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ロードバイクでカーボンの105ってどうなの?

      2016/11/25

ロードバイクでカーボンの105ってどうなの?

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
ロードバイクに乗っていると次第にカーボンフレームに憧れが湧いてきます。
しかし、カーボンフレームと一口に言ってもいろんな値段帯があります。
そんな中で初めての人が魅力的に感じる値段帯が20万円台というところじゃないでしょうか? パーツは105組みというものが多いですね。
今回はそんな初めてのカーボンフレームと105のお話をしましょう。

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カーボンのロードバイクって何が良いの?

そもそもにフルカーボンのロードバイクとは何がそんなに良いのでしょう?ウン十万円もお金を出して買うほどの価値があるのでしょうか?
簡潔にカーボンの利点を挙げましょう。

・軽いです。
カーボンは素材のとしての強度が非常に高く、ロードバイクとして必要な強度を非常に軽く作ることが可能です。
ロードバイクの材質として、クロモリ、アルミ、カーボンとありますが、カーボンがダントツに軽く作れます。
ただ、軽さだけなら昨今はアルミの加工技術も向上してきたので、アルミでも安いカーボン程度の軽さのフレームを作れるようになりました。

・しなり、剛性を調整できる。
ただ軽いだけでなく、ロードバイクでは固さも非常に重要なファクターです。
アルミは軽いですが固いです。長距離乗っていると疲れやすいです。
クロモリは柔らかいですが、坂を登るには重いですし、固さももう少し欲しいところです。
カーボンはカーボン繊維を重ねてプラスチックのような樹脂で固めるという構造ですので、部位によってしなり、固さを調整出来ます。カーボンの繊維の向き、積層枚数、カーボンを固定する技術などで大きく左右されるようです。
自転車のカーボン技術の難しさはこの点ですね。どこの剛性をどう調整すれば良い乗り心地になるのか。固いだけでも、柔らかいだけでもいけないんですね。また、構造的な乗り心地との相乗効果も考えねばいけません。ジオメトリーが変われば、素材に必要な剛性も変わってくるでしょう。
自転車のためのカーボンを作る経験、ノウハウをいかに持っているか、メーカーの実力が問われます。

105組みのカーボンロードバイクのメーカー

フルカーボンのロードバイクには軽さと適度な剛性があるのですが、安い値段帯のカーボンの場合、予算の問題がありますのでメーカー毎の特色、味付けを発揮するのは少々難しいのも事実です。
メーカー毎の特色がはっきり出てくるのは安くとも30万円を超えないと難しいかもしれません。

今回の話題である105組みの30万円以下のカーボンのロードバイクの場合、走行性能も大事ですが、後のメンテナンスなどの利便性を考える方が現実的かもしれません。
小さい部品を後からでもすぐに取り寄せられるかどうかなどの問題です。
これは一般の人にはとても分かりづらい問題ですが、簡単に言えば、
「このメーカーの自転車はうちの店では年に一台くらいしか売れないよ」
というようなロードバイクメーカーと、店頭にも何台か展示があって、その店の主力商品らしいロードバイクメーカーだと、部品などの取り寄せは多く仕入れているメーカーの方が便利でしょう。
また、店主も組み付けている台数=慣れ=修理などにも強いということが言えます。
あまり大きい声では言えませんが、特に持ち込みの修理の場合などで、普段いじっていないトライアスロン用のTTバイクなどがやってくると自転車屋さんはメーカーに電話で確認するなどして作業することになります。さすがにプロですから壊れるなんてことはないでしょうが、細かい調整などは、いじり慣れている車種と比べると難しいでしょう。

もちろんあくまで目安ですが、その店でよく売れているメーカーというのが、後のメンテナンスなどを考えると一番安心して買いやすい場合が多いです。

105って駄目なの?

時々、105って駄目なの?という質問も受けます。別に駄目なことはないです。
105っていうのは、正に中の中とでも言いましょうか。
ハイエンドクラスと遜色ないほどに素晴らしいとまでは言えないですが、TiagraやSoraあたりとは明確に違います。シャキシャキ動いてくれます。上位のデュラエース、アルテグラと比較すると少々操作感がチープな感じもしなくもないですが、まあ、中の中、特に困るということはないです。値段を考えれば素晴らしく優秀だと言えるでしょう。

しかし、105は中古で売り払われることが多いのも事実です。
フルカーボンで105を買った人が数年して、アルテグラ、デュラエースへのアップグレードがしたくなることが多いようです。
せっかくのカーボンなので良いものを使いたくなるという心情でしょうか。
また逆にアルミのフレームでティアグラ、ソラを使っているユーザーが部分的にでも105へランクアップしたいという需要もあるので買い取る側としても良いビジネスになるのでしょう。

105とは正に中の中なんですね。使っていて特別困ることはないので予算に応じて105かアルテグラかは考えると良いでしょう。

105+フルカーボンで30万円?

