自分の自転車に愛着がでてくると、色々と手を掛けてカスタマイズしたくなるものです。
パーツを交換することに始まり、サイコンなどを取りつけたり、バーテープの色を変えてみたり、おしゃれにもこだわるようになります。
そんな中で、今回はホイールに取り付けるledライトをご紹介します。
夜道を走る上でも安心なライトですので、参考にしてみてください。
ホイールに付けるledライトとは?
まずは、ホイールに取り付けるledライトとは、どんなものなのかご説明します。
ホイールの内側やスポーク、エアバルブなどに付けると、タイヤの回転によりひとつの輪に見えたり、ホイール全体が光ったり、中には文字や絵を浮かび上がらせるものもあります。
装飾品なので、自転車の機能としては無関係ではありますが、夜などは自動車や歩行者からの視認性アップにもつながりますので、夜間走行が多い人などは一考の価値があると思います。
だいたいのものは電池式ですから、複雑な配線などもありませんし、価格も安価なものが多いので、気軽にカスタマイズできるのも良いですね。
特にバブルキャップに取り付けるタイプは小型で軽量なので、あまり仰々しくも無いですし、色の種類も豊富なので、入門編としておすすめです。
おすすめのledホイールライト
では、具体的にledホイールライトを紹介しましょう。
【ピア(PIAA) FERRIS MINI (フェリスミニ) ホイールLED】参考価格:¥1,300
エアバルブに取り付けるタイプで、ホイールライトの主流と言っても良い商品です。
色は白・ピンク・青・緑・オレンジの5色があります。
タイヤの回転により1本の輪になって光るので、横からの視認性が抜群に良くなります。
停止時は消灯して、また走り出すと点灯するので、電池の持ちも良いです。
【ArtMK 自転車ホイールライト】参考価格:¥1,000
こちらもエアバルブに取り付けるタイプで、こちらは模様が浮かび上がるタイプです。
車輪が回転するにつれ、模様が15種類変化していきます。
最新のデザインになっているので、両面で光ります。
【Celsus(セルサス) スポークリフレクター】参考価格:¥1,650
こちらはライトではなく、周りの光を反射させるものです。
素材をスティック状に成形してあるので、スポークにしっかりと装着することができます。
前後左右、全方位からの光を反射するので、確実に視認性はアップします。
おすすめのledホイールライト②
さて、ここからは、より派手にホイールを装飾したい人向けのledホイールライトをご紹介します。
【KEKU ブライトバイクホイールライト】参考価格:¥1,100
スポークにワンタッチで簡単に取り付けられます。
合計30種類の発光パターンがあり、走行中は3秒ごとに切り替わっていきます。
コスパの高いホイールライトだと思います。
【Monkey Light モンキーライト M232】参考価格:¥6,980
価格もグッと上がりますが、16色と42種類のテーマで何百通りもの組み合わせが可能です。
単三電池3本で作動できますし、取り付けには21の言語に対応した説明書の他に、YouTubeによる取り付け手順ビデオが含まれますので、誰でも取り付けることができます。
ペダルを漕いでいると、次々と色々なパターンがホイールに浮かび上がり、200ルーメンの強力な照度があるので、視認性は抜群です。
防滴仕様なので雨の日でも使用できますし、悪路でも気にせず走れます。
とにかく周りから注目されることは間違いないので、差別化を図りたい人には、かなりおすすめです。
超ハイテクledホイールライト!
【XuanWheel ホイールライト】参考価格:¥4,600
こちらはスマホのアプリと連動して、自分の好きな写真や文字をホイールに投影できます。
複雑な絵などは細部までの投影は難しいものの、文字やロゴ、アニメのキャラクターなどは、見た目にはっきり分かるレベルで映し出せます。
また、サイクルコンピューターとしての機能もあり、平均時速や最高速度、距離なども計測してくれます。
明るさも十分確保されていて、視認性を高める安全グッズとしても、もちろん使えます。
ここまで、数々のledホイールライトをご紹介してきました。
自転車を彩る装飾として提案しましたが、もうひとつ重要な役割もあります。
何度か商品紹介の中でも登場した「視認性」という言葉が重要なキーワードになります。
視認性とは、夜間などの見通しの悪い状況で、他者から自分を認識してもらえるかということです。
例えば、自動車から見て自転車の視認性が悪い場合は、交差点で左折をするときに横を走っていることに気付かず、巻き込んでしまうことがあります。
ですから、ホイールライトには装飾の側面と共に、視認性を高める目的もあるのです。
そこで次項では、視認性を高める、他のアイテムについてご紹介したいと思います。
視認性を高めるのは何と言ってもledヘッドライト!
スポーツ自転車はママチャリなどと違い、ヘッドライトが標準装備されていません。
しかし、自転車の夜間無灯火運転はルール違反ですので、当然取り付けなくてはなりません。
そこで、ここでは、ライトの選び方についてみていきましょう。
まず、自転車のライトは明るければ明るいほど良いです。
視認性を高めるのはもちろんのこと、車両としての義務とも言える、前方を照らして相手を発見したり、道路の状況を確認する「被視認性」も重要なので、とにかく明るいものを選びましょう。
目安としては300ルーメン以上と考えておいてください。
ledホイールライトで、ホイール全面に投影させるタイプのもので200ルーメン程度です。
また、ランタイム(連続使用可能時間)も重要です。
電池・バッテリー式のライトには明るさのモードがあって、最大光量のモードで使用すると、極端にランタイムが短くなります。
従って選ぶ際には、自分が連続して使いたい時間で、どれくらいの明るさがあるのか確認する必要があります。
例えば、最大光量が300ルーメンでランタイムが1時間の場合、もし自分が2時間連続で乗らなければならないとしたら、明るさのモードを半分の150ルーメンにしなければいけません。
こうなると、十分な明るさとは言えないので、もう少し最大光量が大きいものを選ぶ必要があるということです。
おすすめのledライト
【キャットアイ ヘッドライト 【VOLT1600】 リチウムイオン充電式】参考価格:¥15,300
こちらは最大光量1600ルーメンの強力なヘッドライトです。
1600ルーメンでも2時間連続使用できますし、500ルーメンのミドルモードで5時間使えます。
速度が速くなるほどに明るいライトが必要になりますので、ロードバイク向きだと思います。
【キャットアイ ヘッドライト 【VOLT800】 リチウムイオン充電式】参考価格:9,900
上記と同じキャットアイの製品です。
コンパクトな作りですが、最大800ルーメンで連続2時間使用可能です。
ミドルモードでも350ルーメンと、十分な明るさを保ちながら3.5時間使用できます。
【SHENKEY 自転車ledライト】参考価格:¥3,200
最大1000ルーメンで、この価格ならコスパはよいですね。
モードが最大と弱の2つのみで、弱モードは若干明るさが足りないのが欠点でしょうか。
視認性の点から、ホイールライトとの併用がおすすめになります。
最大モードで2時間程度のランタイムなので、通勤・通学などがメインの人にはおすすめできます。
ライトは飾りだけではありません!
今回はledホイールライトとヘッドライトについてお話しました。
自分の自転車を目立たせるということは、単なる装飾というだけではなく、視認性のアップという重要な側面もあります。
余り派手なのはどうも…と敬遠がちになる方にも、さりげないホイールライトなどもたくさんあるので、ぜひ検討してみてください。