ロードバイクのペダルを交換するとタイムは変わるの?

ロードバイクに乗っている人なら、ペダルを交換している人も多いと思います。もしくは最初から専用のビンディングペダルにしている人もいらっしゃることでしょう。「足が固定されるなんて、怖くて乗れない。」という方も、もちろんいらっしゃると思います。今やロードバイクはストイックにタイムを求めるスポーツの域を超え、老若男女が楽しめるレジャースポーツまでになりました。賛否両論あるとは思いますが、今日はロードバイクのペダルについて、お伝えします。

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ロードバイク=ビンディングペダルじゃないとダメなの?

「やっぱりロードバイクに乗るなら、ペダルはビンディングじゃないと。フラットペダルは初心者だよ。」

もしも、こんなこと言う人がいても、気にする必要はないです。

全てのロードバイク乗りが、ビンディングペダルである必要はないんです。

インターネットで検索しても、「ビンディングペダルの使用で初心者卒業」とか「脱初心者のためにビンディングペダルに変更」というような内容があったりします。

ビンディングペダルを使うことが、確かにレベルを上げるものかもしれません。

しかし、レーサーでより速いタイムを目指している訳ではない人は、非日常を体験して楽しむためのスポーツなので、ビンディングペダルを使わずに楽しんでいる熟練者もいます。

「ビンディングペダルを使っていないから初心者」という考えが全ての人に当てはまる訳ではないため、無理にペダルを変える必要もないのです。

フラットペダルで快適にロードバイクを楽しんでもまったく問題がないのです。

自分に合った道具選びをしてこそ快適に楽しむ事が出来ます。

確かに難しい道具を使うほど、ロードバイクの道具のことを知る機会にもなりますので、機会があったり、気が向いた時に使用すると良いと思います。

ロードバイク乗り全員がタイムを重視しているわけではない

自転車専門店の店員さんでビンディングペダルを勧めてくる方もいます。

「いつもの漕ぎ方でスピードが20%ぐらい上がりますよ。」「20km/hで走っているなら、25km/hぐらいまで上がります。」ということを言う方もいますが、

残念ながら、全ての人に該当するわけでとも限らないかもしれません。

確かに性能が良くても筋力、骨格、技術はそれぞれ違います。

性能を発揮できる人もいるが、初心者ではすぐに性能の良さを体感することが難しいのです。

まだ初心者に良い物を勧めも経験力が足りないため、最初は、技術を上げられる物をチョイスしてくれる店員さんがいるお店でよく話を聞くと良いです。

性能が良いだけで勧めてくるのは、あくまでパーツの性能の話です。

自分に合うパーツを一緒に探してくれるお店を探すと、初心者には良いと思います。

勿論、技術が上がってきて更に上を目指している人には、性能が良いパーツにすることも勿論おすすめをします。

どんな道具にも、メリット・デメリットがありますからね。

とはいえ、今回のタイトルは「ロードバイクのペダルを交換するとタイムは変わるの?」ですから、そろそろ本題に入りましょうか。

ビンディングペダルに交換すれば、タイムが上がる人もいる

ロードバイクのペダルをビンディングペダルに交換すれば、確かにタイムが上がる(速度が上がって到達時間が短くなることをタイムが上がるって言います。)人もいます。

でも、人によっては逆に下がります。

慣れの問題という人がいますけど、私の身近には実際にビンディングペダルに交換したら、逆に疲れやすくなってタイムが下がったという人もいます。

当然ですよ、千差万別なんですから。

慣れることが難しいパーツもあるということですね。

お店に来る人がみんな速く走ることを目的としているとは限らないということです。

男性はスポーツを始めて、のめり込んでいくと、極めたくなる気持ちが勝ってビンディングペダルを克服する人が多い気がします。

女性はというと、そもそも、そんなにスピード重視な人が多いわけではなく、むしろ、気持ちよく楽しく気軽に楽しみたいという人が多い気がします。

あくまでも私の周りの人たちの場合です。そのためビンディングペダルに変えたらタイムが早くなるとは限らないと思います。

ビンディングペダルにすると、どれぐらいタイムが変わる?

