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ロードバイクに乗るとき、ヘルメットをかぶらないのは危険?

2016.7.6

あなたはロードバイクに乗っていますか?ヘルメットはきちんとかぶっていますか?「ロードバイクに乗っているのに、ヘルメットをかぶらないなんて、危険に決まっているじゃん!」とツッコミが入りそうなタイトルですが、サイクリングコースを走っていると、結構、すれ違う自転車乗りの人、かぶっていない人が多いです。年齢層でも、かぶる、かぶらないに変化がありそうです。年齢層でのヘルメットに対する意識の違い、その危険性についてお伝えします。

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年齢層別のヘルメットをかぶる、かぶらないの意識

まぁ、正確な統計を取ったわけではないですし、実体験でしかないですが、ロードバイクをスポーツという趣味として乗っていない、ご年配の方は、ヘルメットをかぶらない方が多い気がします。もちろん、スポーツとして本格的にロードバイクに乗っていらっしゃる方は、当たり前のようにヘルメットをかぶっていらっしゃる方ばかりだと思いますが、そういう意識を持ってロードバイク(というより、自転車自体)に乗っていない方は、ヘルメットをかぶらない方が大半のような気がします。実際、サイクリングロードを走っていて、すれ違う自転車、追い越す自転車の中には、ヘルメットをかぶらずにロードバイクに乗っていらっしゃる方、結構いらっしゃいます。なんでなんでしょうね。

自転車に乗るときにヘルメットをかぶらないのはなぜ?

端的に言ってしまうと「その人が自転車に乗り始めた年代に依る」のではないかと思います。何せ、今でも自転車に乗るのにヘルメットの着用は道路交通法では義務化されていませんし、一昔前はオートバイでさえ、ヘルメットの着用は義務化されていなかったんですから(原付を含めたすべてのオートバイにヘルメット着用が義務化されたのは、1986年)ヘルメットをかぶらない、ご年配の方々からすれば「面倒クセェ」の一言でしょう。事故したって、たいしたことない。という根拠のない自信、というより、自転車に乗り始めた時代背景からすれば、「自転車は、ヘルメットをかぶらない、気軽な乗り物。」という位置づけだったわけですから。後から「ヘルメットをかぶってください。反則金とりますよ。」と言われても、納得できないでしょう。ご年配の方々からすれば「危なくない。」と思っているわけですから。

なぜ、自転車に乗るときのヘルメット着用は義務化されていないの?

正直、不思議ですよね。とある記事によれば、自転車の利便性(気軽に乗れるということか?)がヘルメット着用義務化によって損なわれるということを訴えている方々がいらっしゃるそうです。自転車の普及促進を図りたいがため、売った後は買主の人命はどうでもいいってことなんですかね、ちょっぴり腹立たしい話です。ですが、自転車に乗るとき、ヘルメットを義務化させると、街乗りの自転車(いわゆるママチャリ)に乗るときでも、ヘルメットをかぶらないとオマワリさんに捕まってしまうということになります。これは、確かに不便です。自転車用のヘルメットは、軽く、防犯に対する機能も少ないため、イタズラに盗られてしまうなんてことも出てきてしまうかもしれません。悩ましいですね。。。

児童・幼児の保護責任者(要するに親)にはヘルメット着用は義務化

児童・幼児を養育する保護責任者に対して、児童・幼児が自転車に乗るときはヘルメットを着用させることが義務化されています。ママさんが、お買い物に自転車に出かけるとき、後ろのシートにお子さんを乗せるときでも、お子さんにはヘルメットをかぶせる義務があるってことです。子どもの命を守るのには、必要なことですし、この流れはいいことだと思います。でも、着用率を調べると、東京都内のデータでは、平成24年で30.2%。まだまだ普及促進が必要ですね。

自転車の種類に応じて、義務化できないのか?

ママチャリに乗るのに、ヘルメットをかぶらないといけないのは、正直、億劫ですよね。買い物に行って、ただでさえ荷物が増えるのに、買い物の最中にヘルメットを傍に持っていなければならないというのも、辛いです。かといって、ヘルメットに防犯機能をつけるには、メーカーさんに努力していただかなければならず、時間もかかる話になってしまいます。ですが、自転車の交通事故の件数って、結構多いいんです。ご存知でしたか?

自転車の交通事故死亡者、ヘルメットで減らすことができた?

警察庁によれば、平成26年に発生した自転車関連の交通事故は10万9268件で、そのうちの年間死亡者数はなんと542人にも上ります。たかが自転車、されど自転車。ロードバイクに乗っていれば、軽くこいでも20km/hの速度が出る乗り物です。事故を起こせば死者が出ても不思議じゃありません。この死亡者のうち65歳以上の高齢者が63.9%と多くを占めているというから、悲しい現実です。で、自転車で発生した死亡事故の死亡原因の大半が、頭部外傷なんです。ヘルメットをかぶっていれば、頭部に受ける傷の42%が防げたのではないか、と言われています。となれば、もう、面倒だなんだと言っている場合じゃありません。ヘルメットをかぶるのとかぶらないのとでは、雲泥の差ということです。ましてや、ロードバイク。ママチャリと違ってスピードも出る、歩行者と接触すれば、歩行者に傷を負わせてしまう危険な乗り物。オートバイや自動車と同じ扱いでもいいんじゃないかと思う軽車両なわけです。
海外では、年齢にかかわらず自転車に乗る際にはヘルメット着用の義務が課されています(1990年代)。ということは、自転車の世界でも、日本は後進国ってこと。マナーだけで人命が救えるなら、それに越したことはないですが、マナー違反する人が多い現実を知って、少しでも命を守るヘルメットの着用を普及促進させる必要があるのは、いうまでもないですよね。

まとめ「ロードバイクに限らず、自転車に乗るときはヘルメット着用を!

周りでヘルメットをかぶらないで、自転車に乗っている友人がいたら、ぜひ、ヘルメットの着用を勧めてください。「自転車だもん、そんなにスピード出るわけないじゃん。」なんてことはないです。ママチャリでも、20km/hは普通に出ます。下り坂ならなおさらです。そんなときに転んで頭を売ってしまったら、取り返しがつかなくなってしまいます。ロードバイクに限ったことではなく、自転車に乗るときは、ヘルメットを着用するのが当たり前になって、老若男女が楽しめる乗り物であり続けて欲しいですね。
購入時に車体と共に必要なものの一つに入れるべきだと思います。これと同様にライトの購入ももちろんです。
万が一事故に遭ってしまった時、自分の身の安全は相手への最大限の配慮でもあるわけです。ヘルメットをかぶらずに大けがをしてしまったら、相手にも多大な迷惑をかけてしまうことになるのです。道路ではルールも大切ですが、マナーも大切なのです。その意識の差が事故などに出てしまいますので注意しましょう。
最大限に身を守ってこそ、楽しい趣味になり得ます。現在はヘルメットにも多くの種類が出て、選ぶのも楽しくなっています。自転車にヘルメットはつきものだと思って、楽しいサイクルライフをお送りください。

 - 自転車 交通ルール, 自転車全般