デュラエースのクランクは軽い?重量から見るコンポーネント

シマノのロード用コンポのハイエンドモデルと言えばデュラエースですが、ロード乗りなら誰もが一度は憧れるものではないでしょうか?

シマノのコンポは、デュラエースとその他のグレードとの重量差と価格差が非常に大きいのも特徴です。

今回は、コンポの重量の中で約1/3を占めるクランクを中心に、コンポの重量について考えてみたいと思います。

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デュラエースの重量①~クランクの差が大きい!

デュラエースのコンポ一式の重量は1,950g(BB除く公表)で、他社のハイエンドモデルと比較すると、カンパのSuperRecord(スーパーレコード)が1,843g、スラムのRed(レッド)が1,736gなので100~200g劣勢です。

しかし、価格は一番安いので、その分と考えられなくもないですし、圧倒的な走行性能は言わずもがなですよね。

他社比もさることながら、デュラエースはシマノの中では頭1つ、いや2つ飛びぬけた存在ということが重量と価格の差で分かると思います。

セカンドグレードのアルテグラは、2,278gで300g以上重くなりますが、価格は11万以上下がります。

105に至っては500g以上重くなりますし、価格は1/3以下になりますので、同じ11速でもここまで違うのかと驚きます。

中でも大きな重量差があるのがクランクで、アルテグラがR8000系にモデルチェンジされ、多少軽くはなりましたが、それでもまだ80g以上デュラエースの方が軽いです。

他社がカーボンクランクを出す中で、アルミでも軽くて、高い剛性を持つ技術は、さすがシマノといったところでしょう。

デュラエースの重量②~クランクの歴史

現在、シマノのドライブ側のクランクは最下位モデルのクラリスに至るまで全てが、チェーンリングにアームを4点留めする4アームの技術を採用しています。

4アームはデュラエースが、7900系から9000系にモデルチェンジされたときに導入された技術ですが、従来アーム側で出していた剛性を、シマノは7900系からチェーンリングの方で出すようにしていました。

その結果、アーム側の剛性がそれほど必要なくなったために、9000系からはクランクアームと180度反対側のアームを抜き、従来の5アームから4アームになりました。

この時点でデュラエースのクランク重量は50g以上軽量化され、現行の600g前後になりました。

ただ9100系に関しては、アームを少し太くして剛性を高めたという触れ込みですが、重量が9000系と変わっていませんし、ユーザーさんのインプレなどを聴く限りでは、実感できるほどの差は無いとのことです。

デュラエースの重量③~クランク以外も結構な差が!

クランクは、人力がストレートに伝わる箇所なので、軽量化にも力が入る部分だと思います。

しかし、アルテグラとの重量差80gで、約3万円差ですからね…
デュラエースは改めて「高嶺の花」なのかなと思っちゃいますね。

デュラエースとアルテグラの比較で、その他のパーツを見てみますと、STIレバーで約60g、Rディレイラーで40g、スプロケットで40gデュラエースの方が軽くなっています。

特にRディレイラーとスプロケは、価格もデュラエースはアルテグラの3倍以上になりますので、かなり高級品として扱われています。

カセットスプロケットに関してはデュラの9100系も、アルテの8000系もワイドレシオがラインナップされましたので、その価格差と重量差を気にされている方も多いと思います。

重量差40gをどう考えるかは個人の価値観の差もあると思いますが、個人的な見解で言わせてもらうなら、スプロケだけで変速性能に大きな差が生まれるとは思えないので、そこに25,000円(デュラ)投資するなら、7,000円前後で済むアルテグラで十分かと思います。

デュラエースと他コンポとの比較①~カンパニョーロ編

ここまではシマノ製を中心にクランク周辺を見てきましたが、ここからは他のメーカーのコンポも見ていきたいと思います。

まずはイタリアのカンパニョーロですが、コンポに関してはシマノに押されっぱなしの状況ですが、独自の高級志向路線を行っているので、売れ筋のほとんどが上位モデルです。

また、全体的に他メーカーよりも軽量なので、ヒルクライム向きと言えます。

ただ価格が飛びぬけて高額で、最上位グレードのスーパーレコードは、デュラエースよりも16~17万円も高いです。(機械式変速)

細部にカーボンを使用し、性能を高めた上で重量も軽くなっているだけに、ちょっと他のメーカーのコンポとは比較できないグレードにあるとも言えます。

何とクランクひとつで12万円前後しますので、おいそれと手が出るものではないですね。
ちなみに、カンパの人気アルミホイール「シャマルウルトラ」が買えてしまう値段ですね。

その下のレコードが、性能的にはデュラのライバル格になるのかなと思いますが、それでもクランクで3万円以上高いです。

近代的でメカチックなシマノのコンポに比べると、細部に渡って作り込まれた、イタリアの職人の技が感じられるようなパーツの数々が目を引きます。

デュラエースと他コンポとの比較②~SRAM(スラム)編

シマノ・カンパと並び世界三大コンポメーカーと言われているのが、アメリカの「SRAM(スラム)」です。

日本での普及率が低いため情報も少なく、搭載している人もあまり見かけないので、導入を躊躇する人もいるかもしれませんね。

デュラエースのライバル格であるハイエンドモデルの「レッド(Red)」は、コンポ一式で1,736gという破格の軽さで、特にカーボンを使用しているとはいえ、クランクの重量557gは特筆したものです。

また最近は、世界初の無線式電動変速を採用したetap(イータップ)が注目を集めており、世界の自転車メーカーが最新のハイグレード完成車にetapを選び始めています。

デザインは良く言えば個性的、悪く言えば子供のおもちゃと言った派手さが目立つ感じです。

そこらかしこに大きめにロゴを入れる辺りが、いかにも「アメリカンファースト」ぽくて、好き嫌いがはっきりと分かれそうです。

しかし、グランツールでも使用されているコンポなので、性能が落ちるということは無いと思います。

デュラエース9100のクランク互換性

ここまでロードバイクのコンポを見てきましたが、最後にひとつだけ注意しておいていただきたいことを書いておきます。

それはクランクをデュラエースの9100に換装する場合は、フロントディレイラーも交換する必要があるということです。

旧モデルとの互換性を持たせないことが多いシマノにしては、9000系と9100系は互換性がある方なんですが、クランクセットだけは旧型のフロントディレイラーとの互換性が無いです。

これは、9100系のチェーンリングが0.4mmほど外に出た関係だと思います。

さて、今回はロードバイクのコンポを重量面を中心に見てきましたが、何とも上を見たらキリが無いと言うか、奥が深いのを痛感しました。

個人的にはロードのカスタマイズにおいてコンポ一式の換装という概念は持っていないので、パーツごとを細かく見ていくのが好きなのですが、正直クランクなどは各メーカ―の進化に本当に驚かされました。

特にシマノはアルミ素材でありながら、もう少しで600gを切るところまで来ていますから、技術の革新は目覚ましいですね。

コンポは自己満足!

コンポは変化の実感が少ないとも言われており、ある意味自己満足の世界になると思います。

重量なのか?性能なのか?「いやいや値段だ」という人もいらっしゃるという人もいると思います。

それだけに、自分なりのポイントを持って、こだわっていきたいところですね。