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TIMEのロードバイク用ビンディングペダルのメリット

2016.4.29

こんにちは、じてんしゃライターふくだです。

ロードバイク用のビンディングペダル、いくつか種類がありますよね。
僕ら日本に住む自転車乗りにとって、一番身近なのはシマノでしょう。
他にもLOOKやスピードプレイ。

今回は、TIMEのビンディングペダルについて、お話してみましょう。

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ロードバイクのビンディングペダルの消耗品?

ロードバイク用のペダルと、ひと口に言っても何種類かのメーカーから出ていますが、一体何が違うのでしょうか。

まず、ロードバイクのビンディングペダル、ロードバイクの用品を使う上で考えなければいけない重要なことのひとつに、消耗品の問題があります。

例えば、高級品として知られるカンパニョーロ。
もちろん、コンポーネントセットの値段も高いのですが、一番、お金が掛かるのが消耗品です。

ワイヤーセットやBBのベアリングなど、自転車に乗っていく上で、どうしても消耗していく用品の値段が高いという問題があります。

ビンディングペダルの場合、靴に取り付けるクリートがすり減ってきます。
できるだけ歩かないようにすることで、消耗をいくらか抑えることも可能ですが、どうしても徐々にすり減ってきてしまいます。

シマノのビンディングペダルが人気の理由のひとつが、消耗品が比較的どこの自転車屋さんでも、簡単に手に入るということです。

LOOK・スピードプレイ・TIMEの場合、置いているお店と、そうでないお店がどうしてもあります。
それ以外のメーカーの場合、いよいよ入手が難しくなってきます。

もちろん、行きつけのお店で、いつもそういうメーカーのビンディングなどが、いつも置いてあれば問題ないです。

しかし、近くの自転車屋さんでクリートが無いと、困ったことになる可能性もあります。
消耗品の問題以外では、ペダルの回転性能(ベアリング)・剛性感・着脱の感触・軽さといった違いがあります

LOOKのロードバイク用ビンディング

ロードバイクのビンディングペダルの歴史で見ると、実は一番早くに現れているのはLOOKなんです。

元々、スキー用のビンディングシステムの技術を持っていたLOOKが自転車用ビンディングを開発し、それを追い掛けるように、TIMEなどの各メーカーからビンディングシステムが出てきました。

余談ですが、ビンディングペダルが現れる前までは、トゥークリップと言って、足をペダルに縛り付けて固定していました。

トゥークリップ式は、特にプロの選手が使う場合、足とペダルがズレないようにガチガチに縛るため、転倒・落車したときに重大なケガにつながることもありました。

踏み込むだけで簡単にペダルと足が連結され、ひねるだけで足とペダルが外れるビンディングシステムなら、転倒してもその衝撃で足とペダルが簡単に外れ、選手の安全につながる実に素敵なシステムなんですね。

元祖・ロードバイク用ビンディングペダルと言えばLOOK。
そういうわけで、今でもシマノの次によく見かけるペダルと言えば、LOOKかもしれません。

ちなみに、構造・使い勝手としては、LOOKのシステムをシマノが真似しているような形なので、基本的には同じです。

ただ、シマノの方が前述した通り、交換用のクリートが手に入りやすいというメリットがあります。

また、シマノは、他のコンポーネントも作れる技術力があります。
特にベアリング周りに関しては、シマノは定評があります。

対してLOOKのメリットは、やはりフランスメーカーということで、自転車乗りの間では、ツウっぽいようなイメージがありますね。

TIMEのロードバイク用ビンディングは?

さて、そろそろ今回の話題のTIMEのビンディングペダルについて、お話していきましょう。

TIMEの創設者は、実は元々LOOKのビンディングペダルを開発したのと同じ人だそうです。

LOOKのビンディングシステムも、もちろん素晴らしいけれど、それ以上に良い物を作りたいということで、TIMEという別の会社を作ったとのことです。

TIMEのペダルがLOOKやシマノのペダルと大きく違う点は、フロート機能です。
「え?フロートってなに?」

フロートと言いますと、簡単に言えば、遊びですね。

完全にガチガチに固定してしまうと、膝に負担が掛かります。

「シマノなんかも黄色いクリートにすれば、いくらか遊びがあるじゃないの」

そう、シマノなどにも、いくらかフロート機能はあります。
しかし、TIMEのフロートを一度体験すると感動があります。

シマノなどのフロートは、遊び・ガタと言ったような感じでしょう。

しかし、TIMEのフロートは、ほど良い力でセンターに戻るような力があり、とても自然です。
ガタツキではなく、これぞ本物のフロート機能だな、と言ってしまっても良いかもしれません。

ロードバイクに乗るとき、膝に痛みや不安がある人は、TIMEのペダルを一度試してみると良いと思います。
本当に素晴らしいです。

また、TIMEのペダルは軽いということも特徴です。

実際、ペダル重量のみで言えば、シマノよりも軽いです。
ただ、シマノはクリートが軽いので、合計の重量で言うと同価格帯であれば、さほど大きい違いがあるわけではありません。

TIMEのビンディングペダルのデメリット?

