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自転車のクランクとBBを交換すると?

      2017/06/16

自転車のクランクとBBを交換すると?

自転車のクランクとBB(ボトムブラケット)の交換は、より自転車の性能を上げるために初期装備より、グレードの高いものに変更することが主な理由です。

ですから、乗り方のスタイルを変えたり、自分の中でより特化したいことがあれば交換するようですね。
今回は、このパーツの交換についてお話していきます。

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自転車のクランクの交換でどんな効果があるの?

クランク交換に関してメリットがあるのは、主にスポーツ自転車です。

ロードバイクやマウンテンバイクのクランクには長さがあり、一般的に165mm・170mm・172.5mm・175mmとあり、身長や足の長さによって、クランクの長さを変えることが多いです。

クランクは、自転車の推進力を生む部品のひとつであって、非常に重要な役割を果たす部品です。
なぜなら、自分の足の長さに合わないクランク長だと、膝の痛みが出ることがあり、下手をすると膝を痛めてしまう場合もあります。

完成車ではフレームサイズに合わせて、クランク長が決まって付いている場合が多いです。

しかし、ユーザー個人の体型はバラバラであるため、乗る人全員に純正で付いているクランクが合うとは限らないです。

クランク交換でクランク長を変えることで、ペダリングが変わってくることもあります。
短いクランクに換えて得られる主な効果としては、呼吸が楽になることです。

その他にも、膝や関節部分に負担が少なくなるといったことが挙げられます。

長いクランクの効果については、ヒルクライム(坂を上る際)のときに適しています。
立漕ぎの際に、パワーの出力が、短いクランクに比べて出やすいといったことが挙げられます。

自分に最適なクランクの長さの計算については、一般的には、自分の身長の10分の1と言われています。

例として、175cmの人だと175mmといった計算となります。

しかし、スポーツ自転車初心者の人に関しては、その数値から5mmほど短い長さのクランクが使いやすいです。

スポーツ自転車に限らず、シティサイクルのクランクを交換しても、前後のギヤ比が変わるため、漕ぐのが重い、軽すぎるといったことを緩和してくれる効果もあります。

しかし、ギア比の計算に関しては、プロと相談した方が無難です。

自転車のボトムブラケットの交換でどんな効果があるの?

ボトムブラケット(後述からBBと表記)は、クランクの回転を支える部品であり、精密性が要求される部品です。

BBを交換することによって回転性能が上がり、ペダルを漕ぎやすくなったりとするメリットがあります。
他に、壊れない限りは、基本的にはメンテナンスをしなくてもよいBBもあります。

種類としては主に「カップ&コーン」「カートリッジ式」「外部BB」と3種類に分けられます。

カップ&コーン式は、一般に使われている自転車に多く使用されている方式です。
安価で分解して掃除が可能です。
しかし、ベアリング調整はシビアです。

カートリッジ式は、クロスバイクや廉価なロードバイクに使われていることが多いです。
中身を分解することは不可能で、壊れたら交換します。
カップ&コーンに比べたら、メンテナンスの頻度は低く、耐久性も高いです。

外部BBは、ロードバイクなどに多く使われていて、規格が乱立しているので、必ず取付時には、ショップなどで相談してから交換するのが最もベターな方法です。

スポーツ自転車で、BB交換をすることはよくありますが、実は最も変化が見えやすいのはシティサイクルです。

体験談として、毎日通学で使う学生(特に男性)に関しては、1年~2年程度でBBをダメにするパターンが非常に多く、修理の際はカートリッジ式に交換しています。

修理後は、BBのガタツキのトラブルが明らかに減っています。
普通のママチャリのBBを交換するだけでも、駆動系のトラブルを減らすことができるので、普通のママチャリでも交換することを、個人的にはおすすめしたいです。

自転車のクランクの交換方法について

クランク交換に関しては専用工具が必須になります。

自転車の種類によって若干違ってきますが、代表的な例で説明をします。

カップ&コーンとカートリッジ式の必要工具として、

・マイナスドライバー、14mm
・ラチェットレンチ(もしくは8~10mm六角レンチ)
・コッタレスクランク抜き工具
・モンキースパナ

が必要になります。

外部BB使用のクランク(今回はシマノ ホローテックⅡを例)の場合は、

・5mm六角レンチ
・ホローテックⅡ専用のクランク取付工具(シマノ純正で¥400もあれば購入可能)

があれば取り外し、交換可能です。

◎取り外し方法・取り付け方法
・カップ&コーン式・カートリッジ式

①クランクのキャップをマイナスドライバー(もしくは六角レンチ)で取り外します。

②クランク固定ボルトが見えるので、14mmラチェットレンチで取り外します。(このボルトは正ねじ)

③クランク抜きをねじ込んで(外形が大きい方)、モンキースパナを使って、中央の押し出しボルトをねじ込んでいくとクランクが外れます。

④取り付けは、クランクをBBに差し込んで、クランク固定ボルトをラチェットレンチで締めこんでいく。

キャップを付けて終了です。

・ホローテックⅡ

①左側のクランクにある六角ボルトを緩めます。

②クランク取付工具を使って左クランクのキャップを外します。

③左クランクが外れます。
このときは、特に工具は不要です。

④右クランクは、左クランクと繋がるためにシャフトが通っているので、左側のシャフトをプラスチックハンマーで叩くと、右クランクが外れてきます。

取り付けは④から、逆の作業をしていけば良いです。

駆動系はしっかりと取り付けないと、致命的なトラブルが出る可能性もあるので、自信が無い場合はプロに相談しましょう。

自転車のボトムブラケットの交換方法について

BBの交換での注意点は、取付トルクが高いので、取り外しの際には工具が外れたりして部品等がナメてしまうと、取り外しができなくなってしまうので、慎重な作業が必要になります。