30万円出すと、フルカーボンにアルテグラが載っている車種も一部出て来ます。
逆に30万円出しても105が載っているものもあります。
一見すると、アルテグラが付いている方がお得に見えますが、走りの良さでオススメするなら105の方です。見た目としてオススメはアルテグラが載っている方が良いでしょう。
というのも、同じ値段でコンポーネントが違う場合、フレームに差がある場合が多いです。コンポが安い=フレームが良いと考えられるわけです。
ロードバイクの走りの良さはコンポーネントよりもフレームで決まりますから、フレームを優先して買う方が走りは良い場合が多いですね。

例えば分かりやすいのが、2016年モデルTREKのEMONDAの場合、S6とSL5というモデルは両方フルカーボンで同じ値段なのにS6はアルテグラ、SL5は105です。これはSLクラスカーボン+105とSクラスカーボン+アルテグラという意味です。
TREKの場合、SLクラスのカーボンの方が良いカーボンですので、走りの良さを取るならSL+105の方が良いわけです。見た目としてはアルテグラが付いている方が高級感はありますね。

ただし、メーカーが違うと単純に比較することは難しくなります。
TREKの30万円のものとチネリの30万円のものでは、比較が難しいです。
ただ、一般的には同じ値段のものであれば生産台数の多いメーカーの方が強い場合が多いです。
台湾のジャイアント、アメリカのTREK、キャノンデール、スペシャライズドの四社が現在は生産台数が多いですね。コストパフォーマンスと言う意味ではその辺りのメーカーが有利でしょう。
ヨーロッパメーカーは少々割高になりやすい傾向があります。

ただ、昨今ではヨーロッパメーカーも手頃な価格帯で良いカーボンバイクをラインナップすることも増えましたので一概には言い切れないところもあります。

ずばり105組みのカーボンロードバイクのオススメは?

ずばりオススメはありますか?と聞かれると困るのですが。
近くの自転車屋さんでオススメされるものが一番オススメです。店によってオススメされるメーカーは違います。得意先のメーカーや、いじり慣れている車種、店主の好みなどがあるからですね。
近くの店で取り扱いがあるなら、先ほども少し話に出たジャイアント、TREK、キャノンデール、スペシャライズドの四メーカーはオススメしやすいですね。あとは日本のブリジストンアンカーでしょう。

身も蓋もない話ですが20万円台の105のカーボンのロードバイクでは極端な性能差は出にくいので、店主がオススメするものが一番良いでしょう。
もちろん、自分の好みじゃないメーカーをオススメされても困りますよね。
それでも、プロの自転車屋さんが勧めるものにはそれなりの理由がありますから、よほど気に入らないということがなければ、店主のオススメのものを乗ってみるのが良いと思います。

憧れの最高級ブランドのひとつであるLOOKも昨今では手頃な値段の105完成車をラインナップしていますが、お店に相談するのが大事です。
LOOKはもちろん最高ですが、日本に入ってくる台数が少ないので良いサイズが手に入らなかったりすることもありますし、LOOKを組んだことのない自転車屋さんでLOOKを頼むのもいくらか不安もあります。そもそも取り扱ってるかが問題です。
後のメンテナンスをほとんど自分で出来る自信があったり、修理に時間や金額がかかっても問題ないという人はどんなメーカーでも気にする必要はないのですが、なかなかそういう人はいません。

個人的にはLOOK欲しいですけどね。誰にでも気安くオススメしやすいメーカーとは言い難いです。
近くの自転車屋さんで相談してみましょう。

まとめ「ロードバイクはプロショップで相談」

105組みのカーボンのロードバイクについて考えてみました。
20万円台のものの場合、ハイエンドモデルほど走行性能や走りの性格に大きな差があることは少ないので、どちらかもいえば購入後のメンテナンス、補修部品の手に入りやすさなどを考えると、そのショップの得意としているメーカーの車種を選ぶのが無難でしょう。
カーボンの車種に限ったことではありませんが、ロードバイクはプロショップで相談して決めるのがオススメです。
ショップの店主とは、基本的に自転車が好きな人です。自転車好きには優しく親切に教えてくれるでしょうから、自転車を一生懸命乗ってみたいという熱意を伝えれば、良い一台をオススメしてくれるでしょう。

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