です。
そこでおすすめなのが、コンパクトクランクです。

コンパクトクランクは、50Tと34Tの2段です。
普通のクランクよりも丁数が2つくらい少なくなり、ペダルを軽くできます。

ペダルを軽くできるので、32Tと28Tの間を実現できるというわけです。

このように最小スプロケを決めるのは、ワイドレシオにすることも検討しなくてはいけないので、最大スプロケを決めるより悩ましいと思います。

自分に合った丁数を見つけよう!

今回は、スプロケの丁数の選び方についてご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?

スプロケの丁数は、普通の道はもちろん、坂道や下り坂でも大きく関わってくることがわかりましたね。

自分のスタイルにあった丁数を選び、快適な運転を目指しましょう!