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ロードバイクでカーボンの105ってどうなの?

2016.6.10

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。
ロードバイクに乗っていると、次第にカーボンフレームに憧れが湧いてきます。

しかし、カーボンフレームとひと口に言っても、いろんな値段帯があります。

そんな中で、初めての人が魅力的に感じる値段帯が20万円台というところじゃないでしょうか?
パーツは、105組みというものが多いですね。

今回は、そんな初めてのカーボンフレームと105のお話をしましょう。

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カーボンのロードバイクって何が良いの?

そもそもにフルカーボンのロードバイクとは、何がそんなに良いのでしょう?
ウン十万円もお金を出して、買うほどの価値があるのでしょうか?
簡潔にカーボンの利点を挙げましょう。

軽い

カーボンは素材のとしての強度が非常に高く、ロードバイクとして必要な強度を非常に軽く作ることが可能です。
ロードバイクの材質として、クロモリ・アルミ・カーボンとありますが、カーボンがダントツに軽く作れます

ただ、軽さだけなら、昨今はアルミの加工技術も向上してきたので、アルミでも安いカーボン程度の軽さのフレームを作れるようになりました。

しなり、剛性を調整できる

ただ軽いだけでなく、ロードバイクでは硬さも、非常に重要なファクターです。
アルミは、軽いですが硬いです。
長距離乗っていると疲れやすいです。

クロモリは、柔らかいですが、坂を登るには重いですし、硬さももう少し欲しいところです。

カーボンは、カーボン繊維を重ねてプラスチックのような樹脂で固めるという構造ですので、部位によってしなり、硬さを調整出来ます
カーボンの繊維の向き積層枚数、カーボンを固定する技術などで、大きく左右されるようです。

自転車のカーボン技術の難しさは、この点ですね。
どこの剛性をどう調整すれば、良い乗り心地になるのか。
硬いだけでも、柔らかいだけでもいけないんですね。

また、構造的な乗り心地との相乗効果も考えねばいけません。
ジオメトリーが変われば、素材に必要な剛性も変わってくるでしょう。

自転車のためのカーボンを作る経験ノウハウをいかに持っているか、メーカーの実力が問われます。

105組みのカーボンロードバイクのメーカー

フルカーボンのロードバイクには、軽さ適度な剛性があります。
安い値段帯のカーボンの場合、予算の問題がありますので、メーカー毎の特色・味付けを発揮するのは、少々難しいのも事実です。

メーカー毎の特色がはっきり出てくるのは、安くとも30万円を超えないと難しいかもしれません。

今回の話題である、105組みの30万円以下のカーボンのロードバイクの場合、走行性能も大事ですが、後のメンテナンスなどの利便性を考える方が現実的かもしれません。
小さい部品を後からでも、すぐに取り寄せられるかどうかなどの問題です。

これは一般の人には、とても分かりづらい問題ですが、簡単に言えば、
このメーカーの自転車は、うちの店では年に1台くらいしか売れないよ

と、いうようなロードバイクメーカーと

店頭にも何台か展示があって、その店の主力商品らしい
ロードバイクメーカーだと、部品などの取り寄せを多く仕入れているメーカーの方が便利でしょう。

また、店主も組み付けている台数=慣れ=修理などにも強いということが言えます。
あまり大きい声では言えませんが、特に持ち込みの修理の場合などで、普段いじっていないトライアスロン用のTTバイクなどがやってくると、自転車屋さんはメーカーに電話で確認するなどして作業することになります。

さすがにプロですから、壊れるなんてことはないでしょうが、細かい調整などは慣れている車種と比べると難しいでしょう。

もちろん、あくまで目安ですが、その店でよく売れているメーカーというのが、後のメンテナンスなどを考えると一番安心して買いやすい場合が多いです。

105って駄目なの?

ときどき、105って駄目なの?という質問も受けます。
別に駄目なことはないです。

105っていうのは、正に中の中とでも言いましょうか。

ハイエンドクラスと遜色ないほどに素晴らしいとまでは言えないですが、ティアグラやソラあたりとは明確に違います。
シャキシャキ動いてくれます

上位のデュラエース・アルテグラと比較すると、少々操作感がチープな感じもしなくもないですが、まあ、中の中、特に困るということはないです。

値段を考えれば、素晴らしく優秀だと言えるでしょう。

しかし、105は、中古で売り払われることが多いのも事実です。
フルカーボンで105を買った人が数年して、アルテグラ・デュラエースへのアップグレードがしたくなることが多いようです。

せっかくのカーボンなので、良いものを使いたくなるという心情でしょうか。
また、逆にアルミのフレームでティアグラ・ソラを使っているユーザーが、部分的にでも105へランクアップしたいという需要もあるので、買い取る側としても良いビジネスになるのでしょう。

105とは、正に中の中なんですね。
使っていて特別困ることはないので、予算に応じて、105かアルテグラかは考えると良いでしょう。

105+フルカーボンで30万円?

