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同じ24インチでも自転車は大小様々、…これって何のサイズ?

      2016/11/25

同じ24インチでも自転車は大小様々、…これって何のサイズ?

「24インチって子供用でしょう。もっと大きな大人用のサイズはないの?」
「いえ、これは大人用ですよ。ご婦人向けにタイヤ径も小さめなので、お買い物などで使うなら軽くて小回りもきいて便利ですよ」
ホームセンターの自転車売り場などで、こんな会話を聞いたことはありませんか?
そうなんです。自転車のサイズについて、世の中の多くの人たちはよくこの勘違いをしています。
では、この24インチとは、いったい何のサイズなんでしょうか?
ということで今回のテーマは、自転車のサイズについてのあれこれです。

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24インチって、自転車の何のサイズなんですか?

ホームセンターのチラシなどでよく見かける自転車の安売り告知に、24インチ子供用とか26インチ婦人用といった表記があります。
実は、この表記、間違いではありませんが、多くの人たちに誤解を招く原因になっています。そうです。多くの皆さんが、これって自転車のサイズの表記だと思ってますよね。
ところが違うんです。自転車のサイズといえばサイズなんですが、自転車自体の大きさを表したものではありません。24インチとか、26インチというのはタイヤの大きさ、その外径寸法を表しただけものなんです。
確かに、タイヤの外径寸法というのはある程度自転車の大きさを表す目安になるので、自転車のサイズのように使うとイメージが伝えやすく便利なのでよくチラシやネット通販などで使われています。特に子供用自転車では、タイヤのサイズでフレームの大きさがだいたい決まるので、その適応身長を表す目安として使われることが多いようです。26インチ婦人用、27インチ男性用などという場合も同じですね。

タイヤのサイズ以外で、自転車の大きさはどこで判断するの?

まず、タイヤのサイズでは、なぜ自転車の大きさが決まらないかという説明からしましょう。
例えば、3輪車のタイヤのように小さなタイヤでも、前輪と後輪の間隔を十分に取り、サドルの高さを調整すれば、大人でも乗れる自転車になります。これは極端な例ですが、折り畳み式の自転車やミニベロ、またママチャリの小径タイプなどは、こうした小さなサイズのタイヤに大人が乗れる大きさのフレームを付けたタイプの自転車です。
ということで、勘の良い方はお気付きかと思われますが、基本的に自転車の大きさというのはフレームサイズで決まります。なので、スポーツバイクなどのサイズ表記は、シートチューブの長さを基準としたフレームサイズで表されます。
しかし、フレームサイズで表すといっても自転車には様々な種類があり、それぞれフレームの構造や形が違うのでフレームのどこを基準に表せば良いかといっても、共通で表せるような基準となる部分がありません。実は、スポーツバイクのフレームサイズにしてもフレームの形状やデザインにより違いが出るので、フレームサイズを見ただけでは適応身長などは判らないのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。目安は、メーカーがカタログなどに記載している適応身長で、実際に合っているかどうかはお店で跨ってみないと判りません。
スポーツバイクでは、フィッティングシステムという専用の測定システムがあるので、それを使えば正確な判断ができます。身長や股下、手の長さなどを計測して自分に合った自転車を見つけ、細かくポジションなどを設定することが可能です。

24インチでも大人用のサイズの自転車ってあるんですか?

前の項目でも少し触れましたが、フレームの大きさやサドルの高さ、サドルとハンドルの間隔など、大人の身長に合わせたデザインで24インチの自転車はいろいろあります。最近流行りのミニベロをはじめ、折り畳み式自転車、クロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイク、そしてママチャリやシティサイクルも当然あります。
24インチのママチャリなどは、通勤・通学などでよく使われている26インチ~28インチの自転車に比べ、タイヤ径が小さい分だけ軽く、小回りがきくため買い物などご近所へちょい乗り用として便利です。主婦の方はもちろん、お年寄りなどはタイヤが小さくフレームもコンパクトにできているので、咄嗟の時にすぐ足が地面に着くのも人気の理由です。
何でも身体のサイズに合わせてというのではなく、用途に合わせて選ぶことが使いやすさにつながります。

24インチの自転車のタイヤなら子供用も大人用も共通なの?

自転車のタイヤには厄介なことに幾つかの規格があり、同じ24インチといってもまったく互換性がない場合があります。さらに、タイヤは外径寸法だけでなく、自転車により使われているタイヤの幅はそれぞれ違うこともあります。
主要なものは2つ、WO(Wired On)タイヤ規格とHE(Hooked Edge)タイヤ規格で、一般的に乗られている自転車はほぼどちらかの規格になります。ロードバイク、クロスバイク、ママチャリ、シティサイクルなどはWO規格の場合が殆んどです。HE規格は、マウンテンバイクが採用しており、その他は子供用自転車などがこの規格の場合があります。
また表示の仕方も、ロードバイクやクロスバイクの場合はフランス系と呼ばれるミリサイズ表記をします。
なんだか非常に紛らわしいですよね。
そこでETRTO (The European Tyre and Rim Technical Organisation)によってタイヤの統一表記方が決められ、これに基づくサイズの表示が義務付けられています。なので、タイヤの側面には必ずETRTOの表記法に従ったサイズの表記と規格の表記がされています。タイヤが同じかどうか確認したい時は、このETRTOの表示を見ればわかります。

タイヤのサイズが大きいのと小さいの、どう違うの?

タイヤのサイズで大きいものと小さいもの、その一番の違いはスピードです。
例えば、タイヤが1回転するどれだけ進めるかを比較すると、円周率の計算で習ったように大きいものは小さいものより直系の差×3.14倍先に進めます。だから、ロードバイクなどスピードを競う自転車は700Cという27インチ~28インチに相当するタイヤを履いています。
ですが、大きなものを回すためには、それに相応しい大きな力が必要です。そこで、女性やお年寄りなど非力な方でも快適に乗れるように考えられているのが、小径タイプの自転車です。流行りのミニベロや折り畳み式のファッションサイクルなどは、若い女の子がオシャレな服装で気軽にタウンライドができるよう20インチ~24インチの小さなタイヤでデザインされていますよね。
というわけで、タイヤの大きい小さいというのは、その自転車の用途や目的によって決まるというわけです。

まとめ、タイヤのサイズは用途に合わせて自転車を選ぶ目安に

タイヤのサイズは24インチで一緒でも子供用から大人用まで、逆に大人用でもタイヤのサイズは小さいものから大きなものまで、それは用途や目的に合わせていろいろな自転車があることがお解りいただけたでしょうか?一まとめに自転車といっても、タイヤ一つでいろいろな考え方や使い方の違いがあるんですね。
例えば、通勤・通学用で考えても駅まで遠いのか近いのかで、大きなタイヤでスピードを重視するか、多少ゆっくりでも小さな力で楽な方がいいのか、解っていれば自転車の選び方も変わります。ちょっとしたことですが、自転車を快適な暮らしに活かす知恵としてお役立てください。

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