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ナビタイムの自転車の時速のおはなし

      2016/11/25

ナビタイムの自転車の時速のおはなし

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
Web上のカーナビ、ナビタイムは自転車にも対応しているのですが「あれの時速の目安ってどのくらいアテになるの?」ということを聞かれました。そんなこと聞かれましても分かりませんよ。
そんなわけで調べてみました。

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自転車ナビタイムには三種類の時速がある

無料でスマートフォンにも対応しているナビゲーションサービス、ナビタイム。便利ですよね。しかし、到着予想時刻って実際どうなんでしょう?どの程度の速度を予想しているんでしょうか。
・速め…時速20km
・標準…時速13km
・ゆっくり…時速7km
という表示ですが、数字で言われてもなかなか分かりにくいものです。
それでも、三種類の時速設定があるのは嬉しいですね。

とりあえず、東京の自転車乗りに人気のある奥多摩を調べてみましょう。
都心の人でも分かりやすいよう出発地点は中央線立川駅。ゴールは青梅線奥多摩駅までのルートで検索してみます。
残念なことに登山道を走らされる結果になりました。僕は登山もするのでだいたいどんな道か分かりますが、ちょっと自転車を担いで歩こうっていうタイプの道ではありません。普通の登山道、むしろハイカーも少ないマニアックなルート。その気になれば担いで歩けないこともないでしょうが、何の得もありません。

ちょっとこの辺りはまだ精度が低いようですね。
でも、ちゃんと「坂道が少ない」を選択したら問題なくきちんとしたルートが出ました。

すごいぞ、自転車ナビタイム!坂優先?!

そう、自転車ナビタイムが面白いのは、「距離が短い」「坂道が少ない」「坂道が多い」「大通り優先」「裏通り優先」という選択肢があるところでしょう。
・「距離が短い」だと、走りやすさなどは考えてないようですから、ルートによっては登山道など変な道を走らされることもあります。
・「坂道が少ない」が、一般的には一番便利じゃないでしょうか。基本的に坂が少ない=道路を作りやすい=普通の道という認識で良いと思います。
・「坂道が多い」もやはり登山道行きになることもありますが、山岳ルートじゃなければ問題ないでしょう。通勤でトレーニングもかねて坂の多いルートが欲しいなどの場合、便利でしょう。
・「大通り優先」は、迷子になりにくいので便利ですが、都市部では車と並走するのが怖いと感じるかもしれません。
・「裏通り優先」は、迷子になるリスクがありますが、自転車の場合、便利な機能でしょう。

実際には坂優先や距離優先は使う事が少ないかもしれませんが、坂優先というのは自転車好きの心をくすぐってくれる面白い機能ですよね。
一つのルートを提示するだけでなく複数のルートを作れるっていうのは非常に便利です。

自転車ナビタイムの時速はどのくらい?

で、実際のところ、自転車ナビタイムの速度ってどうなの?というお話ですね。
僕の調べたルートでは、ナビタイムでいうところの速め(時速20km)でも、ロードバイクでシャキシャキ走るよりはいくらか遅いらしく、時間も多めに表示されました。
あくまで目安ですが、速め=ロードバイクでややゆっくりめという感覚で良いと思います。ロードバイクの場合、ゆっくり走ると言っても、車道を走ることが多いでしょう。20kmちょっとくらいの巡航速度が出るというのが一般的じゃないでしょうか。クロスバイクでは結構シャキシャキ頑張る速度という目安でしょうか。
標準(時速13kmは)、ママチャリでも車道を走れば問題なく出る速度ですね。クロスバイクでのんびりくらいの目安でしょうか。ゆっくり(時速7km)については、ママチャリ、クロスバイクで歩道を安全にのんびり走るくらいの速度というイメージでしょう。

登りがある場合は、坂の分の補正もかけてくれているようです。
ただ、坂の補正はロードバイクの場合ちょっと微妙かもしれません。登りと下りでのタイム差を見ると、登りが厳しいんじゃないかな、という数字です。現実にはロードバイクの登りはある程度の慣れ、技術がないと、特に初心者のうちはかなりしんどいです。
登り坂で速め(時速20km)の設定は、坂の補正をしてくれても、そこそこキツイと思っておいた方が良いでしょう。もちろん、上級者の人には問題ないでしょうが。

逆に下りについても、ロードバイクは下りではかなりの速度が簡単に出せますので、あまりナビタイムの数字はアテになりそうにありません。
山岳ルートに関しては自転車ナビタイムはちょっと苦手みたいです。