30万円出すと、フルカーボンにアルテグラが載っている車種も一部出て来ます。
逆に、30万円出しても105が載っているものもあります。

一見すると、アルテグラが付いている方がお得に見えますが、走りの良さでオススメするなら105の方です。
見た目としてオススメは、アルテグラが載っている方が良いでしょう。

というのも、同じ値段でコンポーネントが違う場合、フレームに差がある場合が多いです。
コンポが安い=フレームが良いと考えられるわけです。

ロードバイクの走りの良さは、コンポーネントよりもフレームで決まりますから、フレームを優先して買う方が、走りは良い場合が多いですね。

分かりやすいのが、2016年モデル・トレックのエモンダの場合、S6とSL5というモデルは両方フルカーボンで同じ値段なのに、S6はアルテグラ、SL5は105です。

これは、SLクラスカーボン+105と、Sクラスカーボン+アルテグラという意味です。

トレックの場合、SLクラスのカーボンの方が良いカーボンですので、走りの良さを取るなら、SL+105の方が良いわけです。
見た目としては、アルテグラが付いている方が高級感はありますね。

ただし、メーカーが違うと単純に比較することは難しくなります
トレックの30万円のものと、チネリの30万円のものでは、比較が難しいです。

ただ、一般的には同じ値段のものであれば、生産台数の多いメーカーの方が強い場合が多いです。

台湾のジャイアント・アメリカのトレックキャノンデールスペシャライズドの4社が、現在は生産台数が多いですね。
コストパフォーマンスという意味では、その辺りのメーカーが有利でしょう。

ヨーロッパメーカーは、少々割高になりやすい傾向があります。
ただ、昨今ではヨーロッパメーカーも、手頃な価格帯で良いカーボンバイクをラインナップすることも増えましたので、一概には言い切れないところもあります。

ずばり105組みのカーボンロードバイクのオススメは?

ずばり、オススメはありますか?と、聞かれると困るのですが。
近くの自転車屋さんでオススメされるものが、一番オススメです。

店によって、オススメされるメーカーは違います。
得意先のメーカーや、いじり慣れている車種、店主の好みなどがあるからですね。

近くの店で取り扱いがあるなら、先ほども少し話に出たジャイアント・トレック・キャノンデール・スペシャライズドの4メーカーはオススメしやすいですね。
あとは、日本のブリヂストンアンカーでしょう。

身も蓋もない話ですが、20万円台の105のカーボンのロードバイクでは、極端な性能差は出にくいので、店主がオススメするものが一番良いでしょう。
もちろん、自分の好みじゃないメーカーをオススメされても困りますよね。

それでも、プロの自転車屋さんが勧めるものにはそれなりの理由がありますから、よほど気に入らないということがなければ、店主のオススメのものを乗ってみるのが良いと思います。

憧れの最高級ブランドのひとつであるルックも、昨今では手頃な値段の105完成車をラインナップしていますが、お店に相談するのが大事です。
ルックはもちろん最高ですが、日本に入ってくる台数が少ないので、良いサイズが手に入らなかったりすることもあります。

ルックを組んだことのない自転車屋さんで、ルックを頼むのもいくらか不安もあります。
そもそも、取り扱ってるかが問題です。

後のメンテナンスをほとんど自分で出来る自信があったり、修理に時間や金額がかかっても問題ないという人は、どんなメーカーでも気にする必要はないのですが、なかなかそういう人はいません。

個人的には、ルック欲しいですけどね。
誰にでも、気安くオススメしやすいメーカーとは言い難いです。
近くの自転車屋さんで相談してみましょう。

まとめ「ロードバイクはプロショップで相談」

105組みのカーボンのロードバイクについて考えてみました。
20万円台のものの場合、ハイエンドモデルほど、走行性能や走りの性格に大きな差があることは少ないです。

どちらかといえば、購入後のメンテナンス、補修部品の手に入りやすさなどを考えると、そのショップの得意としているメーカーの車種を選ぶのが無難でしょう。
カーボンの車種に限ったことではありませんが、ロードバイクはプロショップで相談して決めるのがオススメです。

ショップの店主とは、基本的に自転車が好きな人です。
自転車好きには優しく親切に教えてくれるでしょうから、自転車を一生懸命乗ってみたいという熱意を伝えれば、良い1台をオススメしてくれるでしょう。

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