こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
最近は弱虫ペダル人気のおかげで、若い男の子・女の子の間にも、ロードバイクの人気が上がりつつありますね。
きっとそういう若い子たちって、弱虫ペダルに憧れてロードバイクが欲しいと思っているんじゃないでしょうか。
そういう弱虫ペダルファンの子たちには、アンカーのロードバイクがおすすめです!
弱虫ペダルに出ているアンカーのロードバイク
いきなりですが、実は弱虫ペダル全部は見ていないんです。
友人に貸してもらったのを、少し読んだだけなのですが。
それでも、何だか胸が熱くなるような気がいたしました。
僕らの世代といえば自転車マンガは『シャカリキ』っていう自転車マンガもありましたね。
あれを読んだころを思い出しました。
自転車マンガといえば『オーバードライブ』や、最近だと『かもめチャンス』。
同じ作者の『じこまん』は大人でも楽しいマンガですよね。
小説だと『サクリファイス』とか面白かったですね。
映画だとアニメーションの『茄子~アンダルシアの夏~』『ベルビル・ランデヴー』など。
自転車関連の作品を読むと、自転車好きって何だか心が熱くなるものです。
そういうのは、子どもも大人も変わりませんね。
弱虫ペダルを読んで、「あー、ロードバイク欲しいよー」っていう子っていますよね。
でも、中学生、高校生だとなかなかロードバイクは高くて買えませんよね。
そういう子には日本の自転車ブランド・アンカーのロードバイクがおすすめです。
アンカーのロードバイクには学割も
なんとですね、アンカーのロードバイクは高校の自転車部に所属していれば、部の指定のお店で学割を受けることができるんです。
あと、高校の部活の試合では、ジュニアカセットっていう特殊な歯数(成長期であるため重いギアを踏んで故障をさせないため)のカセットスプロケットっていう部品を使わないといけないのですが、アンカーは初期装備でそれを選べるんですね。
他のメーカーの場合、車体とは別に買わないといけません。
弱虫ペダルなどの影響で、
「高校に入ったら自転車部入ってみたい」
という話をすると、恐らくお父さん、お母さんから止められます。
自転車競技って、機材のお金が結構かかりますからね。
そんなときにアンカーの学割の話をすれば、グイッと押せるかもしれません。
さらに「アンカーってブリヂストンのスポーツ自転車部門なんだよ」と言えば、「おお、あのブリヂストンか。何だか安心だな」となるかもしれません。
もちろん、ならないかもしれません。
でも、せっかく憧れたのなら、頼むだけ頼んでみても良いかもしれません。
また、学校によりますが、部の自転車を貸してくれる場合もあります。
その辺は学校に聞いてみるしかないです。
ちなみに、マンガのように自転車屋のおじさんが突然、BMCのロードバイクをくれるということはなかなかありません。
弱虫ペダルの石垣クンはアンカー
弱虫ペダルでは、石垣クンという子がアンカーに乗っていますね。
御堂筋クンという、下級生ながらも天才的な子に部の主導権を奪われてしまって、複雑な心境を味わうキャラクターです。
しかし、最終的には御堂筋クンの才能を認めて、御堂筋クンを引くという、なかなか良い子です。
このアンカーに乗る石垣クンは自転車選手としては、少々地味とも言えるタイプかもしれません。
登りも平坦もそれなりにこなせるけれど、どちらも飛びぬけて強いというわけではない。
アシストタイプの選手ですね。
「なるほど、アンカー」という感じもします。
アンカーはすごく良いメーカーなんですが、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」には出場していません。
おそらくはお金の都合とかお金の都合とか、その他お金の都合とかいろいろあるんでしょう。(F1にタイヤ出している会社だったら、簡単に出せそうな気もしますが)
そんなわけで、アンカーのロードバイクって、華やかというより渋いっていうイメージがあって、マンガでアシストの選手の子が使うというのは、どこか納得できるところです。(僕の勝手なイメージですが)
しかし、アシストの選手は地味に見えますが、自転車のロードレースではすこぶる大事です。
ここ数年、ツール・ド・フランスという世界で一番大きい大会で勝ちまくっているチーム・スカイの強さの秘訣は、アシスト陣が優秀だからです。
