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自転車のクランクとBBを交換すると?

      2016/12/01

自転車のクランクとBBを交換すると?

自転車のクランクとBB(ボトムブラケット)の交換は、より自転車の性能を上げる為に初期装備より、グレードの高い物に変更する事が主な理由です。

ですから、乗り方のスタイルを変えたり、自分の中でより特化したい事があれば交換するようですね。
今回は、このパーツの交換について書かせて頂きます。

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自転車のクランクの交換でどんな効果があるの?

クランク交換に関してメリットのある事は、主にスポーツサイクルに言える事です。

ロードバイクやマウンテンバイクのクランクには、長さが有り一般的に165mm、170mm、172.5mm、175mmと有り、
身長や足の長さによって、クランクの長さを変える事が多いです。

クランクは、自転車の推進力を生む部品の一つであって、非常に重要な役割を果たす部品です。

なぜなら、自分の足の長さに合わないクランク長だと、膝の痛みが出る事があり、下手をすると膝を痛めてしまう場合もあります。

完成車では、フレームサイズに合わせて、クランク長が決まってついている場合が多いです。

しかし、ユーザー個人の体型はバラバラである為、全員が純正で付いているクランクが合うとは限らないです。

そこで、クランク交換でクランク長を変える事で、ペダリングが変わってくる事も有ります。

短いクランクに変えて得られる主な効果としては、呼吸が楽になることです。

その他にも、膝や関節部分に負担が少なくなるといった事が挙げられます。

長いクランクの効果については、クライミング(坂を上る際)の時に適しています。
立漕ぎの際に、パワーの出力が短いクランクに比べて出やすいといった事が挙げられます。

自分に最適なクランクの長さの計算については、一般的には、自分の身長の10分の1と言われています。

例として、175cmの人だと175mmといった計算となります。

しかし、スポーツサイクル初心者の人に関しては、その数値から5mm程短い長さのクランクが使いやすいです。

スポーツ車に限らず、一般車のクランクを交換しても、前後のギヤ比が変わる為、漕ぐのが重い、軽すぎるといった事を緩和してくれる効果も有ります。

しかし、ギア比の計算に関しては、プロと相談した方が無難です。

自転車のボトムブラケットの交換でどんな効果があるの?

ボトムブラケット(後述からBBと表記)は、クランクの回転を支える部品であり、精密性が要求される部品です。

BBを交換することによって回転性能が上がり、ペダルを漕ぎやすくなったりとするメリットがあります。

他に、壊れない限りは、基本的にはメンテナンスをしなくても良いBBも有ります。

種類としては主に「カップ&コーン」「カートリッジ式」「外部BB」と3種類程度に分けられます。

カップ&コーン式は、一般に使われている自転車に多く使用されている方式です。
安価で分解して掃除が可能です。
しかし、ベアリング調整はシビアです。

カートリッジ式は、クロスバイクや廉価なロードバイクに使われている事が多いです。
中身を分解する事は不可能で、壊れたら交換します。
カップ&コーンに比べたら、メンテナンスの頻度は低く耐久性も高いです。

外部BBは、ロードバイク等に多く使われていて規格が乱立しているので、
必ず取付時には、ショップ等で相談してから交換するのが、最もベターな方法です。

スポーツサイクルで、BB交換をする事は良くありますが、実は最も変化が見え易いのは一般車です。

体験談として、毎日通学で使う学生(特に男性)に関しては、1年~2年程度でBBをダメにするパターンが非常に多く、修理の際はカートリッジ式に交換しています。

修理後は、BBのガタツキのトラブルが明らかに減っています。

普通のママチャリのBBを交換するだけでも、駆動系のトラブルを減らすことが出来るので、普通のママチャリでも交換することを、個人的にはお薦めしたいです。

自転車のクランクの交換方法について

クランク交換に関しては専用工具が必須になります。

自転車の種類によって若干違ってきますが、代表的な例で説明をします。

カップ&コーンとカートリッジ式の必要工具として、

・マイナスドライバー、14mm
・ラチェットレンチ(もしくは8~10mm六角レンチ)
・コッタレスクランク抜き工具
・モンキースパナ

が必要になります。

外部BB使用のクランク(今回はシマノ ホローテックⅡを例)の場合は、
・5mm六角レンチ
・ホローテックⅡ専用のクランク取付工具(シマノ純正で¥400もあれば購入可能)
が有れば取外し、交換可能です。

◎取外し方法・取付方法
・カップ&コーン式・カートリッジ式

①クランクのキャップをマイナスドライバー(もしくは六角レンチ)で取り外します。

②クランク固定ボルトが見えるので、14mmラチェットレンチで取り外します。(このボルトは正ねじ)

③クランク抜きをねじ込んで(外形が大きい方)、モンキースパナを使って、中央の押し出しボルトをねじ込んでいくとクランクが外れます。

④取付は、クランクをBBに差し込んで、クランク固定ボルトをラチェットレンチで締めこんでいく。
キャップを付けて終了です。

・ホローテックⅡ

①左側のクランクにある六角ボルトを緩めます。

②クランク取付工具を使って左クランクのキャップを外します。

③左クランクが外れます。この時は特に工具は不要です。

④右クランクは、左クランクと繋がる為にシャフトが通っているので、左側のシャフトをプラスチックハンマーで叩くと右クランクが外れて来ます。

取付は④から逆の作業をしていけば良いです。

・駆動系はしっかりと取り付けないと致命的なトラブルが出る可能性もあるので、自信が無い場合はプロに相談した方が良いです。

自転車のボトムブラケットの交換方法について

BBの交換での注意点は、取付トルクが高いので、取外しの際には工具が外れたりして部品等がナメてしまうと、
取外しが出来なくなってしまうので、慎重な作業が必要になります。