タイムを変えるためには、基本的には脚力の差だと思います。

私がビンディングペダルに交換した当初は、それこそ、ほとんど変わりませんでした。

フラットペダルで走っていた周回コースを、ビンディングペダルに交換してから走りましたけど、最初はむしろ遅くなりました。

理由は、慣れていないため転んだからです。

走行中だって、ペダルから足を外してすぐに地面をつくことができないという緊張感から、ロードバイクの運転そのものが慎重になりすぎて、スピードも出ませんでした。

週末しか乗りませんから、慣れるのに1ヶ月ぐらいかかりましたね。

1ヶ月経っても、フラットペダルと同じぐらいになった程度です。

そんな簡単に結果はついてこないのが、実際だと思いました。

ビンディングペダルでタイムを上げるコツは引き足!

でも、なぜに専門店の店員さんやネットでは、ロードバイクでペダルを変えることで、スピードが上がってタイムが変わるなんて言うんでしょう。

これはウソでもないのです。

実は、ペダルを漕ぐ時の力の入れ方にあるんです。

フラットペダルでは、どうやっても力を入れることのできない位置で、力を入れることができるのがビンディングペダルの最大のメリットなんです。

ペダルが一番下の位置にきた後、力を入れて踏み込める位置に戻ってくるまでの間は、もう一方の足がペダルを踏み込んでますよね。

ベダルを漕ぐというのは、基本的にこの動作の繰り返しでしかありません。

フラットペダルでは、踏み込むことしかできないんです。

だから、ペダルが下から上に移動している間、片足は力を抜いて休んでいることになります。

この休んでいる「ムダ」をなくして、ペダルに力を伝えられるようにしたのが、ビンディングペダルというわけなんです。

下から上にペダルを引っ張るには、ペダルと足裏がくっついていなければ引っ張れませんよね。

まさか、下に下がったペダルの下面を足の甲で持ち上げるなんてわけにはいきません。

この引っ張る力を伝えることによって、ペダルを回す力をより多く伝えることで、ペダルの回転数(これをケイデンスって言います。)が上がってスピードも上がる、というカラクリなんです。

この引っ張る力を生むことを「引き足」と言います。

引き足を使うと、タイムが上がる以外の効果もある

最初のうちは、引き足なんて使えません、

実際。足を持ち上げる、ペダルを引っ張ることを意識しながら回さないと、引き足はできないものです。

しかも、引き足をしようとすると、逆の足はさらに踏み込む側に回ることになりますから、常に両足に力を入れていないといけない状態になります。

これでは、疲れちゃいますよね。

今まで走れていた距離なのに、疲労感が増してしまうのは、こういうことも一つの要因なんだと思います。

でも、引き足は疲労を増してしまうデメリットばかりじゃありません。

実は上り坂で意外な威力を発揮するんです。

足が引き足を覚えると、上り坂でダンシングしなくても進むことができるようになるんです。

これは私の実体験!とあるヒルクライムレースに出走したとき、まだロードバイクに乗り始めたばかりで、かつ、コースをロクに下見もせずにぶっつけ本番で走ったんです。

やはりきつかったです、早々にリタイアしようと思ったことも事実です。

もうダメだと思い、腰をおろし、ペダルを回すのをやめようとしたときに何気なく引き足を使ったんです。そうしたら、進みます。思っているよりも進みます。

引き足は、タイムを上げるだけじゃなく、上り坂でもダンシングせずに体力を温存しながら走ることのできる、非常にありがたいペダルの漕ぎ方なんです。

ヒルクライムに参加してみようと思っている方は、ぜひ、引き足を覚えることを、お勧めします。

まとめ ロードバイクでペダルを交換してもタイムに現れるのは、千差万別です

ロードバイクは見た目、スピード重視に見られることが多い自転車ですが、ロードバイクに乗っているすべての人がスピードを求めなければいけないなんてことは決してありません。

景色を楽しむ人、名所をめぐる人、健康維持のために乗る人、乗る人によって目的は様々です。

タイムを気にするのは、プロとレースに出走して自分自身の記録に挑戦する人だけでいいと、私は思います。

何よりもロードバイクは公道を走る乗り物です。サイクリングコースも公道の一つです。タイムばかりを気にせずに、安心して安全にロードバイクを楽しんでくださいね。