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ロードバイクのホイールは10速から11速用に換えられる?

2017.5.13

11速化に興味はあるけれど、そのホイールは今持っている自転車に取り付けられるのか、よくわからないですよね。

また、11速化はどのようなメリットや効果があるのかも、疑問に思う人もいるかと思います。

10速ホイール、11速ホイールが8速・9速の自転車に取り付けられるのか、メリットなど、調べてみました。

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ロードバイクのホイールは11速が主流

ロードバイク用のホイールは11段変速用が主流です。

今回はそのホイールをクロスバイクなどの8速や、コンポのグレードをひとつ下げて、10速用でも使えるかどうかという話になります。

コンポーネントへの対応は歯車であるカセットスプロケットの幅と、それを取り付けるホイールの真ん中の部品であるハブの長さで決まります。

これが変速機の段数によって微妙に違っているので、何でもかんでも対応できるものではないんです。

ちなみに、カセットスプロケットの幅は11速>8・9速>10速となり、11速が一番厚みがあります。

例えば、10速と11速では、カセットスプロケットの幅が2.85㎜違うので、ハブの長さも2.85㎜違います。

ですから、このままの状態では交換することができないので、その幅を埋めるスペーサーという部品を用いることで対応可能となります。

2.85㎜の違いは1.85㎜のスペーサーと1㎜のスペーサーを使いますが、大抵の場合はホイールやスプロケットを購入すれば同梱されてきますし、購入するとしても数百円のものです。

10速や11速をほかの自転車に取り付けられる?

先ほどご説明したように、11速用のホイールに10速用のカセットスプロケットを取り付けることは可能でした。
では、その反対はどうでしょうか。

これは結論から述べると、不可能です。
いわゆる「大は小を兼ねること」はできても、「小は大を兼ねること」はできないからです。

ただ例外として、幅の狭い11速用のカセットスプロケットも販売されているので、それを使えば不可能ではありません。

また、11速用のホイールに10速のスプロケットが付けられるということは、8・9速用も当然付けられます。
10速に比べて1㎜幅が広いので、噛ませるスペーサーは1.85㎜のみでOKです。

ホイールハブが一番長い11速用のホイールには、下のグレードのカセットスプロケットは、全て取り付け可能ということになります。

10速ホイールは8・9速の自転車と互換性なし?

上記の事をまとめていくと、11速用のホイールはハブが長いので、全てのカセットスプロケットの幅に対応可能なので、取り付けられました。

ということは、ハブの長さが一番短い10速用のホイールには、それより厚みがある他のスプロケットは取り付けられないことになります。

ですので、10速用のホイールを使っている自転車は、リア10速しか装着できません。

では今度は、ほとんどのクロスバイクに純正装備されている8・9速用のホイールに、10速以上のカセットスプロケットが装着できるかどうかの話になります。

これは8.9速用よりも幅が薄い、10速用のスプロケットならば取り付け可能です。
8・9速用との幅の差は1㎜ですので、スペーサーは1㎜のものを1枚だけ噛ませれば大丈夫です。

ただしコンポーネントの老舗である、シマノ CS4600 ティアグラに関しては、10速用のコンポでありながら8・9速用と同じ厚みがあるので、スぺ―サーは必要ありません。

8速・9速ホイールに11速のスプロケは取り付け可能?

8.9速用のホイールには、10速用のカセットスプロケットが装着できるということが判りました。
しかし、幅が広い11速用は取り付けられません。

ですので、8.9速用のホイールを履いている自転車は10速までが限界で、11速化を図るにはホイールごと交換しなければなりません。

少し話がややこしくなってきたので、今回のホイールとカセットスプロケットの話をまとめてみましょう。

・11速用のホイールはスペーサーを使うことで、すべてのカセットスプロケットを装着できる

・10速用のホイールは、10速用のカセットスプロケットしか装着できない

・8・9速用のホイールには10速用のカセットスプロケットは装着できるが、11速用は装着できない

これらをみてみると、10速用のホイールはちょっと使い勝手が悪い感じがしますね。
しかもホイール単体で見た場合、10速用と11速用は値段の差があまりありません。

ロードバイクでは、後々のことも考えると、11速用のホイールにしておいた方が良いですね。

シマノのコンポは105まで11速化している

10速、11速という話をしていますが、「たかが1速違うだけでしょ」と思う方も多いと思います。
ところが、これが大きな違いを生み出すんですね。

10速から11速にリアギアが1枚増えると「ギアとギアの段差」が小さくなります。

いわゆる細かいギアが増えることにより、ケイデンスが維持しやすくなり、ペダリングが楽になるのです。
その意味でも11速化を図る意味は、大いにあるわけです。

さて、11速というとコンポーネントの中でも、中~上位クラスに入ってくるところです。
シマノのコンポーネントでは、上位から3番目のグレードである「105」から11速化されています。

11速対応のコンポーネントは、まず軽くて丈夫です。

また、パーツが誰にでも扱いやすくなっていて、メンテナンスも容易です。
もちろん、ホイールが11速用になっていることが前提ですが、おすすめできます。

あとは、どのコンポを選べば良いかということになりますが、11速化している中で最高グレードのデュラエースは段違いの高級コンポなので、その下のアルテグラか105がおすすめです。

価格の差はフルセットで約3万円くらいで、アルテグラの方が高いです。
3万円程の性能差があるかどうかは微妙ですが、軽さや耐久性はアルテグラに軍配といったところです。

ですので、予算に余裕があるならアルテグラの方をおすすめしたいと思います。

コンポが10速でも11速でもホビーレーサーには関係ない?!

さて、シマノのコンポーネントには、かなりのグレード差があるのですが、一体何が違うのかをご説明します。

まず、ロードバイク用のコンポでは、変速段数が大きく違います。
ロードバイクのエントリーモデルに採用されているクラリスやソラは8.9速。
中位モデルで、クロスバイクの高級モデルにも採用されるティアグラが10速。

先ほどご紹介した、そこから上の3つのグレードが11速となります。
段数が上がるごとに、全体的に軽量化され、耐久力が上がり、価格も上がっていきます。

ただ、自転車の性能はコンポーネントだけが決め手になるわけではありません。
フレームの素材であったり、ハンドルの形状、タイヤやホイールの太さや質など、様々な要素が絡んできます。
コンポはその中でも、安全性や快適度を決める上で大きな役割を果たしています。
ブレーキの効き具合やスムーズな変速などが、グレードによって変わります。

ですから、そういった事に重きを置いて考えるならば、コンポの載せ換えも効果がありますが、ロードバイクの大きな醍醐味であるスピードは、変化がそれほど実感できないと思います。

コンポはフルセットであれば、低グレードでもそれなりに値が張ります。
自分の用途と自転車に求めるものを、よく考えて選びましょう。

11速化は選択肢のひとつでよい

10速で十分という人もいますので、無理に11速にする必要はないと思います。

新たに購入を検討しているという人は、悩みどころかもしれませんが、初心者であれば、あまり気にするポイントではありません。

一番最新の機能が欲しい人や、金銭的に余裕がある人は、選択肢のひとつに入れてもいいかも知れませんね。

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