そして、右側のBBについては、逆ねじと言って普通のねじと反対になっています。
間違えると、ねじやフレームを痛めるので注意が必要です。

カップ&コーン・カートリッジ式での必要工具

・各規格に沿ったBB取り外し工具
・S型フックスパナ
・モンキースパナ
・グリス

が主に必要になります。

※カップ&コーン式のBB工具は、一般的に売られていることが少ないので、通販などで探した方が良いです。

ちなみに、カップ&コーンでも、数種類の形があるので、自分の自転車のBBの形を確認する必要があります。

外部BBにも専用工具があります。
各メーカー純正の物を使った方が一番良いと思います。
その他にグリスがあれば、交換作業を行えます。

・取り外し方
カップ&コーン

①前述のクランクの交換方法で説明した方法で、クランクを取り外します。
左側のロックリングをS型フックスパナで取外し、BB取り外し工具を左ワンにはめて、モンキースパナで回します。(この際は正ねじ)

②左のワンが外れたら、中のリテーナー(ベアリング)とシャフトを取り外します。

③右ワンの作業は左側と同様です。
逆ねじなので、緩めるのは時計回りです。

④取り付けは④から逆に行ないます。

カートリッジ式・外部BB

①取り外しは左側からで、専用工具をはめこんで取り外しますが、このとき工具が外れやすいので、注意して作業する必要があります。

②右側は、逆ねじなので気を付けて作業をします。

いずれも取り付けのときには、グリスを塗ってから取り付けた方が焼き付き防止になります。
カップ&コーンに関しては、たっぷりとグリスを入れた方が良いです。

おすすめのクランクをご紹介

私個人のおススメのクランクは、スポーツ自転車に関しては、シマノが一番だと思っています。
なぜなら、日本国内での自転車パーツ供給で、一番心配ないメーカーであると思うからです。

クランク長を選べますし、値段としても手頃な物が多いし、手に入れやすいです。

10万円~20万円以下のロードバイクに関しては、クランクがシマノでなく、他メーカー(例としてFSAなど)が使われているので、変速性能がフルに発揮できる組み合わせではないと考えています。

そこでシマノのコンポーネントで統一すれば、変速性能をフルに生かせる仕様になります。

個人的に使用しているクランクについては、シマノのアルテグラにROTORのQRINGSを組み合わせて使用しています。

ROTORの最大の特徴は、ギア板が楕円状であるということです。
これにより、ペダルを回しやすいといったことがあります。

しかしながら、楕円形の弱点としては、変速性能が通常の真円のチェーンリングに比べて悪いので、平坦路が多い所では効果を発揮できません。

私は複数台ロードバイクを所有していますが、使用用途に合わせてクランクは交換しています。

スポーツ自転車初心者の方は、コンパクトクランクと言われる物を使うのが間違いないでしょう。
ギア比が軽く設計されているので、ペダリングが軽くできるので、坂道でもノーマルクランクに比べて上りやすい印象です。

そのため、膝への負担も少ないので初心者向けといえます。

自転車のおすすめボトムブラケットをご紹介

個人的に、おすすめのボトムブラケットは、シマノのデュラエースです。

回転性能については、他のセラミックベアリングを使用しているものよりも、若干鈍いと感じますが、通常に使う分には申し分のない性能を持ち合わせています。

自転車仲間で軽量のボトムブラケットを使っている人は、
「半年に1回程度分解をして、グリスアップなどを行わなければ、回転性能が維持できない」
と話していますが、私が使用しているデュラエースに関しては2年程使用していますが、性能落ちはほとんどなく、1年に1度のメンテナンスも掃除程度で済んでいます。

「シマノの最高グレードの商品はさすがだな!」
と感心してしまいます。

価格も4千円くらいで購入できるので、コストパフォーマンスも非常に高い部類に入ると思います。

セラミックベアリングを使用したボトムブラケットなどもありますが、価格も1万円以上と高価ですし、競技に使用しないというのであれば、オーバースペックな商品でもあると個人的には思います。

私自身、シマノの回し者ではないのですが、日本国内ではシマノがアフターなどの面などを考えても最強と考えています。

ちなみに、今回ご紹介したものについては、クランクがソラ以上のグレードでないと使用はできません。
ソラのひとつ下のクラリスに関しては、交換不可ですので注意が必要です。

クランク・BB交換に際して

ペダリングをする癖や体型などは千差万別ですので、ペダリングで違和感を感じたらクランクが合っていない可能性がありますので、ショップで相談することをおすすめします。

そのときのショップ店員の対応で、ある程度そのショップが信頼できるか、そうで無いかを判断できる材料になります。

幸い、永くお付き合いのできるショップが見つかったのであれば、自分の要望を伝えつつプロからのアドバイスを貰って、最良の組み合わせを見つけ出すのも自転車の楽しみ方だと思います。

自転車をきっかけに、同じ趣味の人と話が盛り上がるのも別の楽しみになると思います。

 - ペダル クランク, 自転車 パーツ交換, 自転車全般