プロの世界では、抜群に速いエース選手も1人は必要ですが、何事もソツなくこなせるアシスト選手の方が欲しいチームの方が多いです。
アシストがいないと勝てないんです。
アシストは本当に大事です。
ちなみにアンカー、つまりブリヂストンの創始者は石橋正二郎さんです。
弱虫ペダルでアンカーに乗っているのは石垣光太郎クン。
やっぱり掛けているんでしょうか(笑)
アンカー以外の弱虫ペダルに出るロードバイク
もちろん、アンカー=アシストっていうことじゃないですよ。
でも、子どもの場合、マンガのイメージとかって強いので、派手でカッコいいキャラクターの使っているメーカーが使いたくなるのかもしれません。
でも、あのマンガの子たち、とんでもない高級車ばかり乗ってますからね。
主人公の小野田坂道クンはBMCですね。
BMCはスイスメーカーですね。
これも決して安いメーカーじゃないです。
実在の選手では、カデル・エヴァンスという特徴的なアゴをしたオーストラリア人選手が有名ですね。
2015年で引退しちゃいましたがツール・ド・フランスで優勝もしていますし、世界選手権チャンピオンも取っている偉大な選手です。
主人公のライバルであり、良き友である今泉クンはスコットですね。
スコットもスイスのメーカー。
スコットは割と、アンカーなんかと同じくらいのお値段で手に入りますね。
その他、LOOK(ルック)やTIME(タイム)、DE ROSA(デ・ローザ)なども出てきますが。
その辺は100万円を越える自転車の代名詞ですので、気を付けましょう。
少なくとも30万円は見積もっておかないと買えません。
TREK(トレック)、CANNONDALE(キャノンデール)、GIANT(ジャイアント)、MERIDA(メリダ)、そして学割のアンカー。
この辺りのメーカーなら、親孝行かもしれません。
もちろん、大人の弱虫ペダルファンは、惜しみなく欲しいロードバイクにお金を注ぎこんでください。
大学生になってからロードバイクを始めても良い
現実としては、日本の高校で自転車部があるところは少ないです。
ロードバイクの文化自体薄いですし、アンカーで学割ができると言っても機材スポーツなので金銭的にも大変ですし、何より落車の際のケガが大変です。
場合によっては、一生歩けなくなることもあります。
じてんしゃライターのくせに、こういう事を言うのもどうかと思いますが、高校生のうちは無理してロードバイクしなくても、別のスポーツを楽しむのも良いと思います。
もちろん、ロードバイクをするのも良いですが、やはり機材スポーツを子供の頃からするのって難しいです。
大学に入ってからでも全然遅くないです。
むしろ、大学から始める人の方が多いくらいです。
高校のうちは水泳部などいかがでしょう。
心肺機能が鍛えられます。
陸上部もそうですね。
野球やバレーボールなどの球技も背筋、体幹が鍛えられるので良いですね。
吹奏楽部だと肺活量が鍛えられるかも。
そう、人生いろんなことがあるので、いろいろしてみるべきです。
もちろん、そういう中でどうしても自転車がしたいというなら、無理をしてでも親と相談して、自転車競技をするのも良いと思います。
ただし、弱虫ペダルなどのマンガのようにはいきません。
ロードバイクを競技としてやろうと思うと、本当にしんどいです。
昔、僕は野球部でしたが、野球部の練習の方が圧倒的に楽だと思うくらい、持久系スポーツのトレーニングはつらいです。
それに、高校の内から無理して自転車競技部に入っても、競技人口も良い指導者の数も少ないです。
競技人口が多く、良い指導者がいて、設備も整っている他のスポーツをするほうが、基礎体力面では有利という考え方もできます。
まとめ『弱虫ペダルのようになると良いですね』
若い子が弱虫ペダルに憧れてロードバイクに乗るならアンカーがおすすめ、という話から始まって、どうしても日本の今の環境では、高校生のうちからロードバイクをするのは難しいっていう話になってしまいました。
実際、大人の僕らでも、日本の道路をロードバイクで走っているとヒヤリとすることもあります。
でも、近年はグングンとロードバイク人口も増えつつあります。
どんどん自転車文化が広まっていって、弱虫ペダルのように高校生でも、気軽に始められるスポーツになるといいなと思います。