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ロードバイクのBBのメンテナンス?

      2017/01/25

ロードバイクのBBのメンテナンス?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
ロードバイクに乗っていて気になりやすいトラブルといえば、BB周辺の異音問題がありますね。
これが実に厄介なんです。
ロードバイクのBBのメンテナンスは、可能なのかという話を今回はしていこうと思います。

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ロードバイクのBBってそもそも何?

そもそもにロードバイクのBBって何?
という人も、少なからずいるでしょう。

自転車の部品の名称というのは、言葉では少々説明しづらいのですが、簡単に言うとペダルとフレームの組み合わせの部分といいましょうか。
正式名称でいうと、ボトムブラケットと呼びます。
古い呼び方だと、ハンガーなどと呼ぶ人もいます。

とにかく、ペダルの付け根のぐるぐる回る部分と、思っておいても良いです。
中にベアリングが入っていて、ぐるぐると回るわけです。

単刀直入に言ってしまうと、ロードバイクの現在のBBは、基本的にメンテナンスというメンテナンスはできません。
BBは駄目になってしまえば、基本的に交換になります。

ママチャリなどのBBの場合、開けて古いグリスを洗い流したりなどができる、カップアンドコーンという形式です。
ロードバイクでは何種類かありますが、基本的には分解などのメンテナンスは出来ません。

BBが駄目にならないようにするメンテナンス?

ロードバイクのBBは、基本的に分解洗浄が出来ません。
それでは、ロードバイクのBBは駄目になるのを、指をくわえて眺めているしかないのでしょうか。

これはメンテナンスというほどのものじゃないかもしれませんが、とにかく掃除です。
ただ、ロードバイクのメンテナンスにおいて掃除というのは、実に馬鹿に出来ません。

とにかく湿気、水分はいけません。
単に走行後にBB周辺の泥などを拭き取るというだけでも、いくらか違います。
これはBBに限らず、ブレーキキャリパーや、BB裏のワイヤーなどでも言えます。

特別なクリーナーやオイルを使わなくて、ただ、から拭きするだけでも十分です。
ホコリと水分を除去するだけで、寿命もかなり変わってきます。

むしろ、掃除の際に注意したいのは、必要なグリスまで洗い流してしまわないようにすることです。
きれい好きな人は、パーツクリーナーや洗剤を使って、ピカピカに洗いたいという人もいるでしょう。

しかし、金属には適度な油が必要です。
油は摩擦を低減しますし、空気と触れて錆びることを防いでくれます。

水拭きについても、固く絞ってからして、必ずから拭きして水分を拭き取ることが重要です。

個人的におすすめなのはハケです。
ハケでホコリを払います。

ラスタ刷毛というハケが、ホームセンターで1,000円もせずに売っています。
これは、ホコリを除去する専用のハケです。
塗装用品コーナーにあります。

これでホコリを払って、水分が付着している場合は、しっかり布やペーパーで拭き取る。
非常に簡単な方法ですが、しっかりホコリも取れますし、過剰な洗浄も防げます。

ロードバイクのBBの種類とメンテ

ロードバイクのBBには、いくつかの種類があると前に書きました。
簡単に、その話もしておきましょう。

BBは、簡単に言えば2つに分かれます。
ネジでフレームに固定するものと、圧入でフレームにはめているものです。

圧入のタイプをプレスフィットタイプなどと呼びます。
プレスフィットの方が車体が軽く作れますし、踏み込んだときの力を支える剛性感も高く、作りやすい製品が多いです。

走行性能は、プレスフィットの方が有利というのが、現在の自転車の世界の見解です。
昔と違い、簡単にフレーム精度を高められる時代になるとともに、プレスフィットは広がりました。

最初はキャノンデールの BB30ですね。
BB30系の BB386やシマノの BB86、サーベロの BBライト、TREKの BB90などもプレスフィットタイプですね。

現在のフルカーボンフレームの大半は、プレスフィットタイプのBBが使われています。

プレスフィットBBのロードバイクはメンテが大変?

走行性能では、メリットの大きいプレスフィットBBですが、どうしてもメンテナンスが厄介というデメリットがあります。
簡単に言うと、プレスフィットBBというのは、シールドベアリングという部品を、グイッとフレームに押し込んでいるだけです。

シールドベアリングというのは、一応はシールド、つまりベアリングを包んでガードこそされているものの、従来のネジではめるタイプのベアリングより弱いです。
さらに、単に押し込んではめているだけですから、何回も着脱していると、ズレやすくもなります。
これが、異音につながることが多いです。

プレスフィットBBは、最新の高性能なシステムですが、メンテナンス・耐久性でのデメリットはどうしてもあります。
ピナレロなどは、そういった問題との折り合いもあってか、ネジ切りタイプの昔のBBに戻しています。

しかし、自転車界の流れとしては、やはりロードバイクとは走行性能を求めるべきものなので、ハイグレードの車体にはプレスフィットBBが主流になりつつあります。

プレスフィットBBの交換は自分でできる?

耐久性がどうしても弱点になりやすいプレスフィットBBは、定期的なベアリングの交換が必要になります。
さて、プレスフィットBBの交換は、自分で出来るものでしょうか?

もちろん、不可能ではありません。
ただ、専用工具と慣れが必要になります。
インターネットを調べると自作の工具でやってしまうと言う人もいるようです。

しかし、出来れば店でやった方が良い作業の一つでしょう。
基本的に圧入系の作業は、店でやってもらった方がいいです。

というのも失敗すると、フレームが壊れるからです。
フレームが壊れると、実に悲しいです。

自転車屋さんでも、カーボンフレームへの圧入という作業は、かなり慎重にする作業の一つです。
圧入・切断は、一発で再起不能になる可能性のある作業です。

確かに店でやると作業工賃はかかりますが、失敗して壊れるということはありません。
もし、万が一壊れてしまったとしたら、きちんと弁償してくれるでしょう。

再起不能の壊れ方をする可能性が少しでもある作業は、いくらかのお金で安全を買ってしまうのがオススメです。

通勤にはプレスフィットBBじゃない方が良い?

毎日の通勤にロードバイクを使っている人もいるでしょう。
毎日の通勤に使う場合、耐久性というのは非常に重要だという人も多いでしょう。

そういう場合は、プレスフィットじゃないロードバイクを使うべきでしょう。
普段使いに便利な安いロードバイクを、一台用意してしまうのも一つの手です。

安いロードバイクの大半はプレスフィットではありませんし、他の部品も安い物が多いので、比較的気楽にガシガシ使い込めるでしょう。

中には、メンテナンスにお金が掛かっても良いので、好きなロードバイクで軽やかに毎朝通勤したいという人もいるでしょう。
もちろん、そういう人は通勤も愛車でしても良いと思います。

やはり、好きなバイクで走るというのは気持ち良いです。

まとめ「BBは定期的に交換を」

プレスフィットタイプが弱いということも書きましたが、BBはいずれも消耗部品、交換が必要な部品です。
また、プレスフィットが弱いと言っても、決してどうにもならない弱さではありません。

異音に関してはどうしても鳴りやすいですが、走行上、どうにもならないトラブルまではそう簡単には至りません。
それでも、ロードバイクを乗っていくからには、ある程度メンテナンスにお金が掛かるという覚悟は必要です。
ただ、全ての異音がBBのせいとも限りません。
何でも相談できるような、馴染みの自転車屋さんをひとつ持っておいて、定期点検をきちんと出来ればベストですね。

 - ペダル クランク, ロードバイク, 自転車 メンテナンス