そして、右側のBBについては、逆ねじと言って普通のねじと反対になっています。
間違うとねじやフレームを痛めるので注意が必要です。

カップ&コーン・カートリッジ式での必要工具
・各規格に沿ったBB取外し工具
・S型フックスパナ
・モンキースパナ
・グリス
が主に必要になります。

※カップ&コーン式のBB工具は一般に中々販売して無いです。通販等で探した方が良いです。

ちなみに、カップ&コーンでも、数種類の形が有りますので、自分の自転車のBBの形を確認する必要があります。

外部BBにも専用工具が有ります。
各メーカー純正の物を使った方が一番良いと思います。
その他にグリスが有れば交換作業を行えます。

・取り外し方
カップ&コーン

①前述のクランクの交換方法で説明した方法でクランクを取り外します。
左側のロックリングを、S型フックスパナで取外し、BB取外し工具を左ワンに嵌めてモンキースパナで回します。(この際は正ねじ)

②左のワンが外れたら、中のリテーナー(ベアリング)とシャフトを取り外します。

③右ワンの作業は左側と同様です。逆ねじなので、緩めるのは時計回りです。

④取付は④から逆に行ないます。

カートリッジ式・外部BB

①取外しは左側からで、専用工具を嵌めこんで取り外しますが、この時工具が外れやすいので注意して作業する必要があります。

②右側は、逆ねじなので気を付けて作業をします。

いずれも取付の時にはグリスを塗ってから取り付けた方が焼き付き防止になります。
カップ&コーンに関しては、たっぷりとグリスを入れた方が良いです。               

おすすめのクランクを紹介

私個人のおススメのクランクは、スポーツサイクルに関してはシマノが一番だと思っています。
なぜなら、日本国内での自転車パーツ供給は、一番心配ないメーカーである事が1番大切です。

クランク長を選べますし、値段としても手頃な物が多いし、手に入れやすいです。

10万円~20万円以下のロードバイクに関しては、クランクがシマノでなく、他メーカー(例としてFSA等)が使われているので、変速性能がフルに発揮できる組み合わせではないと考えています。

そこでシマノのコンポーネントで統一すれば、変速性能をフルに生かせる仕様になります。

個人的に使用しているクランクについては、シマノのアルテグラにROTORのQRINGSを組み合わせて使用しています。

なぜなら、ROTORの最大の特徴は、ギア板が楕円状であるという事です。

これによりペダルを回しやすいといった事があります。

しかしながら、楕円形の弱点としては、
変速性能が通常の真円のチェーンリングに比べて悪いので、平坦路が多い所では、効果を発揮できません。

私は複数台ロードバイクを所有していますが、使用用途に合わせてクランクは交換しています。

スポーツサイクル初心者の方は、コンパクトクランクと言われる物を使うのが、間違いないと思います。

ギア比が軽く設計されているので、ペダリングが軽く出来るので、坂道でもノーマルクランクに比べて上りやすい印象です。

その為に、膝への負担も少ないので初心者向けといえます。        

自転車のおすすめボトムブラケットを紹介

個人的に、おすすめのボトムブラケットは、シマノのデュラエースです。

回転性能については、他のセラミックベアリングを使用している物よりも、若干鈍いと感じますが、通常に使う分には申し分のない性能を持ち合わせています。

自転車仲間で軽量のボトムブラケットを使っている方は、
「半年に1回程度分解をして、グリスアップ等を行わなければ、回転性能が維持できない」と話していますが、
私が使用しているデュラエースに関しては、2年程使用していますが、性能落ちはほとんどなく、1年に1度メンテナンスも掃除程度で済んでいます。

「シマノの最高グレードの商品はさすがだな!」と感心してしまいます。

価格も4千円程で購入できるので、コストパフォーマンスも非常に高い部類に入ると思います。

セラミックベアリングを使用したボトムブラケット等も有りますが、
価格も1万円以上と高価ですし、競技に使用しないというのであれば、オーバースペックな商品でもあると個人的には思います。

私自身シマノの回し者ではないのですが、日本国内では、シマノがアフターなどの面などを考えても最強と考えています。

ちなみに、今回紹介した物については、クランクがソラ以上のグレードでないと使用は出来ません。

ソラの一つ下のクラリスに関しては、交換不可ですので注意が必要です。

クランク・BB交換に際して

ペダリングをする癖や体型等は皆さん千差万別ですので、ペダリングで違和感を感じたらクランクが合っていない可能性が有りますので、ショップで相談する事をおすすめします。

その時のショップ店員の対応で、ある程度そのショップが信頼できるかそうで無いかを判断できる判断材料になります。

幸いお付き合いの出来るショップが見つかったのであれば、自分の要望を伝えつつプロからのアドバイスを貰って、最良の組み合わせを見つけ出すのも自転車の楽しみ方だと思います。

自転車をきっかけに、同じ趣味の人と話が盛り上がるのも別の楽しみになると思います。

 - ペダル クランク, 自転車 パーツ交換, 自転車全般