坂の時速は個人差が大きいので仕方ない

そうは言っても、平地の方はかなり素晴らしい精度だと思っても良いでしょう。
特に100km以上のロングライドの場合、ロードバイクでは速めの速度設定の時間をそのまま信じてしまっても良いかもしれません。ロングライドの場合、そんなに高速で走り続けるということはないでしょうから、ナビタイムの速めの設定でロードバイクのロングライド(遅くはない人)にちょうど良いくらいの数字になります。初心者にはちょっとしんどい速さでしょう。
ロングライドはゆっくりという人や初心者の方は、標準(13km)と速め(20km)の中間くらいで考えると良いでしょう。

もちろん、個人差がありますので、誰にでも通じる話ではありません。
実際に100kmのロングライドをしてみて、数字を照らし合わせてみると良いでしょう。

自転車ナビタイムの優秀な点はサイクリングロードに対応しているところです。
東京都のサイクリストならみんな大好き多摩川サイクリングロードを試しに調べてみると、これがなかなか素晴らしいです。
多摩川のサイクリングロードは左岸と右岸を一部乗り換えないと走りにくい区間があるのですが、完璧にナビしてくれています。

登山道まで出る細かいナビタイム地図①

一番最初に山岳ルートを調べた時に登山道が出てしまった時にはガッカリしたものの、逆にサイクリングロードの検索では感動しました。
どうしてこういうことが起きるのかと言えば、とにかく細い歩道などのデータもしっかり入力しているからこそですね。もちろん、すべての道が載っているわけではないですが、林業関係者以外通行禁止のゲート付きの林道から、長野県北アルプスの登山道までかなりしっかりと載っています。小さい巻き道なんかまでしっかり入っているのでちょっと感動しました。あとはコースタイムが入っていれば、普通の登山地図並みに使えるかもしれないというほどです。(実際は使えません。登山の際は必ず専用の山岳マップをお使い下さい)

ナビタイムの細かさについては、徒歩のナビゲーションを使うと感動します。
ARナビゲーションという機能を使えば、スマホのカメラを道に向かってかざすと、進むべき方向を表示してくれます。
東京の地下鉄の乗り換えって困りますよね。僕は面倒くさいので5kmくらいなら電車に乗らずに歩きます。地上なら地図を見れば、だいたいの場所は分かりますからね。しかし、地下鉄は迷路です。改札口も一つの駅にあれこれいっぱいありますし。意味が分かりません。
でも、ナビタイムのARナビゲーションなら、スマホをかざすだけで乗るべき列車の改札口まで案内してくれます。
完全に未来です。

登山道まで出る細かいナビタイム地図②

未来のスーパーナビゲーションサービス、ナビタイム。
でも、自転車のナビゲーションは平気で登山道行きです(笑)
ただ、徒歩ルート検索については、きちんとした道路を進んでくれます。自転車で登山道行きだったルートも、徒歩検索すればきちんとした道で案内してくれます。

やはり利用者の多い少ないの問題がありますので、自転車についてはまだまだ発展途上なのかもしれません。数年前はサイクリングロードは上手く表示されなかった記憶もあります。しかし、現在ではサイクリングロードの左岸、右岸の区別まで完璧にしています。多摩川サイクリングロードだけ偶然上手く表示出来ただけかもしれませんが、それでもすごいです。
ナビタイムは2000年設立の若い会社ですので、まだまだどんどん成長してくれるでしょう。

個人的には、速度自動アジャスト機能など付けてくれれば面白いなと思います。
多分、自転車でこういうナビゲーションシステムを使う人で多いのは、所要時間がどの程度正確か知りたいということでしょう。
サイクリングの度にデータをログして、その人の平均時速、休憩回数なんかを算出して、使う度に正確な所要時間に近付く。あとは、その人の平均速度、休憩頻度なんかに合わせてオススメの休憩スポット候補なんかまで出るようなシステムが入るとロングライドで便利と感じる初心者も多いんじゃないでしょうか。
以前走ったことがあるルートの場合、前回の所要時間と平均時速などが出て成長が見れたりしても楽しそうですよね。

まとめ「ナビタイムの時速は実際に走って調整」

ものすごく本末転倒なまとめになってしまいますが。
自転車ナビタイムの時速については実際に走ってみて、誤差を自分で調整していくというのが現在のところ現実的でしょう。
ただ、ナビタイムはすごい技術を持っている企業です。Androidスマホではオートバイ向けのツーリングサポーターというアプリなんかも出しています。景色の良いルートを検索出来たり、カスタマイズやメンテナンスを記録しておけるなどオートバイに特化したものです。もしかすると、そういったノウハウを生かして、自転車向けの、特にロードバイク向けのサービスもいずれ提供してくれるかもしれませんね。

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