さて、フロート機能の素晴らしいTIMEですが、デメリットもあります。

まず、筆者自身が使っていて一番思ったポイントは、ベアリングが少々微妙です。
別に気にしなければ気にしないでも良いのですが、使用していると段々ペダル軸がガタついてきます。

もちろん、ペダル軸が折れたりなどの致命的な欠陥ではありませんし、ロードバイクで走っているときには、さほど気にならないのですが、メンテナンスなどのときに手で触ると、
「あれ?ペダルにガタがある?」

と感じる程度です。

シマノのペダルは、さすがにベアリングで定評があるので、そういったガタはそうそう発生しません。
また、剛性感としても、少々力が逃げてしまうような感覚が否めません。

フロート機能のせいというより、ボディの材質の違いでしょうか。
転倒の際に、折れたり破損しやすいというのもTIMEのデメリットです。

ロングライド、トライアスロンならTIME

あくまで筆者の個人的な考えですが、ロードバイクをヒルクライムなどのように、高出力でガンガン踏みたいという人はシマノが良いと思います。

シマノのペダルは、しっかりと力を受け止めてくれる感覚があります。
ロングライドなど、長時間乗るという人は、TIMEの方が圧倒的に膝は楽でしょう。

もちろん、あくまで筆者の個人的な好みです。
ガシガシ踏む人でも、TIMEが好きな人はいますし、ロングライドでシマノを使う人もいます。

また、ロングのトライアスロンの人からも、TIMEは人気があります。
トライアスリートは、少なからず膝のトラブルを抱えやすいです。

やはり、ランパートで膝に負担が掛かりやすいんですね。

また、見た目の問題としてもTIMEは、何となくかっこいいんじゃないかなと、筆者は個人的には思っています。
トライアスロンでは、自分の自転車をバイクラックにかけるのですが、そのときに、こだわりのあるパーツが付いていると、やはりカッコイイものです。
あくまで自己満足かもしれませんが、自己満足は大事です。

ちなみにTIMEのロードバイク本体は?

ビンディングペダルでもツウ好みされやすいTIMEですが、ロードバイクの車体本体でも、やはりツウから人気があるメーカーです。

LOOK、TIMEという、フランスのメーカーの車体って憧れという人は、少なからずいるでしょう。

筆者もやはりLOOK・TIMEのロードバイクを道で見かけると、
「おっ、良い自転車乗ってるな、かっこいいな」
と、素直に思います。

性能に関してはどうなの?

と言いますと、GIANTやTREKといった大メーカーと同じ値段帯で比べてしまうと、少々見劣りするかもしれません。

特に普及グレードの製品の場合、どうしても大メーカーが有利になりやすいです。
これは、LOOK・TIMEに限らず、多くのメーカーでそうじゃないでしょうか。

コストパフォーマンスという意味では、少々よろしくないと思います。

なので、万人にすすめやすいとは言いがたいですが、それなりの金額の予算を用意できて、どうしても憧れだから欲しいという人には、実に素晴らしい自転車でしょう。

まとめ「TIMEのペダルは膝に優しい」

TIMEのビンディングペダルについて、みてきました。

やはり無難に行くならシマノですが、何より膝への優しさということでTIMEが好きという人も多いです。
他のメーカーにはない特徴があるというのは、素晴らしいことです。

ちなみに、今回はスピードプレイについては書きませんでしたが、スピードプレイのメリットは位置調整がしやすいということでしょう。

どのペダルが一番良いということはありません。
その人に合ったペダルを使うのが一番です。

無難なのはシマノですが、もちろん最初からTIMEなどのペダルを使ってみるというのも良いでしょう。

やっぱりみんなが使っているシマノより、ちょっと珍しいし形もカッコイイからTIMEを使ってみるというのも良いでしょう。

ただ、メリットとデメリットは、理解しておくのは大事ですね。

 - ペダル クランク, ロードバイク