ジャイアント製ロードバイクの2012年~2017年の変遷について

ロードバイクのメーカーはたくさんありますが、世界でも有名なのが台湾のジャイアントではないでしょうか。

2012年から現在に至るまで、様々なモデルのロードバイクが出されています。

今回は、2012年から2017年までのモデルの進化の過程をご紹介します!

ジャイアントのロードバイクの特徴

ジャイアントは台湾にある世界最大の自転車メーカーです。
その大きな特徴のひとつに、とにかく幅広いラインナップがあげられます。

ツール・ド・フランスに出る選手に提供している車種から、街乗り専用車まで扱っています。

また、女性向けをブランド化していたり、社名のロゴのデザインが別バージョンの車種があったりもするので、とにかく選択肢が多いのが特徴です。

特にカーボンフレームにおいては、カーボン繊維1本の状態から、全てを自社工場一貫で造り上げます。

世界最大というだけあって、生産力やマーケティング力を最大に生かした製品造りをしているので、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

同じようなグレードの他社製品と比べると、その品質に驚かされます。

近年の主流である「スローピングフレーム」の先駆け的存在でもあり、コンパクトなロードバイクが多いという印象がありますが、そのぶん、軽量で操作性に優れたバイクです。

今回は、そんなジャイアントのロードバイクの中から、2012年以降のモデルを順にご紹介していきます。

ジャイアントの女性向けモデル

ロードバイクは、一般的に男性を基準とした仕様の車種が多いですが、ジャイアントは女性向けのバイクもしっかりとブランド化しています。

ジャイアントのカタログやホームページを見ると分かりますが、女性用の自転車は「Liv」という部門で扱っています。

2012年より一般の自転車ショップでも「Liv」の取り扱いが始まったため、ますます女性部門に力が入り、「AVAIL」を始めとするロードバイクを筆頭に幅広く展開しています。

そんなLivの長距離走行向けのエンデュランスモデルであるAVAILシリーズは、女性が初めてドロップハンドルの自転車に乗るための入門機のような位置付けになっています。

入門機とはいえ、シマノ・コンポーネントを採用した全9種類(2017年)をラインナップしています。

男性用モデルに比べて、緩やかな前傾姿勢になるように設計されており、力の弱い女性でも楽な姿勢で運転できるようになっています。

また、小柄な女性向けに、身長145㎝から対応できるサイズも用意されています。

初心者のロードバイクの選び方

ではここでは、ジャイアントのラインナップを見ていく前に、ロードバイクの選び方をご紹介します。

まず、ロードバイクをどんな用途で使うのかで、選ぶ車種が大きく変わってきます。
日常生活の足として、また通勤・通学に使うのなら、各メーカーに用意してある初心者向けのエントリ―モデルで良いでしょう。

エントリーモデルといっても、性能がガタ落ちする訳でもなく、価格も10万円台と決して安くはありません。
もしママチャリからの乗り換えであるなら、これが本当に同じ乗り物だろうかと思うくらいの感覚になるはずです。

次に、ツーリングなどで50㎞~100㎞の長距離走行を考えているなら、乗り心地や性能を重視しなくてはならなくなります。

このとき重要なのは、コンポーネントと呼ばれる、各部品のグレードです。
できれば「シマノ」社のコンポで、グレ―ドは「105」以上のものが良いでしょう。

完成車であれば、20万円以上のロードバイクに搭載されていることがほとんどです。

また、レースに参加することなどを視野に入れている人は、フレームの素材も重要です。

素材としてはアルミが一般的ですが、レース車のほとんどはカーボン製です。
軽量で衝撃吸収性に優れているので疲労に強く、レースでのパフォーマンスを維持できます。

では次からは、2012年モデルからジャイアントのロードバイクを見ていきましょう。

ジャイアント製ロードバイク2012年モデル

2012年のジャイアントのロードバイクの中で大きな注目を集めたのは、「DEFY COMPOSITE 3」です。
価格が16万円弱でフルカーボンフレーム、コンポはシマノ・ティアグラと、当時でもかなりの驚きでした。

しかしこの車種の上位グレードは海外メーカーで、日本では取り扱い店舗の少ないSRAM社のコンポであったため、日本のシマノ製のコンポを搭載した、このモデルに人気が集まりました。

また、長距離走行のエンデュランスモデルである「DEFY」シリーズのほかに、レースモデルである「TCR」も人気を集めていました。

こちらのシリーズでは、アルミフレームながら9㎏という軽量化を実現した「TCR 1」が人気でした。

14万円台の価格ながら、シマノの上位コンポ「105」を搭載した、抜群の操作性を持つ1台でした。
まさにコスパ最強のジャイアントの名にふさわしいロードバイクと言えるでしょう。

ジャイアント製ロードバイク2012年以降の進化①

2015年モデルには、2012年の人気シリーズである「TCR」にエアロデザインのアルミロード「TCR SLR」シリーズが登場しています。

こちらはシマノ・アルテグラを搭載したSLR 1と、新型105を搭載したSLR 2の2車種となります。

そしてエアロデザインではない「TCR」シリーズにも、新型105が搭載されたTCR 0が登場して、リア11速化を果たしています。

しかもアルミフレームでありながら、カーボンフレームに迫る軽量化に成功しています。

TCRシリーズは、レース仕様のロードレーサー的なロードバイクですがアルミフレームということもあり、もっとも低価格なモデルです。
ですが、ジオメトリーは上位モデルと変わりません。

しかもアルテグラや105を搭載していることからも、レース入門からヒルクライムまで、最初の1台としてはとてもおすすめです。

この年のジャイアントのハイライトは、上記のようにアルミフレーム車の革新と言っても過言ではありません。

ジャイアント製ロードバイク2012年以降の進化②

そして2017年、ジャイアントは2012年よりさらに進化を遂げます。
アルミフレームのロードレーサーである「TCR」とカーボンフレームのエンデュランスモデルである「DEFY」の特長を併せ持った「CONTEND」シリーズが登場しています。

レースに必要な操作性やキレを残しつつ、長時間走行に耐えられる快適な乗り心地のあるモデルです。

コンテンドの最上位モデルであるSLでは、フォークとシートポストにカーボンを使用し、独自のディスクブレーキも搭載した贅沢な仕様ながら、15~16万円の価格でコストパフォーマンスが抜群の1台です。

また、エントリーモデルのコンテンド2には初心者にも安心な補助ブレーキバーを装備し、価格も7万円台と、ロードバイクの入門編として最適の1台です。

さらに2017年は、2015年に登場した「TCR SLR」がフルモデルチェンジされました。
新型フレームとなり、さらに軽量化、高剛性化を実現しています。

ジャイアントでお気に入りのロードバイクを見つけよう!

ジャイアントのロードバイクの特徴から選び方のポイント、2012年~2017年にかけてのモデル変遷についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

安くて高性能のジャイアントのロードは、初心者にはとても魅力的ですよね。

これを参考に、ぜひジャイアントでお気に入りのバイクを見つけてみてくださいね!